健保のつぶやき

境界型糖尿病の宣告を受け糖質制限を始めて7年目、体調は万全。諸先生のブログ等で勉強中です。情報紹介を基本に書いてます。

「喘鳴(ぜいめい)

2014-07-10 08:44:26 | 屁理屈医師

 「ぜんめい」と「ぜいめい」

 「うちのスタッフがね、『みんな”ぜいめい”ていうでしょ?あれは間違いなんですよ。”ぜんめい”が正解なんです。だって”喘”という字は”ぜんぞく”の”ぜん”でしょ』て云うのよ。どう思います?」と、訪問看護のチーフをしている友人が酒を飲みながらいうので、「”ぜいめい”は”ぜいめい”でしょ。医学用語なんだから、間違いも正しいもなく、ただの決め事で、そこに理屈は存在しないでしょ!」と、同じように酒を飲んでいるわたしはちょっと熱くなってそう答えました。

実は・・・わたしたちの会話を聞きながらすかさずネットで検索した妻によると、「”ぜんめい”が正しいけど”ぜいめい”とも云う」らしい。「そんなのただの意見でしょ?ボクは医者として教育現場で”ぜいめい”って教わっているんだから、”ぜんめい”と云うことに反論はないけど、本当は”ぜいめい”だけど”ぜんめい”ともいう、というのが本当なんじゃないの?」と、ついムキになってしまいました。「腹腔」を医学用語では”ふっくう”というのにパソコン変換するには「ふくこう」としなければならないから、正式には”ふくこう”なんです、って云い張っているのと同じなんじゃないの?とか思ってしまうわけです。だって、こういう専門的な単なる用語は理屈でなくて決め事なんだから、答はひとつなはずでしょ!と主張したくなってしまうわたし。

で、もう一度最初にその話題を出した彼女。わたしや妻のことばを聞きながら明らかに白けています。「わたしね、そんなのどうでもいいんじゃないかと思うんです。だって、そんなどうでもいい言葉の定義じゃなくて、受け持ち患者さんのケーススタディで、もっと重要なことを話し合っているのに、”ぜんめい”でも”ぜいめい”でも、どうでもいいじゃない?」

はい、あなたが一番冷静で、一番正論。

ちなみに、「漸減」は”ぜんげん”であって”ざんげん”ではない。「施行」は”しこう”であって”せこう”ではない。最近のワープロはこの間違った読みも変換してくれます。でもこれは、絶対に認めません、わたし。意味が全く違ってしまうのですから(ワープロ変換で出るから間違いじゃない!と云い張るヒトの感性がわからない)。”ぜんめい”以外を認めないと云うヒトも同じ感覚なのかもしれません。

 

 屁理屈医師の意図がつかめなく、パソコンの中で散歩してたら、以下のブログにたどりつきました。納得です。

 

http://enurse.jp/faq/2012/02/vol21.html

Q1. 心不全の患者さんなどで喉がゼイゼイなっておられる時に「喘鳴(ぜいめい)というのですが、何なのか教えて下さい。

A1. 「ぜいめい」というのは実は正式な呼吸音についての表現ではありません。講義中でお話した肺の中で4つ、胸膜摩擦音を入れても5つ、これが国際的に標準化されている呼吸音なのです。「ぜいめい」は国語的には「ぜんめい」と呼ぶのが正しいものですが、これはこの言葉を使っている者によって意味することが異なっています。ヒューッという高調性連続性副雑音が喘鳴と思って使っている方がいます、ウーッという低調性連続性副雑音も含めて連続性副雑音が喘鳴と思っている人もいます。おっしゃったようなゼイゼイもゴロゴロも喘鳴と思っている方もいます。皆さんそれぞれのマイルールで喘鳴を捉えています。

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