IPO・新興市場株日記

IPOの上場承認・初値分析・セカンダリーまで徹底分析。株価予想ブログは必見。

IPO分析(バロックジャパンリミテッド)

2016-10-17 | IPO分析
【事業内容】
 平成12年に、20代の女性を主要な顧客層とする個性的でファッション性に富んだカジュアルウェアや服飾品の企画及び販売からスタートしました。当該事業の主要販路は、渋谷109や新宿ルミネエスト等を代表とする都市部の「ファッションビル、駅ビル」に展開する直営店舗であります(ファッションビル・駅ビル系アパレル事業)。
 その後、平成20年に、10代後半から30代のファミリー、カップル(レディース及びメンズ、一部キッズを含む)を主要な顧客層とするファミリーカジュアルウェアに業態を拡大いたしました。当該事業の主要販路は、イオンモールやららぽーと等を代表とする都市近郊・郊外の「SC(ショッピングセンター)」に展開する直営店舗およびフランチャイズ(FC)店舗であります(ショッピングセンター系アパレル事業)。ショッピングセンター系アパレル事業は、創業当初からの主力事業であるファッションビル・駅ビル系アパレル事業に次ぐ第2の成長ドライバーと位置づけております。
 平成24年には、30代から40代のファッション感度が高いと思われる女性を主要な顧客層とする大人レディースウェアの市場を開拓いたしました。「ENFÖLD(エンフォルド)」の展開を通じて、ドメスティックコンテンポラリーという市場を新たに創造いたしました。当該事業の主要販路は、新宿伊勢丹等を代表とする東京、大阪、名古屋等の百貨店に展開する直営店舗であります(百貨店系アパレル事業)。
 平成26年には、20代から40代の女性を主要な顧客層とするファッション性に富んだレディースシューズ事業へ参入いたしました。当該事業の主要販路は、都市部の駅ビル、ファッションビル、百貨店に展開する直営店舗であります(靴事業)。

(主要ブランド)
 当社が展開する主要ブランドは、ファッションビル・駅ビル系アパレル事業の「MOUSSY」(マウジー)、「SLY」(スライ)、「rienda」(リエンダ) 、「Lilidia」(リリディア)、ショッピングセンター系アパレル事業の「AZUL by moussy(アズールバイマウジー)」、「RODEO CROWNS(ロデオクラウンズ)」、「Avan Lily(アヴァンリリー)」、百貨店系アパレル事業の「ENFÖLD(エンフォルド)」、「BLACK BY MOUSSY(ブラックバイマウジー)」、「PEGGY LANA(ペギーラナ)」、大人レディースウェアの卸(セレクトショップ等向け)専業のブランド「House_Commune」(ハウスコミューン)があります。さらに、2016年春夏シーズンには「AEVES」(アエヴェス)「RIM.ARK」(リム アーク)の2ブランドがデビューしました。この2ブランドは、卸や通販の無店舗販路を開拓するために、展示会やEコマースサイトにおいて、クリエイティブディレクターがブランドコンセプトを表現することによって、お客様へのブランディングの浸透を図っています。

(店舗展開)
 これらのブランドにより、当社は、国内では、全国40都道府県のファッションビル、駅ビル、ショッピングセンター、百貨店等において、ブランド別のインショップ型のカジュアル専門店として主に展開しております。また、「SHEL’TTER(シェルター)」の名称で自社ブランド商品を中心にインポート商品等をミックスしたセレクト・ショップ型店舗を出店しております。

 国内においては、実店舗での販売に加えて、「SHEL’TTER(シェルター)」の名称で直営通信販売事業を行い、“買える”ファッションマガジン「SHEL’TTER MAGAZINE」の発行(年4回)を通じて、登録会員数の増加に努めてきました。さらに、平成28年からファッションやカルチャー等のトレンド情報を提供するキュレーションサイト

海外においては、香港及びマカオにて、BAROQUE HK LIMITEDが管理するFC店舗により、「MOUSSY」(マウジー)、「SLY」(スライ)のインショップ型の専門店を展開しております。また、中国においては、平成22年、直営事業として「MOUSSY」1号店を上海に、平成23年には「SLY」1号店を北京に、それぞれインショップ型の専門店としてオープンしました。その後、上海、北京地区を中心に直営22店舗まで拡大しました。平成25年、BELLE INTERNATIONAL HOLDINGS LIMITED(Belle社)との合弁事業をスタートし、直営店舗をすべて合弁会社に移管しました。その後、Belle社の店舗開発力を活用することにより、上海、北京、天津、成都、南京、重慶、武漢、杭州等の主要都市に展開しております。

【業績等】
    売上高   営業利益  経常利益 純利益
2015.1 62,525 -683   -874  -2,340
2016.1 68,769 5,996  6,141  4,221
2017.1 72,843 6,146  6,386  4,424
2Q 32,281 2,088  1,851  1,214
  EPS   BPS  配当
2017.1 136.75  524.82  - 

上場時発行済み株数 35,503,000株 (別に潜在株式2,295,400株)
公開株数 13,776,700株(公募4,200,000株、売り出し7,789,800株、オーバーアロットメント1,786,900株)

PER:16.3
PBR:4.3
配当利回り:
公募時吸い上げ資金:308億(OA含む)
公募時時価:795億

【株主構成】
MUTUAL CROWN LIMITED その他の関係会社 10,003,600 29.77
オリックス(株) 特別利害関係者など 9,359,600 27.86
CDH RUNWAY INVESTMENT (HK) LIMITED ベンチャーキャピタル(ファンド) 7,199,800 21.43
村井 博之 代表取締役社長、子会社の取締役 4,218,000 12.55
深沢 瑞岐 従業員 188,000 0.56
奈良 世輝 代表取締役副社長 186,000 0.55
深沢 哲人 上席執行役員 176,000 0.52
小池 恵一郎 上席執行役員 158,000 0.47
池内 秀樹 執行役員 124,000 0.37
中根 麗子 従業員 124,000 0.37

本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人かつ当社株主のMUTUAL CROWN LIMITED、オリックス株式会社、CDH RUNWAY INVESTMENT (HK) LIMITED及び村井博之、並びに当社の株主である奈良世輝、深澤哲人、深澤瑞岐、小池惠一郎、池内秀樹、熊倉努、中根麗子、福岡俊之は、共同主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場日(当日を含む)後180日目(平成29年4月29日)までの期間(以下、「ロックアップ期間」という。)、共同主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却等(ただし、引受人の買取引受による売出し及びグリーンシューオプションの対象となる当社普通株式を共同主幹事会社が取得すること等を除く。)を行わない旨を合意しております。
 さらに、当社の新株予約権を保有する村井博之、奈良世輝、深澤哲人、深澤瑞岐、小池惠一郎、池内秀樹、熊倉努、中根麗子、福岡俊之は、共同主幹事会社に対し、ロックアップ期間中は共同主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社新株予約権及び新株予約権の行使により取得した株式の売却等を行わない旨を合意しております。
 また、当社は共同主幹事会社に対し、ロックアップ期間中は共同主幹事会社の事前の書面による同意なしに、当社普通株式の発行、当社普通株式に転換もしくは交換される有価証券の発行又は当社普通株式を取得もしくは受領する権利を付与された有価証券の発行等(ただし、本募集、グリーンシューオプション、株式分割及びストックオプションにかかわる発行等を除く。)を行わない旨合意しております。
 ロックアップ期間終了後には上記取引が可能となりますが、当該取引が行われた場合には、当社普通株式の市場価格に影響が及ぶ可能性があります。
 なお、上記のいずれの場合においても、共同主幹事会社はロックアップ期間中であっても、その裁量で当該合意の内容を全部若しくは一部につき解除できる権限を有しております。


【私見】
MBO案件で、業種妙味はなく、業績面でも成長性が期待できるわけでもありません。更に、規模が非常に大きいので苦戦が予想されます。KH同様な展開でしょう。

仮条件上限:2240円→2000円
初値予想:2100円→1900円
ブック申し込み度・・・弱気
セカンダリー期待度・・・弱気
 
ジャンル:
ウェブログ
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