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「炭水化物が食べたい」に関係する神経細胞を特定

2018年01月19日 | 医療

白いご飯や砂糖が多いお菓子など炭水化物を食べたくなるのは、ある神経細胞が影響している。

そんな研究成果を生理学研究所などが、1月17日付の米科学誌セルリポーツで発表した。

この神経細胞はストレスを受けると活性化するという。

生理研の箕越教授らの研究グループがマウスで確認した。

エネルギー不足を察知して活性化し、代謝を調整してエネルギーを回復させる役割をする酵素に着目。

マウスの脳内で活性化させた。

その際、視床下部にある神経細胞「CRHニューロン」の一つが活性化していたことが確認できたという。

マウスは炭水化物より、高脂肪の食べ物を好む傾向がある。

CRHニューロンの活動を高めたところ、脂肪食の摂食が通常の3分の1ほどに減り、炭水化物の摂食量が9.5倍になった。

逆に抑制すると、炭水化物の摂食量は増えず、脂肪食を多く食べた。

炭水化物を求めることに影響する神経細胞が特定できたことで、箕越教授は「なぜストレスがたまると甘いものを食べたくなるのか。原因解明につながることが期待できる」と話している。


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