健保のつぶやき

食事、トイレと他人様に頼る必要はないが、薬に頼る生活がソロソロ始まりました。当面は「親鸞さん」に照準。

科学的に証明されている予防策を差し置いて薬の開発が医療の本心。利潤が得ればそれでよし。

2016-10-28 21:49:48 | 自分の覚え

 ガンですら薬で治せない。認知症も将来の薬のドル箱。絶対に治る薬は開発されない。治ったらそれで需要はオワリ。治らないから薬。よくなるわけないのだから飲まなくても一緒の場合が多いのでは。

 

将来は薬による認知症予防も可能に

 では、自分や家族がMCIだと分かった場合、認知症へと進行させないためには何をすればよいだろうか。

 予防効果が一番明確なのは、運動習慣です」と内田医師。「週4回、1回30分以上、最大心拍数の6~7割の負荷をかけて運動を6カ月以上継続して行えば認知症を予防できることは、科学的にも疫学的にも示されています」と続ける。

示されているなら、患者にそのように指導すればよいだけのはなし。糖尿病と同じパーン。糖質制限すれば、もっと効果があるはず。


 認知症の分野では、病気を発症する前の段階から先手を打って治療を行い、発症を予防する「先制医療」の研究が、盛んに行われている。例えば、MCIよりも前段階のプレクリニカル期にある人を対象にフィンランドで行われた「フィンガー研究」(*2)では、運動に認知トレーニングや食事指導などを組み合わせると、認知症の予防効果が一層高まることが明らかになっている。

(*2)「フィンガー研究」に関する詳しい解説は、関連記事「認知症大国・日本で始まりつつある研究とは」をご覧ください。

 興味深いことに、認知症の予防に向けた運動療法や食事療法を続けると、MCIスクリーニング検査の測定値も上がってくることが分かってきた。「我々の開発した検査は、MCIのスクリーニングだけでなく、予防効果を見る指標としても有用であると考えられます」(内田医師)。

 さらに、MCIやプレクリニカル期の人を対象に、認知症の予防薬を開発する研究も、世界中で進められている。「これまではMCIやプレクリニカル期の人を高精度に見つけ出す方法がなかったので、予防薬の臨床研究は困難でした。今回、血液検査でMCIやプレクリニカル期の人をスクリーニングできるようになったことで、臨床研究が一気に進む可能性が出てきています。認知症を薬で予防できる時代も、間近に来ているといえるでしょう」と内田医師は話している。