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ラッカ奪還 協調が鍵

2017年07月11日 | 国際問題・紛争

ISが重要拠点としてきたイラク北部モスルが解放されたことで、ISは中東と世界の過激派予備軍を引き付けた「国家」の体裁を大きく損なった。

求心力と組織力の低下は明白で、本拠地・シリア北部ラッカの奪還も現実味を帯びてきた。

鍵を握るのは、米国とロシアを軸とする国際協調の実現だ。

各勢力の利害がぶつかり合うシリアで、ラッカ奪還を妨げるのはISの軍事力ではなく、国際協調の不足といえる。

ISが影響力を獲得したのは、「西洋が押し付ける世界秩序に立ち向かい、預言者ムハンマドの後継者が統率する国家を復活させた」というプロパガンダが、現実に不満を抱くイスラム教徒の琴線に触れたからだ。

地図上に示せる「嶺土」こそが力の源泉だった。

今後もISの同調者による散発的なテロは消えないとしても、モスル解放によって組織としての勢いが完全に消えたのは間違いな

ただイラク政府がほぼ全ての軍事勢力を指揮下に置いて米軍と協力したモスル奪還作戦と異なり、’シリアでは「誰がラッカに進攻するか」を巡る合意形成が不十分だ。

アサド政権と反体制派の和平を進展させ、少数民族クルド人や周辺国の合意も取り付けなければ、ラッカ奪還とその後の統治はおぼつかない。

そのために不可欠なのが米ロの協調だ。

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