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新聞読み比べ  高知新聞高知白バイ事件記事

2013-09-01 20:20:28 | 雑記録

 

新聞読み比べ  高知新聞高知白バイ事件記事

 
 
白バイ事故  県警の証拠偽造否定 高知地検が意見書
2013.05.25 朝刊 
 高知市春野町で2006年にスクールバスと県警の白バイが衝突し、白バイ隊員が死亡した事故について、有罪判決を受け服役した元バス運転手の男性(59)が起こした再審請求で、高知地検は24日までに、証拠に問題はないとする意見書を提出した。意見書は10日付。
 男性側は今年2月、警察庁科学警察研究所(科警研)顧問も務めた三宅洋一・千葉大学名誉教授による鑑定書を提出。三宅氏はこの中で、現場写真のネガフィルムを鑑定した結果、現場写真の合成が行われたり、バスのスリップ痕が偽造されたりした疑いがあるなどと主張していた。
 検察側の意見書は、この鑑定書に反論する内容。科警研の技官と民間研究所の研究員が記した。
 意見書は、スリップ痕について「回りに液体の痕跡はない」などと指摘。スリップ痕には液体状の痕跡があるとした鑑定書に反論した。証拠写真のネガフィルム複製や改ざんの疑いに対しては、フィルムの傷の可能性がある、などと反論している。
 男性は08年、業務上過失致死罪で禁錮1年4月の実刑判決が確定し服役。出所後の10年10月に再審請求した。
高知新聞社
 
 
白バイ事故  県警写真「偽造疑い」  再審請求男性ら 鑑定書を公表
2013.03.01 朝刊 
 2006年、高知市春野町でスクールバスと白バイが衝突し白バイ隊員が死亡した事故で、高知地裁に再審請求している元バス運転手の男性(59)らが28日、高知市で会見。県警が撮影した事件現場の写真を「偽造したと疑わざるを得ない」などと解析した鑑定書を公表した。鑑定書は2月上旬に地裁に提出しているという。
 鑑定したのは、画像解析などを専門とする千葉大の三宅洋一名誉教授。鑑定書によると、三宅名誉教授は、地裁が依頼して民間会社が作成した事故現場のネガフィルムのデジタル画像や、男性側が接写したネガフィルムの画像などを解析。バスのスリップ痕について、「痕跡は液体などにより、人為的に偽造したと疑わざるを得ない」などとした。
 地裁、高知地検、男性側で同意した第三者機関は昨年10月、ネガを顕微鏡撮影。地検はこの画像を根拠に、「県警がネガを捏造(ねつぞう)した」とする県警本部長らへの刑事告発を不起訴処分(嫌疑なし)にしている。
 男性は08年、業務上過失致死罪で禁錮1年4月の実刑判決が確定し服役。出所後の10年10月に再審請求している。
高知新聞社
 
白バイ事故 再び不起訴  高知地検 フィルム調査など根拠
2013.01.17 朝刊 25頁 社会3 (全569字) 
 2006年、高知市春野町の国道56号で県警の白バイとスクールバスが衝突し、白バイ隊員=当時(26)=が死亡した事故で、「県警が証拠を捏造(ねつぞう)した」などとする告発を高知地検は再び不起訴(嫌疑なし)処分とした。処分は7日付。
 県内の男性2人が09年6月、当時の県警本部長らを虚偽公文書作成、特別公務員職権乱用罪などで告発。地検が10年8月に不起訴としたのに対し、高知検察審査会が11年6月、不起訴不当と議決していた。
 地検によると、地検と高知地裁、スクールバスの運転手の代理人の弁護士が同意した第三者機関で、昨年10月、県警が撮影した現場の証拠写真のネガフィルムを顕微鏡撮影して調査した。
 地検の橋本晋次席検事は、運転手側が「ネガはパソコンで捏造された」としていることについて、この調査でもネガにドット(デジタル画像を構成する最小単位)が確認できなかったとして、「パソコンからプリントアウトした画像を撮影した物ではない」と捏造を否定。事故当時の白バイの速度についても「バスのスリップ痕や白バイの擦過痕などから、時速は約60キロだったとする複数の鑑定結果もある。違法な高速運転訓練はしていない」などと不起訴理由を説明した。
 スクールバスの運転手は、08年に実刑判決が確定して服役。出所後の10年10月、無罪を主張して再審請求している。
高知新聞社
 
 
白バイ事故民事訴訟  元運転手の上告 最高裁が棄却
2012.11.14 朝刊 25頁 社会3 (全306字) 
 2006年3月、高知市春野町で白バイとスクールバスが衝突し、警察官が死亡した事故で、元バス運転手の男性(58)らが「証拠を偽装され、罪を負わされた」と県などを相手に1千万円の損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第2小法廷(須藤正彦裁判長)は13日までに、男性側の上告を棄却した。決定は9日付。男性側の敗訴が確定した。
 裁判官4人の全員一致の決定で「上告事由に該当しない」とした。一審・高知地裁、二審・高松高裁とも「損害を主張する場合、刑事裁判で確定した有罪判決を、再審などで覆す必要がある」と男性側の主張を退けていた。
 男性は08年、禁固1年4月の実刑判決が確定して服役。出所後の10年に高知地裁に再審請求している。
高知新聞社
 
四国新聞社より高知白バイ事件記事
 
2012/11/14(水) 午後 11:19
高知市春野町で2006年、バスに高知県警交通機動隊の白バイが衝突し男性隊員=当時(26)=が死亡した事故をめぐり、業務上過失致死罪で有罪判決が確定したバスの元運転手、片岡晴彦さんらが「証拠が捏造された」として県などに損害賠償を求めた訴訟で ...
 
2010/4/5(月) 午後 2:20
昨日の深夜(日付は今日)、テレビのドキュメンタリー番組で、 高知県で起こった白バイの暴走死亡事故の加害者として 収監されていたスクールバス運転手の男性が出所されたことを知りました。 昨今、冤罪事件において無罪判決を勝ち取ることも少しずつ出 ...
2009/11/4(水) 午後 8:32
高知県春野町(現高知市)で2006年、スクールバスに高知県警交通機動隊の白バイが衝突し男性隊員=当時(26)=が死亡した事故で、業務上過失致死罪に問われたバスの元運転手片岡晴彦被告(54)の上告について、最高裁第2小法廷(津野修裁判 ...

 

【シリーズ復興】(19)「希望と絶望の境」福島漁師の苦渋

福島原発の汚染水漏れ問題が深刻化し、福島沖での試験操業はすべて中止となります。昨年6月から試験操業という形で「復活」を目指してきた漁業関係者からは、「希望と絶望の分かれ目」との切実な声も出ています。その苦渋の思いは。(Yahoo!みんなの政治)
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◆福島の2漁協が試験操業を延期
試験操業延期を正式決定 県漁連 原発汚染水流出の影響不透明 - 福島民報(8月29日)
汚染水問題 漁業者、遠のく復興 「また風評広がるのか」 - 産経新聞(8月23日)
JF福島漁連 - 「試験操業」についてなどの資料も。

◇全漁連が不快感
「国主導で解決を」 第一原発汚染水 全漁連、東電に申し入れ - 福島民報(8月30日)
[映像]「汚染水問題」で全漁連、菅長官に国での対応を要請 - 菅長官からは「国として近々にスキームを作って説明したい」という回答があったということです。TBS系(JNN)(8月30日)


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