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作業の無駄をloTが解決

2018年01月15日 | 社会

あらゆる機器をインターネットにつなぐ「モノのインターネット(loT)」技術の生産現場への導入が進んでいる。

製造ラインや従業員の作業状況をデータで見やすくし、従来は気づかなかった無駄を省けるためだ。

電機大手も収益源に育てようと顧客メーカーに売り込んでいる。

「データを分析し、従業員の行動を変革できる」。

新幹線の運行システムなどを手掛ける日立製作所の大みか事業所。

loT技術を駆使した現場で担当者が強調した。

日立のloT技術は、組み立てる部品にタグを付けて出荷までの情報を読み取り、同時に従業員の作業をカメラで記録する。

このデータをモニターで把握し、異常を見つければ、従業員が過去にどう働いたかを動画で振り返って確認する。

生産性の向上が期待できるという。

日立は昨年7月にこのloT技術の提供を開始。

顧客からの引き合いは多く、昨年4月からの半年間で約140社が大みか事業所を視察した。

富士通は生産の進行をグラフで表示し、モニターで一覧する技術を提供。

製造機器に取り付けたセンサーを通じてデータを取得し、グラフを作成する。

この技術を導入したオムロンは、グラフの乱れで無駄な仕事を見つけ、一部製品で生産効率が3割ほど上がった。

三菱電機もloTに対応した機器を、半導体関連メーカーなどに販売している。

昨年9月中間連結決算では純利益が1311億円と過去最高を更新した。

好調なloT事業の「貢献度は大きかった」とし、今後の収益の柱に育てたい考えだ。

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