どうも日本の会社や祖引きは、たとえば新人が何もすることなくぼーっとしていたりすることを嫌う傾向があり、仕事に関係なくても、何かやっているという状況をつくりだしたがる。
さらに、別のことを急きょやるにあたって、それには多少の費用がかかるとなると、全くただでできることだけを探す。要は権限が与えられていないから、現場レベルでは一円たりとも使おうとしない。
特にやることがなかったり、できないなら、別に座学でも自習でも、ぼんやり考えているということも臨機応変対応で別にOKだ。なのに、むりくり何かやろうとする。
外国での研修では、カリキュラムどおり進まなくても、講師もまったく気にせず、流れながれのまま、それでも何か身につくことがあるだろうぐらい。
今回の高校生の雪崩の事故も、休んでりゃいいものを、何かやろう精神がいっぱいだった気がする。これも日本人の余裕のなさの為せるところだ。