長いですが。。
米スティール、ノーリツに対し企業価値向上策を経営計画に盛り込むこと
を要請
スティール・パートナーズ・ジャパン・ストラテジック・ファンド
(以下「SPJSF」)は、2008年1月25日、株式会社ノーリツの
経営陣に対し、近く発表される同社第3次中期経営計画に業績と企業価値の
向上策を盛り込むよう書簡にて要請しましたのでお知らせいたします。
SPJSFのマネージング・パートナーであるリヒテンシュタインは、
「我々は、ノーリツが2007年12月に公表された2010年12月までの
第3次中期経営計画の要旨(以下「計画要旨」)を拝見し、大変失望
いたしました。計画要旨によれば、第3次中期経営計画はROE6%を
目指すとしておりますが、これは企業年金連合会の目標水準(注:役員再任
の為の最低収益水準のこと)である8%にさえ到達しないものです。」
と同書簡で述べています。
SPJSFは、「ノーリツの筆頭株主*として、当ファンドは2008年2月
に詳細な第3次中期経営計画を出されるまでに、かかる点を含め計画要旨に
見られる明らかな不足事項を修正するための対策を講じていただきたいと
思います。」と続けています。(* SPJSFは、2007年11月現在
同社議決権総数の19.9%を保有する筆頭株主です。)
書簡では、ノーリツが、これまでのところ、赤字事業のシステムバス及び
システムキッチン事業の廃止または売却の検討や自社株買いを含めSPJSF
が提言したオペレーション及び企業価値の向上策の実施に前向きでないこと
や、SPJSFが推薦した国内外のグローバル企業に豊富なコンサルティング
実績をもつ経営コンサルタントとの顔合わせさえもノーリツの経営陣に
断られたことを指摘しています。
「ノーリツ経営陣が企業価値向上のために必要な措置を講じることに
前向きでなく、我々株主の提言を全く聞き入れて頂けない状況であるように
見受けられるため、我々は、次の定時株主総会または臨時株主総会において
新任される取締役候補者の代替案を提案する株主としての権利を行使するか
どうかを検討していることを申し添えます。」とリヒテンシュタインは
言及しています。
SPJSJは、ノーリツが2000年以降、一度も設定された売上及び
収益目標を達成することができず、海外の売上でも競合他社に遅れをとって
おり、利益の減少と利益率の低下が続いていることを指摘しました。
だそうです。
ちなみに、ノーリツのIRを見ました。
第3次中期経営計画要旨。
・ 国内事業を再構築
・ 海外事業を確立
・ 新規事業の開発
で、07年見込みでは、ROEが△1.6%。
これを徐々に改善して6%までもっていくと。
ちなみに、05年が4.9%、06年が3.3%
現実には6%も難しそうな気がします。
っていうか、企業価値向上策を経営計画に盛り込まれていない、わけではない。
それが十分かどうかは別だけど。










