畑を掘り、木を彫り、石を彫り、超自然人!

退職後、自分に気ままな課題をちょっと与えて遊んでいます。

「醸造用アルコール」って、知りませんでした

2017-02-13 20:41:04 | 日記




時は安土桃山時代。
酒癖の悪かった福島正則が家宝の「日本号」の槍を失ったお話。

「黒田節」はどなたもご存知。

酒は飲め飲め 飲むならば
日の本一の この槍を
飲みとるほどに 飲むならば
これぞまことの 黒田武士

「槍を飲みとるほどに飲む」とは如何に。

あるとき福岡城主・黒田長政の家臣が福島正則宅へ訪れ
飲酒中の福島正則に挑発され「ならば、飲んだら望みのものを頂けますな」と勧められた
3杯の酒をぐいっと飲み干して、見事に日本号の槍をゲットしてしまったお話。

槍の柄は約2.4メートル、穂先が約80センチ。
現在、福岡市博物館に収蔵、博多駅前には黒田長政の家臣・母里太兵衛の銅像が鎮座。
(写真は引用)

酒は百薬の長」と申しましたのは古代中国の正史「史記」の中で司馬遷が記しています。
一方で「百厄の長」という言葉もあり、飲み過ぎにご注意。

英国のマーモット博士の研究によれば1日・1合程度飲む人が最も長生きとか、要するに長命。

また心筋梗塞のリスクは半減すると書いてあります。
(飲酒の人は自分の都合の良い情報を集めて!)

貝原益軒の言う「酒は天の美禄なり」から
「天の美禄」「天之美禄」「天乃美禄」「「天美禄」「長生美禄」「美禄」という銘柄もあります。

「上戸は毒を知らず、下戸は薬を知らず」

同じく益軒のことばから
「酒は天の美禄なり。少し飲めば陽気を助け、血気をやわらげ、食気をめぐらし、愁いを去り、
興を発して甚だ人に益あり。
多く飲めば、又よく人を害すること、酒に過ぎたる物なし。(以下略)」

昭和54年「日本全国酒飲み音頭」という歌が一世を風靡しました。
1月は正月で酒が飲めるぞ・2月は豆まきで・・3月は雛祭りで・4月は花見で・
5月は子供の日で・6月は田植えで・7月は七夕で・8月は暑いから・9月は台風で・
10月は運動会で・11月は何もないけれど・12月はドサクサで・

中國・3世紀の初頭、曹操は酒の漢詩を作っています。
現代訳で
酒は飲むべし歌うべし
人の命は はかなきものよ
朝露に似し この生命
過ぎ行く日々は あだなりき
高ぶるこころ 歌に託すも
苦しい想い 消えやらず
この憂い 如何に解くべき
さけよりほかに 何かある
(訳・伊藤正文)

李白にも(日本語訳で)
「三百六十日 
日々酔うて泥のごとし
李白の婦(よめ)と為るといえども
太常の妻と何ぞ異ならん」

唐の詩人、于武陵の詩「酒を勧む」を
井伏鱒二の和訳はまことに名文
「コノサカヅキヲ受ケテクレ
 ドウゾナミナミツガシテオクレ
 ハナニアラシノタトエモアルゾ
 サヨナラダケガ人生ダ」

酒にまつわる漢詩は際限なくありますがカット。

日本酒のラベルに「醸造アルコール」添加が記載されている場合があります。
小生、この目的は全然知りませんでした。
調べてみますと
*酒質の安定
*透明感のある酒質
*香りがよくなる(香味調整)
*劣化しにくくなる
などの向上が期待できるそうで大吟醸酒にも添加されているものがあります。
醸造アルコールは主にサトウキビが原料のようです。

今が日本酒の蔵出しシーズン、鍋料理や刺身にぴったりです。
神さまにお供えするのは日本酒。ビールやワインではありません。

わが身を振り返れば長年の友人である「胃くん」「肝臓くん」も
「長い間、辛抱して尽くしてきたけど、もうボチボチ吾輩たちの立場にもなってよ」
と申しているようです。
そうだよなあ、少しペースダウンしようか。

最近は日本酒はワインや焼酎などに押されて愛飲者も激減、飲み過ぎなければ
二日酔いもありませんが。

地元の酒のラベルを見てみると、蔵元の想いが伝わってくるようです。
結構、デザインも工夫されています。
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