BLOG 思い遥か

日々新たなり

文章論 北投異托邦!

2016-11-06 | nikkei
日経新聞見出しより
1面
20161106

インド支援 人材・技術が軸

鉄道協力、首脳会談で表明へ 新幹線の採用拡大を提案

 安倍晋三首相は10~12日に来日するインドのモディ首相との会談で、インドの高速鉄道計画の全路線での日本の新幹線方式の採用を提案する方針だ。インドの技術者を育成するための包括的な人材支援策も表明。技術と人材の両面からインドの経済成長を後押しする姿勢を示し、日印関係の強化につなげる考えだ。両首脳は原発輸出の前提となる原子…続き
救難飛行艇12機、インドが購入へ

パート主婦の減税拡大 「103万円超」働きやすく 政府・与党、特別控除の活用検討

三井物産、ロシアで風力発電 国営電力と組む 事業費200億円

AIと世界 2045年を探して(3) ノーベル賞が消える日 好奇心を保てるか

春秋
 来年1月に退任をひかえたオバマ米大統領の支持率が好調だそうだ。最近の世論調査では55%に達し、2009年の政権発

武豊騎乗のヌーヴォレコルト11着 米競馬ブリーダーズカップ
 【ロサンゼルス=共同】日本中央競馬会(JRA)の海外馬券発売対象となる米国G1、ブリーダーズカップフィリー&メアターフが5日、米カリフォルニア州サンタアニタパーク競馬場の芝2000メートルで行われ、…続き (7:30)

女子は松田6位、村上11位 フィギュアGPロシア杯
 【モスクワ=共同】フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦、ロシア杯最終日は5日、モスクワでフリーが行われ、女子はショートプログラム(SP)で7位の松田悠良(愛知・中京大中京高)がフリー…続き (7:15)
足直後をのぞけば最高の水準…続き



現代日本語文法文章論 タイトルは、 北投異托邦!  である。エッセイである。日本経済新聞の文化面、20161106付けである。執筆者は、 管啓次郎 氏 である。なお、有料会員サイトであり、著作の全文をこのように言語分析に資料としているので、そのことをおりするとともに、ここにお礼を申したい。

冒頭文は次である。
> この数年、台北を訪れるたび感心するのが、地下鉄(台北捷運=MRT)網の驚くべき充実ぶりだ。

末尾の文は次である。
>台北にいる人、行く人には、ぜひ体験してみてほしい。きみの目の前で、歴史の思いがけない裂け目がひろがる。

はじめの段落は、次のようである。
> この数年、台北を訪れるたび感心するのが、地下鉄(台北捷運=MRT)網の驚くべき充実ぶりだ。毎年のように新しい路線ができ、新しい駅ができている。とはいえ人間の行動にはパターンが生じるもので、いつも決まった駅でおなじような場所を巡回しては、予定の日々が過ぎてしまうことが多い。今年はちがった。目的からしてちがった。何しろ今年の目的はリサーチで、行き先は北投(べいとう)なのだ。

末尾の段落は、次のようである。
> この日めぐったポイントの中から、結局ぼくは旧偕行社(日本陸軍将校の親睦団体)ゆかりの場所と、いまは台湾の軍人向け精神科病院になっている旧日本陸軍の台北衛戍病院跡についての物語を書いた(ちなみにこの病院を建てたのは森鴎外の次の軍医総監だった藤田嗣章。画家・藤田嗣治の父親)。このツアーは10月15日に初日を迎え、来年1月8日までつづく。台北にいる人、行く人には、ぜひ体験してみてほしい。きみの目の前で、歴史の思いがけない裂け目がひろがる。
 すが・けいじろう 1958年生まれ。明治大教授、比較文学者、詩人。著書に「斜線の旅」(読売文学賞)、「ストレンジオグラフィ」、「ハワイ、蘭嶼」など。

段落は、次のようである
> そもそもの始まりは、2013年の「東京へテロトピア」。演出家の高山明さんが率いる演劇ユニット「Port B」が構想したこれは、東京の13の場所を舞台として、それぞれの地点にひそむ過去百年あまりのアジア系住民たちの記憶を掘り起こす。それを素材として、ぼくを含む4人の作家がそこでありえたかもしれない物語を執筆し、観客はそれぞれの地点を自分の足でまわりつつ、現地でFM放送される物語の朗読を聴くという趣向だった。

> なぜ北投か? 日本人により温泉地として開発されたここには、まもなく日本陸軍のための病院・療養所が設置された。太平洋戦争末期には、台湾から沖縄への特攻に飛び立つ兵士たちが最後の夜をすごす場にもなった。第2次大戦後には、朝鮮戦争そしてベトナム戦争の期間を通じて、アメリカ軍のいわゆるR&R(前線からいったん離れて休養をとること)のセンターとなった。

> 1979年、当時の台北市長だった李登輝の廃(はい)娼(しょう)政策によりその産業は終わりを告げ、バイクのおじさんたちはいろいろな仕事を請け負うようになった。運転の腕はたしかだ。やさしく、いかにも人情に厚い。あらゆる客を見てきた。町の大樹の陰のタクシースタンドでたむろし、仕事を待っている。




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