畑を掘り、木を彫り、石を彫り、超自然人!

退職後、自分に気ままな課題をちょっと与えて遊んでいます。

「金子みすゞ」と自然界

2017-05-20 11:34:55 | 日記


金子みすゞの詩に

「おさかな」

海の魚はかわいそう

お米は人につくられる
牛は牧場で飼われる
鯉もお池で麩を貰う

けれども海のおさかなは
なんにも世話にならないし
いたづら1つしないのに
こうして私に食べられる
本当に魚はかわいそう

「大漁」
朝焼小焼だ
大漁だ
大羽鰮(いわし)の
大漁だ

浜はまつりの
ようだけど
海のなかでは
何万の
鰮のとむらい
するだろう


金子みすゞの詩は自然に対するやさしさが満ち溢れています。

片や自然界の掟(おきて)は極めて厳しいものです。
「鰮」は1尾で生む卵は約40万個。
生後50日(15ミリ)で99%他の魚などに捕食され
生後3ケ月(約40ミリ)のシラスの生存率は0.00数%
卵40万個の内、生後15cmに成長した1歳魚で生き残ったイワシはたった数尾。
大漁に生んで大量に捕食されても10億年以上生き残ったイワシ。

にんげんも鰯の命をいただいて暮らしている。

しかし、鰮の生鮮は漁獲量の内、1%程度!
年間4-5尾だそうです。
食料として消費されるのは約10%程度。
残りは飼料や油に。

海の漁獲量の内25%は鰮。
鰮の種類は全世界で約330種類、日本では26種類獲れ、マイワシが約40%を占め
カタクチイワシは煮干しなどに。

最近はあまり購入していませんがオイルサーディンをウイスキーの友にしたことも・・・

鰮は天然プランクトンを食べるのみです。
最近は漁獲量も大幅に減少し、店頭価格も上昇しつつあります。

自然界では様々な生き物たちが、そして人間も命を繋ぐために他のいのちを頂いて
生活しています。
せめて無駄をしない食生活で暮らして行きたいものです。

鰮の研究では平本紀久雄氏が有名で、参考にさせていただきました。
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