丙午男の独り言

50歳を過ぎた今、日々の暮らしで思ったことを気張らず気楽に。

春日大社の至宝(1)

2017年02月11日 14時26分17秒 | 芸術
2月4日に東京国立博物館の特別展、「春日大社 千年の至宝」へ行ってきました。
平日に行きたかったのですが、どうしても時間が取れず、混雑覚悟で土曜日に出かけました。でも、混み具合はほどほどで、まあ許容範囲でした。
至宝というだけあって、国宝を含む多くのお宝を拝むことができて良かったです。ただ、鹿島からやってきたタケミカヅチ命を描いた鹿島立神影図や、鹿曼荼羅、宮曼荼羅など、似たような作品が多く並んでいて、若干辟易するところもありました。
国宝の中でも、鎧や太刀は見応えありました。
展示入れ替え後の後半にも再訪予定です。

鑑賞した国宝は以下の通り(番号はこれまでに見た累積の数、(-)は既に見たもの)
(-)延喜式(巻九)(東京国立博物館)
(252)本宮御料古神宝類 一式・・・琴や鏡台、武具など多数。紫壇螺鈿飾剣が良かった。
(253)若宮御料古神宝類 一式・・・こちらは銀製の鶴や、武具など。
(254)金地螺鈿毛抜形太刀・・・見どころの一つ。手の込んだ装飾が見事でした。
(255)御堂関白記 長徳4年他(京都・陽明文庫)
(-)栄花物語 第十七帖(九州国立博物館)
(256)沃懸地酢漿平文兵庫鎖太刀
(257)金装花押散兵庫鎖太刀
(258)菱作打刀
(259)赤糸威大鎧(梅鶯飾)・・・「日本甲冑の傑作」の名に恥じないお宝でした。
(260)黒韋威伊予札胴丸
(261)籠手・・・鎧に比べると地味でしたが、立派な国宝

ついでに常設展の国宝室で
(-)楼閣山水図屏風

帰りに藪そばで牡蠣南蛮を堪能し、満足して帰途に着きました。


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