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備忘録

愛媛白バイ事件 国賠控訴審判決文(全文)

2012-06-04 09:01:24 | 雑記録

愛媛白バイ事件 国賠控訴審判決文(全文)

 
 2012年 5月10日
 
 愛媛白バイ事件の判決が出ました。
 
 敗訴です。 78万円を愛媛県警らに支払えという内容です。
 過失割合は9:1 しかし 金馬裁判長は判決の中で、10:0が相応とも言っている。
 少年審判では処分なし、つまり、過失なしが、国賠では過失100%になったという判決です
 
 山本さん達は上告をする方向で検討するようです
 
 
 判決文は全文13Pです。そのうち 控訴関係者を記載した1Pは省略しています
 
 原審がわからないと、控訴審判決もわかりつらいと思います。おいおい補足説明をつけていく予定ですが、今回はとりあえず全文を掲載しました。
 
 ご質問。ご感想。ご意見などありましたら コメント欄(承認制)でよろしくお願いします。Twitterでも受け付けています → @lm767
 
 リンク先
 
 
 
 
 
 山本さんのブログ → 愛媛の白バイ事故・・母です
 @tetsumahさんのTwitterまとめ → http://togetter.com/li/301517
 
 

大阪市環境局「入れ墨している」50人

 大阪市環境局が今年3月、同局の全職員約3200人に入れ墨の有無について調査したところ、約50人が「入れ墨をしている」と回答していたことがわかった。(読売新聞)
[記事全文]

入れ墨職員100人超?…配置に頭痛める大阪市 - 読売新聞(5月13日)

<大阪市>入れ墨調査始まる 記名式で回答義務付け - 毎日新聞(5月2日)
大阪市、入れ墨調査 「人事配置で必要」 採用試験で「お断り」検討も - 産経新聞(4月30日)

◇入れ墨調査には異論も
<大阪市>入れ墨、教職員には調査せず 市教委が方針 - 専門家からも「入れ墨は趣味の問題で、自治体が制度として規制するのはやりすぎではないか」などと疑問を呈する声。毎日新聞(5月8日)
それはないよ、橋下さん! ―「入れ墨は首、それが駄目なら消させよ」発言 - 北村 隆司 - アゴラ(3月7日)

・ [意識調査]大阪市の入れ墨調査は「適当」74% - クリックリサーチ

大阪市 環境局

 

愛媛白バイ事件 控訴審判決 報道記事

 
 愛媛県内各紙の愛媛白バイ事件に関する新聞記事を UPしました。
 
 
 
 ご協力ありがとうございました

 

唖然 当事者不在の無効判決(愛媛白バイ事件)

もう一つの白バイ事件である愛媛白バイ事件国賠控訴審、5月10日に高松高裁で判決が出された(金馬健二裁判長・安達玄裁判官・田中一隆裁判官)。内容は控訴棄却という、またもや首をかしげるような内容の判決文。これは不当判決、いや無効判決と言っていい。原告にしてみれば、手続き上の問題より判決内容に納得できないのは当然である。ぶつけてきた車両の修理代金を不当に請求してくるのは「当たり屋」なのである。そういう恥知らずな行為を追認した司法も共犯と言っていいだろう。

●原告入廷せず判決言い渡し
この裁判は、なんと原告と弁護士が入廷していないのに裁判官が判決を言い渡す、という珍事が起きて世間の注目を浴びた。
高松高裁、原告入廷せず判決/確認怠り謝罪
>高松高裁によると、法廷では同時刻に5件の判決を予定。白バイ事故の訴訟は5件目だったため、
>同高裁の男性職員が、男性と弁護人に法廷の外の廊下で待つよう指示。4件目の判決宣告後、
>職員は2人に声を掛けたが、入廷の確認をしていなかった。

単なる連絡不十分だったというより、いくつもの判決を一気読みするような裁判の流れ作業ゆえに「あっ、いけね」が起きたのだろう。こういう流れ作業で案件を処理する裁判官が、きちんと証拠調べを行ったのか怪しいものである。

判決文にしても当事者名を書き間違えていたらしい。こんなんじゃ、事務効率化のためにマスター判決文があって、日付と事件名当事者名を上書きすれば「一丁上がり!」てなインスタント判決文じゃないのか?と疑ったりする。いずれにしても真剣に取り組んだとは思えない判決であることは間違いない。しかも、原告と弁護士が不在の法廷で判決を言い渡すなどは論外である。

当事者不在の判決は無効であるといっていい。

●珍奇な法則に毒されている司法
LMさんがアップしてくれた判決文(その3)をざっと読んでアレレ?と感じる所があった。
>証拠(乙8の1、乙51)によれば、 1人乗りのオートバイ(重量185キログラム)を排気量1800cc級の
>乗用車の側面(前ドア位置)に時速50キロメートルで衝突させた実験において〜

この部分から伺えるが、乗用車とオートバイ(車重から判断すると400ccぐらい?)の衝突実験(側突実験)の資料が提出されたのだろう。ほぼ平面である乗用車側面に直角に当たる事例を、二輪同士が当たる事故に当てはめている。これは、いくらなんでも無謀だろう。二輪の場合は左右に倒れやすいため、衝突角度によって被害状況が大きく異なるケースが多い。

前輪に斜めから衝撃を受けたらハンドルは瞬間的に切れ込んでしまう。白バイに当てられたスクータのステアリングステムが折れているが、スクータの前輪がほぼ直角に突き当たらないと、このような折損にならないだろう。いずれにせよ、乗用車の側面に直角に当たるような単純な事例ではない。にもかかわらず、まるで関係ない側突実験を認めた判決なぞとても信用できる内容とは言えない。

土佐弁で言えば 「Thatした」判決文なのである。

●誤審の原因になる過度な信頼
複雑な物理現象を文系の裁判官が判断できる訳がないことを知って、上記のような「まがい物資料」を裁判に平気で出してくる輩が存在するらしい。事故事例からかけ離れた資料や半世紀も前の書物(技術的には古文書レベル)を引用して「ここに書いている」と、強引に主張してくる輩が存在するらしい。有力とされる人間でも、どう考えても事例に当てはまらなくても、物理的なプロセスを説明できなくても、都合がよいというだけで無謀な引用をしてくる事があるらしい(笑)

こういう無謀な説を展開するのは胡散臭い詐欺師っぽいと、判断する方がきちんと理解していれば問題はない。

ところが、物理現象を理解できないばかりか「まがい物資料」であっても受け入れてしまう裁判官の判断能力が真の問題なのである。また、内容より著名なというだけで信用し、公営または国家というだけでむやみに信頼してしまう裁判官の偏向が誤審の原因になることは言うまでもない。愛媛白バイ事件国賠控訴審判決を見ていると、やはりこの問題が底辺にあるようだ。

●権力特権を拡大解釈した欠陥判決
同じく判決文(その4)には次のように書かれている
>道路交通法41条2項は、速度違反の車両等を取り締まる場合の緊急自動車については、 さらに上記の
>法定最高速度80キロメートル毎時の規制もない旨規定している

ところが、逆提訴してきた白バイ隊員が提出した訴状には「緊急事案現場へ臨場するための緊急走行」と書かれているらしい。

つまり、道交法41条2項には「スピード違反の車両を取り締まる場合は最高速度の規定が適用されない」と書いているのであって「臨場するための緊急走行に高速度の規定が適用されない」とは書いていないのである。日本人なら誰が読んでも「車両等を取り締まる時の緊急自動車が最高速度の制限を受けない例外はスピード違反の車両を取り締まる場合だけ」と読めるはずだ。日本国の法律が成文法であるなら、道交法41条2項は速度違反車を追走して速度を計測するために必要な例外とされたのであって、それ以外の場合においてむやみに速度を出すのは、緊急自動車であっても道交法違反と解されるべきである。

この裁判官らは、白バイ隊員の訴状を見れば例外規定になかった状況でなかった事が分かるはず。それも調べずに、ただ「赤色灯を点灯させてサイレンを鳴らしていたからいいじゃん」てなノリで判決文を書いている。このように、国家権力側の特権を拡大解釈するのは裁判官らに官尊民卑という差別意識があるのか、文章で成り立っていない不文法であると言っているに等しい。とんでもないことである。この警察特権の拡大解釈が警察車両の無謀運転を増長し、市民が交通事故に巻き込まれる一因になっていると考えられる。高知白バイ事件の再審請求において、こんなとんでもない判断がされないように願いたい。

半年ぶりの投稿である。これはサボっていたのではなく、現時点はネット上の活動より実際の活動に集中していたためである。高知白バイ事件の再審請求も大詰めである。書くべき事が山ほどあるが、公開裁判と違って再審請求は非公開審議のため、守秘義務の制約で重要な情報が今は出せない事情がある。何で密室で再審請求を審理する必要があるのか理解しがたい。しかし、いずれ時期が来れば、結果にかかわらず公開するつもりである。当面は、差し障りなさそうな情報をボチボチだそうかと思案中である。


 

尖閣諸島は平行線=野田首相、中国の海洋活動懸念―日中首脳会談

 【北京時事】野田佳彦首相は13日午後(日本時間同)、北京の人民大会堂で中国の温家宝首相と約1時間会談し、両国の戦略的互恵関係を強化していくことを確認した。尖閣諸島(沖縄県石垣市)をめぐっても意見交換したが、双方がそれぞれの主張を展開し、論議は平行線に終わった。野田首相は「尖閣周辺を含む中国の海洋活動の活発化が、日本国民の感情を刺激している」と懸念を示し、中国側の冷静な対応を求めた。(時事通信)
[記事全文]

日中首脳会談の要旨 - 時事通信(5月13日)

◇尖閣諸島をめぐる最近の動き
2012年東京都が尖閣諸島購入交渉へ - Yahoo!トピックス尖閣諸島問題
中国が尖閣諸島にこだわる理由 (1/2) | (2/2) - WEDGE(4月18日)

◇中国の海洋活動をどう見るか
中国 軍部増長狙いは第二列島線 - 産経新聞(1月1日)
中国の海洋戦略の教科書:フォークランド紛争 - 海国防衛ジャーナル(2月29日)
中国と米国のパワーバランスの考察 - Yahoo!トピックス「米軍動向」

◇日韓首脳会談では
慰安婦問題「前向き対応を」と李大統領=野田首相「知恵絞る」―日韓首脳会談 - 時事通信(5月13日)
戦後補償問題 | 日韓関係 - Yahoo!トピックス


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