IPO・新興市場株日記

IPOの上場承認・初値分析・セカンダリーまで徹底分析。株価予想ブログは必見。

IPO分析(岐阜造園 )

2016-10-15 | IPO分析
【事業内容】
 造園緑化工事の設計・施工・メンテナンスを主たる業務としております。
(1)ランドスケープ
 不特定多数の人が訪れるパブリックスペース(景観を構成する諸要素のことや、景観そのものを意味します。)に、樹木の緑あふれる憩いの空間を創り出しております。当社グループは、造園技法を用いた、主に緑化によるランドスケープの構築を行っており、樹木や石材を使った伝統的な造園工事から、建物の屋上や壁面を緑で覆う屋上・壁面緑化工事、生き物との共生を目的としたビオトープ工事、大手ショッピングモールが取り組んでいる森づくりによる環境再生に配慮した工事など多岐に亘っております。
 なお、対象となる物件は、公共工事、民間工事、また、工事施工後の緑地メンテナンスによるものであります。
① 公共工事
 官公庁(国土交通省、地方自治体等)が発注する物件であり、庁舎等の施設、都市公園、街路、公立学校等の施工・整備に係る造園緑化工事を行っております。受注の形態としては、官公庁が発注する工事における競争入札によるものと、大手建設会社や地元建設会社が受注した工事の造園緑化工事部分を協力会社として請け負うものがあります。いずれも、官公庁が定めた仕様に従い施工を行いますが、施工技術、品質、安全管理、提案力などが受注に際してのポイントとなります。
② 民間工事
 民間企業が発注する物件であり、商業施設、工場、リゾートホテル、ゴルフ場、飲食店、ショッピングモール、温浴施設、住宅マンション、私立学校、病院、老人介護施設等の施工・整備に係る造園緑化工事を行っております。受注の形態としては、民間企業より直接受注を受けるものと、大手建設会社や地元建設会社が受注した工事の造園緑化工事を協力会社として請け負うものがあります。公共工事と同様、施工技術、品質、安全管理、提案力などが受注に際してのポイントとなります。
③ 緑地メンテナンス
 官公庁からの委託を受け、公園や公共施設等の緑地のメンテナンスを行っております。主な内容としては、樹木の剪定、施肥、病害虫駆除、草花の植え替えなどがあります。また、歴史的価値のある樹木の保存や、病気に侵された樹木の治療なども行っております。

(2)ガーデンエクステリア
 「ガーデンエクステリア」は、ガーデン(庭)とエクステリア(外構)を組み合わせたものであります。当社グループでは、住宅の周辺環境を総称してエクステリアと位置付け、庭園(ガーデン)のテイストをより多く盛り込んだ「ガーデン+エクステリア」の設計・施工を通じて、顧客の家庭での暮らしが緑に溢れ、より豊かなものになるよう設計・施工に努めております。既製品を組み合わせた定型的なエクステリアではなく、樹木や天然石を多用し、個々の緑豊かなガーデンエクステリアが集まり、美しい街並みを形成することをコンセプトに設計や施工を行っております。
 なお、対象となる物件は、住宅メーカーとの共同による新規の大型分譲地での設計・施工、一般顧客向けの「パインズ」でのショールーム展開等によるものであります。
 また、当社にて建売住宅の企画・販売、太陽光発電システムの設置工事を行っております。
① 大型分譲地での設計・施工
 住宅メーカーや不動産デベロッパー等とともに、大型分譲地の計画段階から携わっております。住宅の敷地や道路の配置、そして全体に繋がりのある緑地や公園等を総合的に計画することで、全体が統一された美しい分譲地となります。また、個々の住宅のガーデンエクステリアは、当社グループが指定業者として全棟を任されることが多く、顧客ごとの要望を満たしながら、分譲地全体の樹木や石材等素材の連続性を保つことが可能となります。
② 「パインズ」でのショールーム展開
 「パインズ」は、一般顧客向けのガーデンエクステリアショールームとして、東海・近畿・四国地方に5店舗を展開しております。主にホームページや地域タウン誌をはじめ、既存顧客や住宅メーカーの紹介により集客しております。当社グループでは、全てオーダーメイドにて提案し、顧客の思いの実現に繋げております。また、顧客が完成後のイメージを視覚的に認識できる様、素材やデザインの提示は主にデジタルコンテンツによって行っております。施工では当社グループの監督・指揮の下、自社及び専属の協力会社にて行っております。定期的な現場への巡回や協力会社を交えた勉強会を実施し、品質と安全の向上に努めております。
 その他の受注活動として、引渡し後の顧客への定期訪問や、樹木の剪定等のアフターメンテナンスを通じ、リガーデン(ガーデンエクステリアのリフォーム)の受注に繋げております。

 

【業績等】
     売上高  営業利益 経常利益 純利益
2014.9 3,868  249  262  141
2015.9 4,167  342  349  235
2016.9 3,971  321  397  257
2017.9 3,816  312  311  209
     EPS  BPS   配当
2017.9 151.40 1,611.90 35

上場時発行済み株数 1,415,000株
公開株数 460,000株(公募400,000株、オーバーアロットメント60,000株)

PER:7.6
PBR:0.7
配当利回り:3.0%
公募時吸い上げ資金:5.3億(OA含む)
公募時時価:16億

【株主構成】
小栗 達弘 代表取締役社長 280,230 27.61
小栗 弘 代表取締役社長の血族(相続手続き中) 267,530 26.36
小栗 勝郎 代表取締役社長と常務取締役の血族 263,930 26.00
社員持ち株会 特別利害関係者など 72,200 7.11
伊藤 俊秀 特別利害関係者など 15,010 1.48
舟橋 恵一 取締役 15,000 1.48
山崎 茂 特別利害関係者など 15,000 1.48
山田 準 専務取締役 15,000 1.48
川下 保博 取締役 10,000 0.99
小栗 育子 常務取締役の血族 6,600 0.65
小栗 栄一 常務取締役 6,600 0.65
小栗 治子 常務取締役の血族 6,600 0.65
小栗 正広 常務取締役の血族 6,600 0.65

本募集に関連して、貸株人である小栗達弘、当社株主である小栗勝郎、舟橋恵一、山田準、川下保博、小栗栄一、小栗將揮、小栗千里、小栗浩揮及び野村英樹は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後180日目の平成29年4月29日までの期間(以下「ロックアップ期間」という。)中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却(ただし、オーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと等は除く。)等は行わない旨合意しております。
 また、当社は主幹事会社に対し、ロックアップ期間中は主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の発行、当社株式に転換若しくは交換される有価証券の発行又は当社株式を取得若しくは受領する権利を付与された有価証券の発行(ただし、本募集、株式分割、ストックオプションとしての新株予約権の発行及びオーバーアロットメントによる売出しに関連し、平成28年9月27日開催の当社取締役会において決議された主幹事会社を割当先とする第三者割当増資等を除く。)等を行わない旨合意しております。
 なお、上記のいずれの場合においても、主幹事会社はその裁量で当該合意の内容を一部若しくは全部につき解除できる権限を有しております。


【私見】
 完全な類似業種がないといえばないのですが、業種妙味があるわでもないので評価は低くなります。業績面ではPERからも1倍割れとなっているPBRからも割安感はあるのですが、利益はほぼ横ばいで成長性に関しては期待できません。配当利回りは悪くなく、小型で需給は良いので売られる要素はありませんが、名証2部なので注目度は非常に低いです。前後のIPOで小型の人気IPOがないので、丸八のように短期で穴的な要素もあります。

仮条件上限:1150円
初値予想:1400円
ブック申し込み度・・・中立
セカンダリー期待度・・・中立
 
ジャンル:
ウェブログ
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