Jさんブログ~つれづれなるままに~

糸の切れたタコのように日々ふわりふわりしているJさんの、ふわりふわりな出来事を書いてみました。

1杯の幸せ~讃岐うどん食べ歩きの旅・1日目

2006年06月24日 | つれづれ旅行記
会社帰り、ふとしたきっかけで、たまたま私の会社の近くで働く高校からの友人呑みに行くことに。その日の話題は、先日私が出掛けた四国八十八ヶ所巡りについて。
今年の四国八十八ヶ所巡りは、去年の教訓を生かし行程を1日増やし、4泊5日で出掛けたんですが、結局は去年同様朝から日暮れまで回り続け、最終日に残ったお寺は8つ。ということで、最終日は最終便までの時間を残るお寺の参拝と、名物・讃岐うどんのお店巡りをしたのでした。ただGWで混雑していたということで、行けたのはたったの2件。個人的にはまだ食い足りない気分でした。そんな話しをしていたら、お酒の勢いもあったのか、いつもの仲間で讃岐うどんを食べに四国へ行こうという話しに。
そうなれば…とすぐさまチケットを落とし、いざ羽田空港に集合です!!

今回の目的地は四国なはずなのに、乗った飛行機は羽田7:30発の大阪(伊丹)行。今回は梅雨で外にあまりいたくない気分になるだろうという点と、今回の参加メンバー運転大好き。なのでドライブがてら、瀬戸大橋なんて渡りながらちょっと旅行もという趣向です。でも着いた大阪は、予想に反して空は真っ青、見事なまでに快晴です。
レンタカーで用意された車は、たまたま偶然いつものプリウス。まずは私がハンドルを握ります。
最初に向かったのは、せっかく大阪へ来たのならと、道頓堀のいつものたこ焼屋を目指します。しかし大阪のドライバーのマナーはまた独特。目の前をウィンカー無に割り込んでくるし、車間距離をとにかく取らない。でも負けてられません。頑張って運転するのみです。
着いた道頓堀の街は、まだ10時過ぎというのもあり、至って静か。いつもは行列ができているたこ焼屋も、我々を待ち構えていたように、すぐ出してくれます。
道頓堀川の路上に座り、たこ焼で朝食です。

ここからは一気に四国を目指します。眠気覚ましのコーヒーを買い込み、旅行前日に届いたばかりのETCカードをセット。緊張の初ETC、通ったゲートは有人の一般兼用のゲート。料金所の人はETCが識別できるらしく、我々の車が近づくとそのままどうぞとのサイン。なんかちょっとカッコいいです。
阪神高速~山陽自動車道と走り、いよいよ最近まで世界最長のつり橋だった淡路海峡大橋を渡ります。暖かく湿度も高いので、白くもやがかってしまい、あまり視界しよくないのですが、その支柱間の距離の長さはハンドルを握っていると、余計に感じることができます。いつも渡るペイブリッヂより全然長いです。
そのまま高速を走り続け、大鳴門大橋を渡るといよいよ四国。ここでちょっと寄り道してうずしお見物です。
向かったのは"潮の道"という、大鳴門大橋の下を歩き、橋の真下で渦巻くうずしおを観潮できるという施設。ただ行った時間が悪かった。ちょうど満潮と干潮の間の一番うずしお見物に適さない時間。行ったら、なんだかしょぼいちっちゃなちっちゃなうずが、そこらへんで数ヶ所チロンチロン巻いてるだけ。がっかりです。
さてさていよいよ気を取り直して四国本島をかっ飛ばし、うどんのメッカ・香川を目指します。

まず目指したのは、琴電・瓦町駅近くにある「うどん棒」。
着いたのは既に15時前。さっき10時頃食べたたこ焼き以来のごはんなので、そもそものうどんの味に、空腹さが増してほんとにおいしい。やっぱりこの麺のコシはどうやっても関東では味わえません。頼んだ冷たい天ぷらうどんは、かかったダシがまた涼しげで、でも天ぷらは揚げたてアツアツ。うどんはきりっと締まってコシがある。また値段も500円程度と格安!!ほんとにうどん1杯で幸せ~と感じる瞬間です。

次に向かうは、琴電・屋島駅近くにある「わら家」。
ここの名物は"家族うどん(2,300円)"。ただ値段に驚くなかれ、このメニュー、頼むと10玉のうどんがたらいに入ってあっつあっつで出てきます。その脇にまたアツアツのひょうたん容器に入ったダシ(これが熱すぎてまたひとイベントあったり…)、生姜1本と卸し金(要は自分ですれってことみたい)、それにネギ桶がついて、あとはただ食べるのみ。
それに立ち向かうは4人のダメ大人。15時に1軒目を出て立て続けなこともあり、ちっともたらいのうどんは減っていかず。でも単純にうまいので、厳しいながらもなんとか完食。あれだけの量が、あの満腹状態で食べれる訳は、単純にその麺のおいしさなんでしょうな。2軒目は小細工なしのうどんでうなりました。

さすがにまだまだ続け様に…とはいかず、ちょっぴり食休み。
わら家前にある屋島神社で、旅の安全を祈願。
再び車に乗り込み、屋島ドライブウェイを走り屋島寺を参拝。今回は八十八ヶ所スポットは行く予定はなかったのですが、うどんに勝つための緊急手段です。途中ミステリー坂(下り勾配→上り勾配の谷地と見せかけて、実は連続する下り勾配なので、錯覚に陥るという坂)で予想通り驚き、屋島古戦場で夕焼けの絶景を写真撮影。
そして続いて根香寺を参拝。ちょっとしたお遍路の流れです。

そろそろちょっぴり食べ物が入る気分になってきたので、次のうどん屋を目指します。次に向かうは、八栗ケーブル山麓駅近くにある「うどん本陣・山田屋」。
このお店は、過去の四国八十八ヶ所巡りで御用達のお店。ただいつも行くのはGWの日中、山田屋さん名物の広い庭園に処狭しとあふれる待ち客が印象強い中、既に時計は閉店1時間前の19時。のれんをくぐるとがらんとした庭園に、うって代わって落ち着いた店内。参加メンバーに行く前に散々混雑の様子を話していただけに、拍子抜けもいいところです。
注文するのはいつもの"ざるぶっかけ定食(1,300円)"。しっかりとした濃い味のダシを存分に冷えたうどんにぶっかける、あとはひたすらすするだけという小細工なしのうどん勝負。やっぱりうまい!!脇の天ぷらに目もくれず、ちょっとまだ満腹なことも忘れひたすらすすってしまうおいしさ。ちょっと四国価格にしては、かなり高級な部類に入るこのお店。でもその価値ある名店です。

さすがにもう満腹。そのままホテルに直行した我々は、前日までの仕事の疲れと、旅にはしゃいだ疲れも相まって、そのままビール1杯で熟睡。みんなうどんの夢を見て夜を過ごすのでした…。


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2 コメント

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山田屋!! (ハルチン)
2006-07-04 19:27:02
この間出張で高松に行った時に、私も山田屋行きました!!

おいしーよね…。

部署の人にお土産24人前も買って帰ったよ…(笑)
負けた!! (J-san)
2006-07-05 01:55:41
今回いつもの昼ごはんメンバーからのリクエストで、生麺タイプのうどんを買ってくることに。ついでにえぃ!!とばかりに、チームの一人暮らし組にも買い、買ったのは2人前セット10セット(20人前)。

山田屋土産対決では見事完敗です。

しかし24人前、相当重かったでしょ!?



山田屋はちょっと別格として、普通のうどん屋の土産生麺ってすっごく安いじゃない?それで調子に乗ってバシバシ買うとすっごく痛い目に遭うんだよね。



しかし疑問なのは、なぜ出張で高松に…。

ハワイとかならまだしも、なぜ四国に。



でも四国大使の座は渡しませんよ!!(冗