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池井戸 潤/ロスジェネの逆襲

2013年10月04日 | 小説

ロスジェネの逆襲を読みました。



ときは2004年。

銀行の系列子会社東京セントラル証券の業績は鳴かず飛ばず。

そこにIT企業の雄、電脳雑伎集団社長から、ライバルの東京スパイラルを買収したいと相談を受ける。

アドバイザーの座に就けば、巨額の手数料が転がり込んでくるビッグチャンスだ。

ところが、そこに親会社である東京中央銀行から理不尽な横槍が入る。

責任を問われて窮地に陥った半沢直樹は、部下の森山雅弘とともに、周囲をアッといわせる秘策に出た―。


『半沢直樹』シリーズの第3弾です。

今回は子会社へ出向させられた半沢がIT企業の買収に絡んで、こともあろうに親会社である銀行と勝負するストーリーです。

バブル崩壊後に入社した若いロストジェネレーション世代が半沢と共闘します。

バブル世代に入社した先輩社員に反感を持っていた若手社員が

半沢と一緒に仕事をしていく中で本当の会社人としてのあるべき姿を見出してゆく過程が清々しい!


さらに、半沢は一体どうやって親会社の銀行に倍返しをするのか・・・

その銀行からの出向社員としての半沢の立場はどうなるのか・・・


怒濤の展開にラストまで一気読みでした!!

半沢直樹シリーズの中でも最高傑作です!!

これもドラマ化したら絶対に受けますね~!!


この小説の満足度:☆☆☆☆☆ 


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