見所満載のフランスGP

F1は舞台を再びヨーロッパへと移す。ルノー、そしてミシュランの地元であるフランスGPだ。

アメリカGPはフェラーリの圧勝で終わった。この勢いでフランスも圧勝といきたいが、そうはいかないはずだ。むしろアメリカでの勝利は忘れたほうが良いだろう。

アメリカGPでのルノーの不調はミシュランタイヤがコンサバすぎてマシンパフォーマンスが引き出せなかっただけ。ヨーロッパラウンドに入れば間違いなく強いルノーが帰ってくる。

今回もルノー対フェラーリの直接対決になるだろうが、注目すべきポイントは両陣営ともグレードアップしたマシンでレースに臨むということだ。

特にフェラーリは空力、エンジン、タイヤと大幅に新たなものを投入する予定だ。果たして敵の地元でどんなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか？

ルノーもニューエンジンを投入とのことで盤石の体制でレースを迎える。

もちろんフランスGPでの本命はルノー。そして全体的にミシュラン陣営が速さをみせるだろう。しかし、ここで、もしフェラーリが勝利すればルノー×ミシュランに大ダメージを与えられる。 敵の地元で勝てれば、それは１勝以上の価値がある。そして選手権も白熱してゆくはず。フェラーリがどれだけのパフォーマンスを見せるのか興味は尽きない。
いずれにせよ、フランスで勝ったドライバーが選手権を有利に展開できる。それはアロンソなのか、それともミハエルなのか。目が離せないGPになることは必至だ。

他にはSAF1のモンタニーやマクラーレンのデラロサ、BMW話題の新空力パーツなど注目点が多いフランスGP開幕は間もなくだ。