色付いた「池田の大カエデ」が青空に映える。
万水川に合流する直前の蓼川の清流。水源のわさび田が近いので透明度が高い。ここには大王わさび農場の三連水車が並んでいる。
あづみ野はゆっくりと時間が流れてゆく。クラフトパークで弁当を開けながら眺めるアルプスが、ここでの定番コースだ。
夢農場からは見えないが、陸郷の山肌を覆う桜の名所、豊盛公民館からの眺めは今絶景だろう。特に先日は「ポツンと一軒家」で紹介されたので、桜仙峡方面には近付けそうもない。事実、夢農場へ向かう途中の小実平下バス停へと、桜仙峡方面から降って来る車が多かった。
マレットコースも備えた此処の名称には「白樺の森」と「小鳥の森」の二つがある様だ。園内の奥には「中カエデ」が赤く色付いていた。木々の色付きも進み、冬の近さを感じる。
西の空に残る月が大カエデの上に掛かっていたが、じっくり腰を据えたカメラマンがおり、諦めて反対側から光芒の撮影に切り替えた。
