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FIFA W杯 E組(日本)・F組のみ時間入替の真相は?

2010年06月23日 01時20分21秒 | 時事

 FIFAワールドカップ南アフリカ大会も第3節に入った。

 第3節に入るとA組とB組、C組とD組というように決勝トーナメントでぶつかる組が同日の試合日になる。
A組からH組の8組でアルファベットの先の方が16(日本時間23)、後が2030(日本時間330)にキックオフとなる。我ら日本はE組ゆえ決勝トーナメント相手のF組より早い時間になるのだが、この組だけが唯一逆転している。

 それも日本が決勝トーナメント進出をかけた一番大切な試合で日本時間330分になってしまった。間違い無く、放映権、パートナー・スポンサー企業の力が働いている。

 オリンピック同様にお金により試合時間が決定される訳だが今回のEF組の中でお金を一番出している企業があるとすれば日本しか無い。日本からはFIFAパートナーの『SONY』と201014年のアジア地区の放映権を取った『電通』が膨大な額を支払って
いる筈だ。

 前回のオランダ戦は視聴率が最大になると見て前々から日本のゴールデンタイムになる現地1330(日本時間2030)になった。この日本寄り時間構成により南アフリカと時差の無いオランダが2試合共に1330分になってしまい、サッカープロリーグもあり、サッカー人気の高い国オランダの為にFIFAは第3節のオランダ戦はゴールデンタイム現地時間20時30分に持っていく措置を取ったと言わざるを得ない。その為に唯一E組F組の時間入れ替えが実施された。

 第2戦で自国のまいた種を第3戦で死の時間に引き換えにした感じだ(日本以外のE組3国は時差が無いことからゴールデンタイム)。誰がこの2戦目の時間変更を指示したのか知らないが、戦前から1戦目カメルーンに勝ち、2戦目は実力とおり負け、3戦目のデンマーク戦が勝負である事は誰もが予想したものだ。2戦目がオランダのゴールデンタイム20時30分ならば、このデンマーク戦はFIFAの日程とおりに日本時間23時の試合で多くの日本国民のLIVEの応援が出来たと思うととても残念である。

 
 FIFAPartners
企業は今回6社、前回15社ゆえ金額は倍以上になったそうだ。前回が80億円と言われ今回『SONY』が8年契約で払った金額は340億円と言われている。

 この企業は今回新規に『SONY』(前回は東芝)、『VISA』(前回はマスターカード)が加わり4社は前回同様企業だ。以下のとおりである。併せてSponsors企業も記しておく。

【FIFA Partners】6社
『adidas』(ドイツ;FIFA公式ボールが全世界で1,500万個売れて750億円の売上だそうだ。
『Coca-Cola』(アメリカ;2022年までパートナー契約を更新した、凄い!)
『Emirates』(アラブ首長国連邦;誰もが乗りたいドバイの航空会社)
『HYUNDAI』(韓国;現代自動車ソナタで有名で米国のトヨタ・ホンダに取っては脅威)
『SONY』(日本;パートナー・スポンサーを含め唯一の日本企業)
『VISA』(アメリカ)

【FIFA W杯 Sponsors】8社
『Budweiser』(アメリカ)、『Castrol』(イギリス)、
『Continental』(ドイツ)、『MaDonald's』(アメリカ)、
『MTN』(南アフリカ;携帯会社)、『mahindra satyam』(インド;ITサービス・コンサル)
『seara』(ブラジル;食品メーカー)、『YINGLI SOLAR』(中国;太陽エネルギー)

 以上のように日本企業は1社で日本経済衰退のとおり、世界のアメリカは見事4社で世界の王者は変わりない。注目はBRICs(ブリックス)、経済発展が著しいブラジル (Brazil)、ロシア (Russia)、インド (India)、中国 (China) の台頭がFIFAでも著しい

 最後は愚痴になるが今後スカパーが日本で全試合放映権を持っており、一般チャネルの中継は激減する。どの国でも問題視されているFIFA W杯の人気は高まれど視聴率は低下する現象が日本でも起きてしまっている。お金を出してテレビを観ようとは思わない、スカパーの企業努力に今後期待したい


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