録画人間の末路 -

人は記録をしながらじゃないと生きていけない

このブログは

このブログは、PCでテレビ番組を快適に録画し、自由な形で好きなように活用するための実験結果報告をメインとしたものです。ですが、その自由を奪い、不自由を売りつけて無制限の利権を得ようとするものたちが、現在のテレビ界では勢力争いをしています。そういう連中とは断固戦い続けます。それが、ここのテーマです。
2011年7月24日まで続けることを目標にしていましたが、2011年いっぱいまで延期いたします。 ・・・の、予定でしたが、衛星放送の行く末が気になりますので、それまでは続けます。ああ、意志薄弱。



特殊なコンテンツ
・SpursEngine H.264エンコーダ 実験プログラムサポート&他ソフト紹介ページ
Lalfさんが作られている、SpursEngineで使えるエンコードソフトのリンク先の紹介などをしています。CUI版とAviUtlのプラグインの二種類があります。 また、それ以外に同じくLalfさんの作られたCodecSys Personal向け参照AVI、ravi2や、BOさんの開発されたLinux用HD PVRコントロールソフトのリンクもおいています。

※10/07/01 se_h264enc_auo ver 0.09、se_mpeg2enc_auo ver 0.05、Seche Technical Preview2 リリース

・スカパー!e2 各チャンネル解像度・ビットレート一覧表
独自の調査による、スカパー!e2とBSデジタル放送の解像度とビットレートの一覧表です。多少の間違いはご了承ください。

・意外とある、デジタル放送録画可能キャプチャーボード・ユニット
外部入力を用いて、デジタル放送のチューナーやレコーダーから出力される番組を、自由に扱える形式で録画可能なPC用のキャプチャーボードおよび外部ユニットの情報を集めたものです。

意外とある、デジタル放送録画可能キャプチャーボード・ユニット Part5

2014-04-16 00:31:13 | デジタル放送録画可能キャプチャーボード
2014年4月16日 情報追加 

タイトルにもある「意外とある」の文字通り、意外とありますデジタル録画可能、というよりCGMS-A無反応、もしくは回避可能キャプチャーボードおよびユニット。とうとうPart5まで来ました。さすがにこの辺が限界か? と思いつつも何かありさえすれば、最後まで継続していきます。もし、まだ未確認の情報ございましたら、このPart5までどうかよろしく。

過去収録分
・EX-VISION1500TV ・EX-VISION1700TV PCI ・EX-VISION1700TV USB ・EX-VISION mini・EX-VISION 500TV ・PX-TV432P ・PX-TV402U/JP
・GV-M2TV/PCI ・GV-MVP/GXW ・GV-ADTV ・GV-D1VR ・GV-BCTV7/USB2 ・GV-BCTV9・GV-MVP/RX ・GV-MVP/RX2 ・GV-MVP/RX2W ・GV-MVP/RX2E ・GV-MVP/RX3+ふぬああ ・GV-MVP/SX ・GV-BCTV4/PCI ・GV-MVP/XVD・GV-1394TV ・GV-MVP/RZ ・GV-MVP/RZ2 ・GV-MVP/GX ・GV-MPEG2/PCI ・GV-M2TV/USB2 ・GV-MVP/SZ ・GV-D4VR+REGEDIT
・MTV2200SX ・MTV1000 ・MTV2000+ふっかつのじゅもん・MTV1200FX ・MTVX2004 ・MTVX2004HF(+m2vconv +2004用FEATHER) ・MTV3000FX・MTU2400FX ・MTVXーHF USB ・MTVX2005USB ・MTVX2006USB ・MTVX2006HF ・MTVX2006mobile ・MTVX-WHF+バイナリィエディタ ・DVTX200-plus ・DVTX100HQ ・HDRECS+GS ・ADVC-200TV ・ADVC-300 ・ADVC-50 ・ADVC-55 ・ADVC-100
・PC-MV3DX/PCI ・PC-MV5DX/PCI ・PV-MV71DX/PCI ・PC-MV5DX/USB・PC-MV5L/PCI ・PC-MV5/U2 ・PC-MV51DX/U2+PCastLink ・PC-MV31XR/PCI ・PC-SMP2E/CB ・PC-MV5/PCI ・PC-MDVD/U2 ・PC-MV71DX/U2+PCastLink
・KRTV-VW2005 ・SAA7133GYC-STVLP/R ・KRTV-7131/L(Windows7 64bit情報あり)
・PIX-MPTV/P2W ・PIX-MPTV/P4W ・DVMC-DA2 ・PCV-RX75
・MonsterTV PH-GTR ・MonsterTV V-F ・Monster X ・MonsterTV VH2007
・SmartVisionHG/V,HG,HG2,HG2/R+ツール ・WinTV-PVR150 ・VA1000Plus
・Intensity+GS ・Intensity Pro+GS ・PV3 ・PV4 ・Theater 550PRO-E
・WinFast PVR3000 Deluxe ・WinFast PxPVR2200 ・WinFast TV2000 XP Expert
・CB-HARROC01-PCIE ・PCA-DAV2 ・JH-TV7131R pro ・NTVC-760PGN ・NV-UTH192 ・CHD-PVR1(HDD取り出し) ・K-DVD MAKER2 ・
・hauppauge HD PVR(海外版) ・hauppauge HD-PVR(国内版)+Graphedit
これらについては、以下の過去記事を参照してください。

意外とある、デジタル放送録画可能キャプチャーボード・ユニット
意外とある、デジタル放送録画可能キャプチャーボード・ユニット Part2
意外とある、デジタル放送録画可能キャプチャーボード・ユニット Part3
意外とある、デジタル放送録画可能キャプチャーボード・ユニット Part4
意外とある、デジタル放送録画可能キャプチャーボード・ユニット(録画不成功編)


GV-MVP/IDV
  情報提供:たくやさん
アイオーデータ得意の、アナログ→DVコンバート形式のキャプチャーユニット。よってIEEE1394必須。チップはNECとCanopus(当時)の共同開発ということで、DVTX100HQなどと同等の性質を持つ。つまり、移動壱規制の信号付で放送されている放送をレコーダーで録画し、それを元としてダビングしようとすると画面が破綻してしまう。この情報、実は"不成功編"の方に寄せられたのだが、リアルタイムでの録画は可能である場合、このコーナーでは"可能"の扱いとすることにしていることと、現行のダビ10の場合アナログ出力のダビングを、規制付で認めている(いわゆるアナログは無制限問題)のでレコーダーの出力からでも録画できる可能性が高いため、こちらに転載した。

HDCAPPCIE
  情報提供:classさん
リンク先で急遽販売されたことで注目を集めた、謎のHDMI&アナログタイプのキャプチャーボード。その正体は諸説あるものの、チップにTM620を搭載しているため、HARROCにHDMIを追加したような製品であることは間違いないもよう。それ以外の日本国内で販売されたHDMI入力型キャプチャーボードと違い、GSやJAと言ったアダプタをはさむことなくデジタルキャプチャーできてしまうのが最大の特徴。ある意味現時点最強のキャプチャーボード。

jackallExpress
  情報提供:mitさん
HDCAPPCIEを追うように出荷された、同等の機能を持ったキャプチャーボード。その名が示すところは、単なるブランドか、それともJAの後継であることを示すものか。単体でGSもJAも使うことなく、ふぬああなどでデジタル放送の録画が行える。

vRec
  情報提供:Zlingさん
キャプチャーした映像をH.264に変換してUSBHDDなどで取り込むキャプチャーユニット、というよりレコーダー。なお、これを販売する会社bitbayのサイトには現状これしか製品情報が無い。メーカーのサポートによると、ノンサポートながらデジタル放送だろうとなんだろうとコンポジットかS端子で接続できる映像ならなんでも取り込め、かつPSPなどで再生できることを公言している。ただし、未感知にするには開発者モードへの切り替えが必要らしい。
電源を入れて、起動画面が表示されている間に、リモコンの
「早送り」→「早戻し」→「マイク」→「セレクト」→「上矢印ボタン」の順に押す。

EX-VISION 1000TV
  情報提供:uziさん
ELSA初のハードエンコードタイプのキャプチャーボード。3次元Y/C分離回路と3次元DNRの排他利用、およびGRT機能搭載を手の届く価格帯まで持ってきた名機である。どこかのOEMなのか、ほぼ同じハードで長瀬産業から「TRANSGEAR 5000TV」および「TRANSGEAR 5000TV2」が、のちにDEGITAL COWBOYから"大陸志向"のブランドで「DCT-MTVP1」が発売されているが、1000TVはチューナーにあえてソニー製を使い、録画アプリも自由度の高い「bitcast.tv」を用意するなど、抜きん出た性能を持つ。
4:3の録画モードしか持たないが、付属ソフトで外部入力の録画が可能。

iVIS HV30
  情報提供:Kenta さん
当コーナー初! のビデオカメラ。DV形式のビデオカメラの一部にはコンポジットの入力端子があるため、それを介する、もしくは一端内部テープに録画したものをPCのIEEE1394端子からDV形式での録画を可能にするものがある。HV30はその一つ。これもビデオキャプチャーボードと同様、全部のDVカメラでデジタル放送を録画できるわけではないが、HV30はそれが可能。

NV-UTH222
  情報提供:GV-MVPさん
novacからmicro CATCH TV Walkerの名で発売された、当時としては画期的な小型化とバスマスター動作を果たしたチューナー付キャプチャーユニット。内蔵のハードウェアエンコーダーは定番のMPEG1/2だけでなく、MPEG4にも対応していてMS-MPEG4もしくはDivX形式でも録画可能・・・って、結構面白そう。当時知っていたら買ってたかも。もちろん録画は外部のみ。

PIX-MPTV/U4W
  情報提供:GV-MVPさん
現在でもPC向けに所謂合法チューナーを提供し続けるPIXELA。アナログ時代の代表ボードであるPIX-MPTV/P2Wのいわば外部ユニット版。原則高画質化回路は内部チューナー向けだが、デジタル放送録画時には特に関係なし。

SK-MHD264(MonsterHD264)
  情報提供:2ちゃんねるDTV板、crjさんの書き込みより
フルHDのHDMI入力をH.264に変換して取り込むユニットとしては最初期のものだが、1080p(24/30p)に対応するなど機能は高い。原則プロテクト付動画は読み込めないが、ファイルの一部を書き換えることで無視させることは可能。書き換え箇所はソフトのバージョンによって異なるが、VerVer1.12.0210.0(2012年2月10日版)のやり方は以下の通り。
・MonsterHD264.exeのプロパティを確認し、読み込み専用のチェックが入っていたら外す
・MonsterHD264.exeを適当なフォルダにバックアップをとっておく
・適当なバイナリエディタソフト(今回使ったのはStiring)を右クリック「管理者として実行」で実行
・MonsterHD264.exeを読み込ませる
・アドレス00009F5E 75 0B -> 90 90
・アドレス000187DB 84 D2 -> 33 C9  と書き換える
・上書き保存、再起動

SK-MVXL(MonsterX Live)
  情報提供:nkiさん
上記のMHD264とそっくりな見た目の、配信専用キャプチャーユニット。ひょっとしたらハードの中身も同じかも知れないが詳細不明。原則録画機能は持たないが、ファームウェアを2.9にアップデートした場合、VirtualDubでのキャプチャーが可能。ただしソフトエンコードのみ。

MonsterTV P2H
  情報提供:GV-MVP さん
現在でも外部取り込みのキャプチャーボード・ユニットを個人向けのメイン商品にし続けているSKnetの、最初期のユニット製品。他社製品にはない機能として、DVD±RWへのダイレクト録画(フォーマットはDVD+VR)をアップデートで実現している。ただし専用にカスタマイズされたDVD MOVIE WRITERでしか行えない。同様の機能を実現した製品には、紹介済みのMonsterTV PH-GTRがあった。おまけとしてMediaStudioかVideoStudioがついてきたりと、このころのハードの添付ソフトの充実ぶりは本当にすごい。 デジタル放送もDVD+VRで直接焼けるかも?

PIX-MPTV/P1W
  情報提供:GV-MVPさん
ピクセラのキャプチャーボードと言えば、デジタルパーツが純国産のPIX-MPTV/P4Wやパイオニア製10bitデコーダー搭載のインパクトが強かったPIX-MPTV/P6W(こちらはデジタル放送の録画が出来ない)の印象が強いメーカーだが、それらに先行して発売されたのがP1W。これと言った特徴的機能はないものの、デジタル放送の録画が出来るので十分。

PIX-MPTV./L1W
  情報提供:GV-MVPさん
同じくピクセラのMPEG2ハードウェアエンコードタイプのキャプチャーボード。"世界初!ロープロファイル対応のハードエンコーダキャプチャーボード!"のキャッチが勇ましい。

GV-MPEG2S/PCI
  情報提供:GV-MVPさん
高性能ハードエンコードキャプチャを身近なものにしたGV-MPEG2/PCIの廉価版、と言っても映像出力機能などはないので、別物という感じ。純粋なMPEG2ハードウェアエンコードのキャプチャーボードはこれくらい? デジタル放送のキャプチャーも可能だが、価格.comの書き込みなどによると、ドライバとキャプチャーソフトのバージョンを上げると録画できなくなるらしい。添付版が無難。

・V-STREAM DVD MAKER USB2.0
  情報提供:GV-MVPさん
メーカーがすでにないので詳細はやや不明だが、このころから出始めてきたUSB接続の、取り込み用のコンポジットやS端子ケーブルに小さなユニットがついているだけのソフトウェアエンコードタイプ。この時期は各地でデジタル放送が始まっていたにもかかわらず「PC向けの録画ボードは出ないだろう」と、実質出させる気がないことを関係者が公言していたころなので
、このような製品が代わりに出回っていた。録画ボードやHDMIキャプチャーが多く出回ってなお、このタイプの需要は残り続けている。銅製品は意外と添付ソフトが充実しており、DVDへの直接録画も可能。

・V-Gear MyTV SAP 3
  情報提供:GV-MVPさん
これまたメーカーがすでに存在しない製品。"DivX5.2で録画"を謳うが、PX-TV432Pのようなハードエンコードではなく、ソフトエンコードなボード。おそらく添付ソフトにDivXがあったものと思われる。特に高画質回路など特筆すべきものはないが、添付ソフトでもデジタル放送の録画は出来る。

・intensityPRO
  情報提供:2013-02-05 05:13:07さん
IntensityおよびPROはHDMIを前提としたキャプチャーボードで、そちらはGS経由でないとデジタル放送の録画が行えなかった。が、PROにはアナログ端子も搭載されており、S端子ではデジタル放送の録画が行えることが確認された。
以下、提供者さんからいただいたコメントより
・自作PC。Z77系マザー。windows7_64bit。08年頃の東芝レコーダーで受信。
・S端子で接続。(Intensity Pro付属の変換ケーブル使用)+赤白ステレオ音声。(※1)
・Intensity Pro付属のソフトBlackmagic Media Express(v3.2)で録画。(※2)
・リアルタイム放送を3分以上録画した動画ファイル(.avi)を、windowsムービーメーカー(v2012)で
変換と圧縮(.mp4)、wmp12での再生を確認。
詳しいコーデックとかコンポーネント接続は、準備が手間だったのでご容赦ください。m(__)m 
ちなみに最初に書き込んだ時はアマレコTVで試してました。それでは、失礼いたします。
※1レコーダーの映像出力端子のうち、操作メニューなどが表示出力される方の端子を使用。
レコーダーの動作によってメニュー画面が表示されればそれごと録画されるし、
設定によって字幕(文字多重放送?)も録画される。けど、さすがにそれは関係ないよね。
※2厳密には、パッケージ同梱のディスクは使用していない。公式サイトからの
ドライバと強制同梱(?)のソフト。だからパッケージ内には、さらに別の付属ソフトもあるかも。

追記:D端子→コンポーネント変換コネクタを経由しての1080i録画も、付属ソフトで可能。もちろんアマレコ等でも大丈夫とのこと。

GV-VCP2M/PCI
情報提供:GV-MVPさん
アイオーデータのソフト方式のアナログキャプチャー専用ボード。S端子の他コンポジット入力端子を2つ擁してあるので最大3系統の録画元を切り替えられるのが最大の特徴。ひそかにPC-9821対応というのもウリ? 添付ソフトのうち"I-O DATA VideoRecorder"でAVIとMPEG1で、VideoStudioではMPEG2でデジタル放送の録画が可能。なお、同じボードを使ってあて添付のVideoStudioのバージョンが古いGC-VCP2/PCIという製品も存在する。若干形状の異なるGV-VCP3R/CPIも同様の録画が期待できるが未確認。

AVT-C281
情報提供:milkandlaitさん
最近TV取り込みに代わって外部入力の主流となっているゲームプレイ動画の録画向製品で、PCなしでもH.264/AVC方式で、内蔵2.5インチもしくはUSB外付けHDDに録画できるのが特徴、どちらも容易に交換できる。コンポーネントなら1080iまで、CGMS-Aの影響を受けることなく録画が可能。

KW-U506(公式サイトがすでに存在しないため、バリエーション機のFNTMの紹介サイトになります)
情報提供:GV-MVPさん
USB接続のリモコン付きチューナーユニット。FNTMは「WinDVR付でソフトウェアコーデックでのMPEG1/2ビデオキャプチャが可能」とある。
なお、元々Win2000用なためか、XPではINTEL PCCAMERAと自動認識するので付属CDのドライバに変更する必要あり。ただし、XP用としては承認されておらず警告される。

Pinnacle Systems Studio AV/DV(公式サイトが存在しないため、マニュアルのpdfへのリンクとなります、注意してください)
情報提供:GV-MVPさん
おそらく海外ではCorelからPinnacleブランドで発売されている、キャプチャーボードとソフトのパッケージ。キャプチャーボード自体はコンポジットとS端子のアナログの入出力端子とIEEE1394端子を搭載した、アナデジ両方のビデオカメラからの入出力を意識したもの。情報提供者のバンドルソフトは8でアナログでのAVIキャプチャーには成功したとのこと。

GV-D4HVR
情報提供:tenさん
密かに高い評価を受け続けているアイオーデータのD端子入力キャプチャーシリーズの最新版。初のUSBによる外部ユニット形式と、H.264/AVCによるハードウェアエンコード取り込みを行うのが特徴。実質的にGV-D4VRの後継であり、同じ手段でCGMS-Aが回避できる。
・REGEDITでHKEY_CURRENT_USER¥Software¥I-O DATA DEVICE,INC.¥I-O DATA HD Video Captureに移動
・右クリック→新規作成でDWORD
・ "CGMSDetectEnable"を作成、値は"0"のまま
成功するとm2tsやmp4の拡張子の動画ファイルになる

MonsterX U3.0R
情報提供:nkiさん
1920x1080x60pのキャプチャが可能ながら内蔵ではなく、外部のUSBユニット(3.0)によるソフトキャプチャーという大胆な構成のユニット。それゆえにハイクラスのCPUと大容量HDDは必須。事実上デスクトップ機向け?
専用ソフトではHDCPを回避できないものの、ソフト方式ゆえに定番のアマレコTVでのキャプチャーは可能。ただしそのまま使えるのはドライバのバージョンが1.3.13196.0の場合のみ。新しいドライバでは他のソフトから直接キャプチャーできないようになっているため、アマレコTVのあと付属ソフトを同時に起動しておく必要がある。PS3での例だが詳しくはWiki参照のこと

MonsterXX
情報提供:TATSUさん
HD入力キャプチャーに力を入れているSKnetで最初に1920x1080/60pを可能にしたHDMI入力型キャプチャーボード。発表当初は必要と思われるスペックの高さが話題になった。普通に使う分にはHDCPを回避できないものの、>MonsterX U3.0Rと同じアマレコTVを付属ソフト前に起動し、常駐させておくことでデジタル放送の録画ができる。提供者未確認ながら下位機のMonsterX3でも同じ手段が使えるらしい

当コーナー趣旨
・上記のように"デジタル放送対応ではない"にも関わらず、デジタル放送が外部入力で問題なく録画できるキャプチャーボード・ユニットの情報を常時求めています。「全く録画できない」という逆情報も歓迎いたします。
・いただいた情報は基本的に情報提供者のお名前とともにこのコーナーに追加掲載いたします。ご了承ください。なお、解説はいただいた情報を元に当方で適当に書いております。
・ソフトエンコードタイプのボード・ユニットの場合、ふぬああだけでなく、添付ソフトによる可否を書いていただきますと、よりよい情報になります。ご協力をお願いします。
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ビデオキャプチャーの来年の利用

2011-12-15 00:18:13 | 次世代ビデオへの懸念
ここ最近は人目を気にして文章書いてましたけど、今回はグダグダに行きますので、ご注意。

ITMEDIAの連載記事、「ショップのダメ出し!」シリーズはタイトルその他に惹かれてつい読んでしまうけど、読んでいてそれほど面白いとは思わない(失礼!)。だって買えないパーツばかり書いてあるし。特にこの年末年始は「全国の系列店からかき集めました」とショップ店員が語るほどめぼしいパーツが秋葉原に集中しているとのことです。記事には特価品とありますが、それ以外の大物も秋葉原を優先しているのでしょう。必然的に地方の系列店はスカスカで、HDDがまだ十分値下がりしていない現状では売るものがないんじゃない? 状態になってます。もちろんSandyの2600Kくらいなら売ってますけど、基本的に定番ものしかおいてなく、SandyBridge-EもFXの8コアもおいてません。そのうえ、ひょっとしたら単品販売としては現状地元最後の1個だったかも知れないAMD FX08120はOSにVistaの64ビット版なんか使われているので、本領発揮とは程遠い速度しか出せていません。Vista64ビットがWindows7の64ビットと比べて32ビットエンコードソフトの実行が遅いのは知ってましたから、予想通りではあるんですけどね。8120を8150相当までオーバークロック動作させて(偽8150と呼んでます)実行させても、Windows7の64で動いているPhenomIIx6 1090T並みのエンコード速度しか出ないのはさすがに・・・。いや、仮にも8スレッド同時処理の偽8150だからこそVista64でこれだけの速度が出せている、と考えるべきでしょうか。その結論はいずれにしておきましょう。

話を「ショップのダメ出し!」に戻しましょう。今回はその中でも現実感のない話でした。「最強のCPUの使い道はエンコードあってこそ」は分かるのでCore i7-3960Xはまだしも、全体的に最初から突っ込み待ち、キャプチャーエンコードがメインなのにHDDが無いというのは、わざと触れないで記事にしよう、というのが見え見えでしたし、キャプチャーボードも、わたしらの間ですら「高機能すぎて使い道なし」とされたMonterXX。案の定ダメ出しをくらってMonsterX2になりましたが、動画取り込みボードはそれだけ。実際のエンコードマニアだったらここにチューナーボードかユニットを入れないわけがありませんよね。記事になったショップではPX-W3PEなども扱っていますから意図的にはずしたのでしょうけど、結果不自然なものになってしまいました。

しかし、そのキャプチャーボード、使わなくなっちゃいましたね。以前は「録画」といってもPCで使う場合、ボードのチューナー機能よりも、大抵のボードについてきていた外部入力のキャプチャー機能をメインに使っていた、なんて人も結構いたはずです。わたしはそうでした。そういう人にとっては、PCのボードはチューナーがついていても「キャプチャーボード」でした。今はいつの間にかチューナー製品には外部入力はつかなくなり、キャプチャー製品は独立した別物になってしまいましたが。
Friioが登場する以前は、当ブログのコンテンツ「デジタル放送録画可能~」などを使って外部入力をするのが主流でした。特にPV3/4がHDキャプという道を切り開いてくれたおかげで高画質のPC処理が可能になってから火がつき、GSが都合よく(?)登場したこともあって理論上画質の落ちないHDMIキャプがデジタル放送取り込み最高の方法となって全盛期を迎えました。が、いまや暗号化なしのTS直接録画は当たり前。そのファイルを使ってエンコードもできますし、外部キャプチャーの必要性は、いざというときの予備くらいしか感じなくなってしまいました。地上・BSデジタル放送取り込み目的がなくなっても、ちょっと前まではスカパー!HD取り込みという次の利用目的がありましたが、こっちもPCで直接録画したり、PC手元のBDにダビングして簡単に取り出す方法が確立して、これまたメインではなくなりました。HDMIキャプの本来の目的(?)であるビデオカメラ映像の取り込みにしても、今のPCのパワーならAVCHDを直接処理できますから、低圧縮aviに変換する必要もなくなってしまいました。結果、外部キャプチャーボードは我々の主力ではなくなってしまっています。

と、言ってもキャプチャー製品はいまだに売れています。当ブログでも広告を貼ってある"HDMVC4UC"は現在でも結構売れ行きがあるくらいです。これは、ゲーム機からプレイ動画のキャプチャー用といわれています。また、ITMEDIAのPCパーツテレビ・キャプチャー製品販売ランキング TOP10。これは大手量販店の集計結果なので我々とは動向が異なるのですが、ベスト10のうち4つがUSBのアナログキャプチャーユニットです。残り6つのうち4つがワンセグであることを考慮に入れると、USBアナログキャプチャーユニットの売り上げは少なくとも所謂合法チューナーのボードやユニットより上なのです。こちらはビデオのダビング用か、取り込みなんてSDでかまわないと考えるゲームキャプ用でしょうか。

今後、外部入力が役に立ちそうな分野というと、来年はやることが期待されている全録レコーダーでしょうか。全録レコーダーは基本的にメディア保存できるように作っていない~もちろん規制があるからでしょうが~ため、「全録機能でたまたま録画されていた番組だけど、どうしても保存しておきたい」という希望が出ることは当然あるでしょう。でも、日本の放送はデジタル化によってすべて業界の都合による規制が入るもの、と定義されました。便利であることよりもかゆいところに蓋をする仕様が推進されるため、自由にメディアに記録できるようになる日は永久に来ないかも知れません。対抗方法はおそらく外部キャプチャのみでしょう。全録は圧縮録画になるため、キャプチャーにも高画質は求められません。HDMI入力で、H.264かMPEG2で録画できれば十分です。なんなら圧縮はSandyBridgeのQSVでもいいですしね、リアルタイムで出来れば。
まだまだそういった製品は少数ですが、もし全録レコーダーがはやるようになれば、必然的に必要になり、増えていくかも知れません。もちろん全録レコーダーが全然はやらない可能性もあります。全録と言っても地上波だけですし、地方じゃなぁ・・・という気はいまだにしますので。なにより、テレビの先月の売り上げは(エコポイントなどの政治的底上げがあったとは言え)、前年度同月比90%以上ダウン、つまり1/10も売れなかったという大記録を打ち立てましたから、今後量販店においてテレビの展示などがイベント時以外は縮小されることになりそうです。その結果、テレビが人に忘れられる家電になる可能性が出てきたのですから。テレビが忘れられればレコーダーは完全崩壊しますし、そうでないにしてもテレビに録画機能がついたことでレコーダー録画もPC録画同様、マニアしかやらない行為になりつつあるのですから。


そうそう、全録レコといえば、ガラポンTVが「未販売地域テストユーザー募集」をしてます。この15日までしか募集期間が無いので少し遅い情報ですが、興味のある人は見てみてはいかがでしょうか。ただし、条件として
1.東京、神奈川、埼玉、千葉以外に住んでいる人
2.サービスの内容に関してブログ、SNSでの批評は行わない
といくものがあるようです。前者はともかく後者の条件は面白くないので、わたしはパスしますが。

外部入力で映像を取り込む、という行為はチューナーで直接受信するのとは違う、独特の気持ちよさと便利さがあります。やはり手元にひとつはあると便利です。かつて初めて外部キャプチャーでテレビ番組を取り込んだとき、あまりのすごさに異次元の世界が誕生したことを感じ、それ以来いまだにその魅力から抜け出せないでいるわたしとしては、いつまでもなくなってほしくない機能ですね。
コメント (10)
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売れなさそうだけどワクワクする!ソニーの3D対応有機ELヘッドマウントディスプレイ

2011-08-31 13:36:40 | 意味なしレビュー
・先週発売された「ラジオライフ」にちょっとだけ載っていた「CAT PRO HD 2」、販売元のATEXではすでに販売が始まっているようです。
先代のCAT PRO HDはHDMI入力でリアルタイムH.264保存という道を切り開いた革新的な製品でしたが、内蔵HDDと外部メディアのSDカードの交互移動がなぜか出来るように作っておらず、内蔵HDDをいちいち外すか、HDDをあきらめてSDカード一本に絞るか、バグを利用するかしかなく、使い勝手はイマイチなものでした。その後継機がようやく登場するわけですが、その間に似た機能を搭載しながら外部メディアへのコピーを標準でサポートしたHVR-BX1が登場していますし、PC用キャプチャーでもMonsterHD 264ことSK-MHD264などもありますし、今更感も漂います。ただ、サービス価格で値段は49800円と安くなっていますし、コンポーネント/コンポジット入力もついていますから大抵の映像出力機器とつなげます。なぜかSDカードは廃止されたようですが、USBが代わりに付いてますし、内蔵HDDと外部メモリの相互移動が可能なら問題無さそうです。選択肢の一つとしては面白そうです。


・気を抜けば忘れられそうになるテレビの3D映像。3Dメガネ標準化なんて話がようやく出てきたそうですが、何を今更。なんで最初から統一しておこうと思わなかったのか、の疑問の方が先に出てきます。そんなものより百倍も面白そうなのが、ソニーから出される3D対応のヘッドマウントディスプレイです。

ソニー、3D対応の有機ELヘッドマウントディスプレイ
-実売6万円。750型スクリーンを20mから見た映像


あのグラストロンです! しかも国内から撤退させたはずの有機ELパネルを復活させての登場というじゃありませんか。「3D対応」ってことは当然3Dなんか使わなくても使えると言うことですよね? 有機ELパネルの高画質を活かしたグラストロンというだけで6万円が安く見えるほど魅力的で、体が少し震えてきます。唯一の難点は解像度が1280x720どまりという点ですが、DVDも視聴することも考えたらむしろバランスのいい解像度と評価することも出来ます。

うう、本気で欲しくなってきた・・・。マニア以外の人からみたら利用風景は異様な姿に見えるんでしょうね。グラストロンもバーチャルボーイもそれが売れなかった一因でしょうし。ただ、没頭するには最適でしょうから、中途半端な液晶テレビを個室に導入するくらいならこれとPCを併用した方がいいような気さえします。それでも売れるかどうか怪しいですが。


・ついでにもう一品。もう完全に忘れられていたSKnetのキャプチャーボードの高級タイプ、MonsterXXがようやく登場するとか。

エスケイネット、1,920×1,080p/60fps対応PCIe x4 HDMIキャプチャ

HDMIキャプはたくさんでていますが、1080/60p対応は初めてです。とはいえ、x4でないと能力を発揮しない、事実上RAID0必須などやや条件が厳しく、使いこなしは難しそうです。かつ、そこまで必要な映像も少ないですし。個人的にはSK-MHD264のように1080/60pを30pでキャプチャー出来、かつ24pも可能ならそれで十分なんですけどねぇ。
コメント (13)
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1080/30p対応、HDMVC4UCの切れ味

2011-04-08 08:49:59 | HDMI

しばらく前にこんな製品が発表になりまして

サンコー、直販12,800円のHDMIキャプチャカード
-4ポートの入力を装備。1080/30p記録に対応


おお、1080/30p! と言えば、MonsterX3が当初搭載する、と言っていたのに結局製品版では採用を取りやめた解像度&フレームレート。こ、これは欲しい・・・と、即注文してしまいました。ああ、この手の製品には相変わらず財布のひもが緩いわたしであることよ。ただし、注文してから届くまで大分かかり、やっと届いたのが6日でした。地震の影響か、通販業界全体で荷物が届くのが遅くなっている気がします。

HDMI ビデオキャプチャーカード:HDMVC4UC
サンコー
サンコー


HDMIの入力端子が4つもあるなど注目すべきところは多いですが、わたしらとして使える品なのかが気になるところ、まず入力用として、最近A50ばかり使ってすっかり再生機として使わなくなったPS3に久々に電源を入れて使ってみることにしました。
なお、PCの環境は以下の通り。

PhenomIIx6 1090T(クロックは定格ですが、安定動作ギリギリまで電圧を落としています)
MA78GPM-DS2H(AM2+)
オンボードGPU
DDR2-800 2GBx4(8GB)
起動はSEAGATEのHDD
Windows7 ultimate64ビット版

64ビット対応を謳うのなら、4GBオーバーの環境でも安定動作してくれないと困りますから。
まず、HDMIで両者を直結させて使ってみます。解像度設定としてはブラウン管テレビにHDFury3で繋いでいたものが残っているので、1080iで出力するようにしてあるものです。すると、付属ソフトとアマレコTVであっさりと映りました。まぁここまでは予想通り。問題はGS必須かそうでないか、というところでBDの市販ソフトを再生してみると、これも映ります。さらに試しにそのまま付属ソフトで録画を敢行するとやっぱり映りますし、できあがったMPEG2(付属ソフトはMPEG2かH.264でしか録画できません)を再生すると、これもバッチリ映ります。このHDMVC4UC、間に挟むアダプタは不要でした。今時珍しくありませんが、HDMI4ポート持ちかつGS不要は嬉しい仕様です。

さて、そこまでならば他のHDMIでも出来ること。今度は肝心の1080pを試してみましょう。BDの1080p時の出力は60pに合わせ、ディスプレイ設定で1080pを有効にしましょう。普段はカスタムで1080pを切っているので、今度は逆に1080pをカスタムで有効にすると・・・画面が出ません。おかしい?とおもって自動にすると、「1080p」という設定でちゃんと映ります。なんだ、ちゃんと出るじゃないか、と再びBDを挿入して60fps出力でキャプチャ、画面も映るしちゃんとキャプチャも出来る、問題なし・・・と思いきや、録画した映像はインターレースと出てしまいます。レレレ? 
じゃぁ、出力を24にして再びBDを再生、キャプチャを敢行すると、今度もちゃんと出ますしキャプチャも出来ます。そして、録画されたファイルもプログレッシブで24fpsとなっていました。あらら、24ならOKですか。どうやら先の自動設定では「このHDMIの出力先は24pまで」と認識されてしまったようです。
ひょっとして、やはり30pで60pの映像を録画や表示させることは無理なのでしょうか?BDの規格は厳密に言えば24pか30pとなってはいるのですが、ほとんどの再生機は60p出力を行うのでなんとか30pで代用できないか、と思ってのですが。ただ、手元にあるBDソフトは数が少なく、映画の24pで再生するソフトばかりなのでそもそも60p出力が出来なかった可能性もあります。なので、出力をRD-X8に変えてみました。BDではなくDVDまでしかサポートしていないHDレコーダーですが、D5出力には対応しており、24pもしくは60pを選ぶ事が出来る点で出力だけならBDレコ並と言えますから、だまぁ代用品として。
まず、24pに設定してみると受信中の放送がD5にしてもちゃんと映ります。キャプチャすれば24fpsのファイルがちゃんと出来ました。じゃぁ、60pにすると・・・
あ、映らない。やっぱりダメでしたか。残念ながらこのキャプチャーボードで1080/60pを映すのは無理のようです。意味がないからMonsterX3は30pの採用を見送ったのでしょうか。付属してきた紙マニュアル日本語版には「リアルタイムキャプチャ 1080p@60FPS対応」とありますし、30pに落としたキャプチャを期待していたのですが。

ただ、1080pが全く映らないという報告もありますので、30pだからダメというのではない可能性も残っていますが。

【人柱レビュー】HDMIキャプチャー「HDMVC4UC」にチェックミスがあった模様。

そのせいか、公式サイトでも「1080i/60fps」を謳い、1080/30pの扱いは小さくなっています。
しかし、公式サイトにもマニュアルにも書かれていませんでしたが、少なくとも手元にあるモノでは1080/24pは付属でもアマレコTVでもキャプチャ出来ましたし、実用性ではそれほど問題ないかも知れません。
また、DDR2-800ということであまり参考にならないかも知れませんが、64ビットOS+8GBメモリで全く問題なく映っています。付属ソフトでの手抜きテストですが、2時間の連続録画に耐えました。ただ、キャプチャ画面を見ていると時間が経過すればするほど画面と音声のズレが大きくなって言っており、心配しましたが録画ファイルは少なくとも付属ソフトでは問題ありませんでした。肝心のアマレコTVではどうなるか分かりませんが、それは今回のテスト用ではなく、搭載させる予定のミニタワーのPCでHDDがタップリ使える環境で試すことにしましょう。全部のドットがちゃんと撮れているか、なんてのもまだ調べてないですしね。

昨今はもっと安いHDMIキャプチャもありますが、HDMI4ポート、GS不要、1080/24pのキャプチャ可(公式には未承認)、64ビット8GB録画実績有りとこれだけそろっているものはなかなかありません。そこまで考えれば、十分購入検討価値のある製品だと思われます。
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独断と偏見で選ぶ、今年のアイテム

2010-12-29 21:12:12 | 意味なしレビュー
年末なんで、SSDをRealSSDC300のCTFDDAC128MAG-1G1に変えました。せっかく全部のSATAが3.0なAMD環境なんで、SSDもSATA3.0対応のやつに。

速いぃぃぃぃぃぃぃぃ。

前のSSDと比較してもはっきり体感出来る速さです。速いし早い。まるでメモリだけでOSを使っているみたい。これで2万円ちょいなんだから買った価値はありました。前のSSDは最近遅くてイライラしているノーパソ(お店用)にでも差し替えてみようと思います。


さて、今年一年。機械もの好きの方々には、どんな製品を使ったでしょうか? あるいは何が心に残ったでしょうか? それは人それぞれでしょうが、わたしにももちろんあります。今回は製品モノの総括ということで、各部門で今年一番良かったと思われる製品を独断と偏見に満ちあふれた判断で、自分勝手に選び、それを中心に今年を振り返ってみました。なお、突っ込みは受け付けますが反論は受け付けません(笑)。

あなたは、何が心に残りました?


・PC用デジタルチューナー  アースソフト PT2
今年もこれしかないでしょう。今年の新製品でこそありませんが、年初の発売中止、年度末の再販決定と話題も事欠かず、未だにあらゆる面でコレを超えるチューナーは存在しない状況です。ただ、今年ギリギリになって登場したPX-W3PEは初めて対抗馬になりうる、PT2ではかばいきれない用途、特にロープロファイルと余っているPCI-Ex1の活用という点で優位に立てる製品として登場しましたが、如何せん出たばかりで活躍期間が短く、今年を代表する、とまでは至っていないでしょう。PX-W3PEを発売したPLEXは今年PX-S3Uを登場させて移行、注目される存在となりました。来年にも発売とされているPX-W3U2にも期待が掛かります。
話題性だけならば今年一番だったDECULTUREのPT2-X2ですが、何よりも専用ドライバが用意されなかったという点でまともに動くシロモノではなく、期待が大きかった分急速に冷めていったというガッカリなものになってしまいました。正式な代理店もなく、完全に放っておかれている状況ですし。はぁ。
所謂合法チューナー(PC用チューナーは全て合法チューナーですが、BonDriver非対応のものを当ブログでは"所謂合法チューナー"と呼んで区別しています)は今年AVCによる圧縮でMPEG2-TSの数分の一のサイズで録画出来る製品がいくつか登場。解説ページなどは機能自慢で往年のアナログ用キャプチャーのような雰囲気を醸し出していますが、如何せん扱いやすくなりようがないため、総合的魅力に乏しいものばかり。ただ、アイオーデータのGV-MVP/XZだけはUSB接続出来るAVC対応ということで、容量を増やすことが難しいノートPCと容量を節約出来るAVC録画の相性が良く、しかもUSBバスパワーということもあって特別賞を与えても良い魅力を持った製品となっています。


・HDMIキャプチャー DM626 HDMI Video Capture Card / HDCAPPCIE
実は今年は大量のHDMIキャプチャー製品が出た当たり年。と、言っても性能はどこも似たり寄ったり。多くがソフトエンコード方式で、1080i/720pが最高、HDCPに対し無反応もしくは無反応に出来るというものでした。なので、一番話題になったと思われる、最低価格6999円で販売されたDM626を年度代表として取り上げておきます。
一部に1080/24p対応もありましたが、HDCPには反応するものばかりだったように思います。1080/30p対応と謳われ、期待させたMonsterX3も24pまでになってしまいましたし。
変わったものでは、HDMI入力してH.264/AVCに対応したものが予告されましたが、結局出ているのはSK-MHD264だけ。それもソフトが未完成で不安定なままほったらかし状態です。もうメーカーはやる気ないのでしょうか。せめて録画時間指定録画だけでも出来るようにして欲しいです。あとはPC用ではないですが、外部レコーダーのHVR-BX1が12月になって登場しました。どうやらHDCP非対応なのは確実とのこと。CAT HD PROと違い、標準で録画したAVCをSDカードに移せるうえ、HDMI出力も付いているのでPC用外部周辺機器としても役に立つようです。データは頂いているのですが、実機が手元にあるわけではないのでまだまとまってません。来年には紹介できるかも知れませんが。


・テレビ パナソニック TH-P42V2
大型液晶テレビの画質が納得できないわたしにとって、あえて今使っているブラウン管から買い換える大型テレビはプラズマパネル採用モデル以外はあり得ません。中でも、あえて"黒"を前面に押し出したV2シリーズを推したいと思います。もちろんすでに撤退したパイオニアの"KURO"を意識したモデルと思われます。パイオニア製ほどの高級感はないものの、予想以上に低価格で画質にこだわり、あえて3Dなどに逃げなかったテレビとして評価したいものです。中でも一番安くて普通の家庭におけるサイズの42型をベストチョイス扱いにします。
テレビと言えば、エコポイントの度重なる仕様変更に踊らされ、すさまじいばかりの駆け込み需要が発生したのは記憶に新しいところ。これも「どうせ買うんだから」の心理が働いた、ある意味業界の思うつぼであったと言えます。ところで駆け込み買いした人、交換出来ました? 11月の初め頃小型液晶テレビを買ったウチにはまだ届いてませんよ。


・レコーダー パナソニック DMR-BWT3100
テレビに続いてパナソニックの2冠ですが、これ以外にないでしょう。とりあえず、現行規制下で出来ることは全てやった、というハイエンドにふさわしいモデルです。注目すべきはなんと言っても一度BDに書き込んだ番組をHDDに書き戻せること、しかも他機種で書き込んだものも(BD-Rのファイナライズをしておらず、かつ相性問題さえなければ)大丈夫という仕様を初めて採用したことです。考えてみれば、アナログや他国のレコーダーでは当たり前の機能なので、これを「すごい」と形容しなければ行けない日本のデジタル放送業界が如何におかしいか分かるというモノです。
また今年の前半、「最後の高機能高性能低価格DVDレコーダー」として世間を騒がせたのが東芝のRD-X9でした。こちらを、特別賞扱いとして取り上げます。後継機とされているRD-X10は現在のところ価格の下落に歯止めがかかっておらず、東芝レコの愛好家を満たすには物足りないようです。


・スマートフォン Hybrid W-ZERO3
これ以外にスマートフォンなんて無かったでしょ? 
iPhoneによって「スマートフォンとは製品を開発したメーカーの用意した専用サイトからソフトを買うもの」とねじ曲げられた概念のスマートフォンとは違う、ユーザーが自分の好みで、ちょっとあやしいソフトまで含めてそろえたり、カスタマイズしたり出来る従来型の、本当のスマートフォンとしてはHWZ3が最後のモデルにおそらくなるでしょう。途中からPHSパケット料無料になったこと、なぜか品切れになったこと、3Gをドコモからソフトバンクに変更して再販したことなど話題も振りまきながら、なぜかマスコミからは徹底的に無視され、時代に取り残された感じになってしまいましたが、それでもこれ以外にスマートフォンとして選べる機種はありません(独断と偏見!)。
おしむらくはQWERTYキーが廃止され、搭載機種が出なかったこと。わたし、代わりに取り付けられた数字テンキーなんてマナーモードの切り替え以外に全く使ってないんですよ。電話の番号入力なんてパネルの番号で十分。文字入力はQWERTYのない状態での次善の策としてタッチペンによるソフトキーを使っています。


・タブレットPC iPad
これまで全く日の当たらなかったタブレットPCを初めて日なたに持ってきたiPadの意義はとても大きいです。たとえ「結局iPhoneの方が使いやすい」と言われようとも、結局「電子書籍市場を切り開く」なんて宣伝文句がハッタリに過ぎなかったとしても! 
対抗馬としていろいろ出てきていますが、GALAXY Tabがちょうどいいサイズでなかなか良さそうですが、ドコモと契約しなければ購入出来ないのが残念。本体だけ買えて家の無線LANだけで使うか、持ち歩けるWiFi機器を使った契約にするか、のような自由な使い方をさせて欲しいものです。
Windows搭載のタブレットがパッとせず、タブレット向けのWindowsを開発中と噂のマイクロソフトですが、WindowsCEベースのOSじゃ魅力ないなぁ。7のタブレット向けUI改良版、当然ソフトはそのまま動く互換性ありなら欲しいですけど。


・BDソフト ゴジラVSメカゴジラ
突っ込みは認めますが反論は認めません!
今年買って良かった! と思ったBDソフトはこれ一本。ほとんどロクなものが出なかった、というのもあるのですが。
BD化の際に、こういう古めの作品の場合補正が行われることがあるのですが、時として裏目に出ることがしばしばあります。例えば1954年度作品の「ゴジラ」。確かにBD版は高画質でぬいぐるみの傷や付着した埃まで分かるほどですが、それを見た後でDVD版を見ると、却ってDVDの方がリアルに見えてしまうのです、わたしの目には。これはモノクロ映像であるため、モノクロの高画質表現に目が慣れていないことが大きな原因かと。つまり、傷だらけで少々くすんだDVDの方が、まるで記録映像のような過去作品としてのリアリティーに満ちていたのです。また、「ゴジラVSビオランテ」のように良くなった部分もあれば、DVDで不満だったノイズが全く修正されていないものもありました。「VSメカゴジラ」もDVD版の画質が悪く、不満に思っていたものです。粒子の流れが再現されず、潰れたビーム。画面のスパークについて行けず、真っ白になってしまう画面、飛び散る煙と粉がノイズの塊のようになるクライマックス。マスターが悪いのかと思えば、スカパー!e2の日本映画専門チャンネルの画質が良かったころの録画ものもやはり追随仕切れていません。これはアナログ処理最後の特撮映画にして当初ゴジラシリーズのラストにする予定の作品だったため、デジタル化したときのことを全く考えず、猛烈な気合いのもとに撮影されているためです。そのため、BDのビットレートがあってようやく満足のいくデジタル化が可能になったのです。わたしにとってBDは「VSメカゴジラ」のためにあるようなものです。もちろん何回も視聴しています。
ですが、旧作のBDは売れなかったのか特撮もののBD化は途中で中止、既存のものもすでに在庫限りという状況です。今年の春移行のBDは買うものが全くありませんでした。出るのは新作、それもやたらDVDとの抱き合わせが目立つものか、アニメばかり。まるでBDはアニメのためのフォーマットと言わんばかりです。3D化で需要喚起ったって3Dテレビはアメリカでは全く売れず、日本も「エコポイント駆け込み需要」のおかげで高いテレビは敬遠されて安いもので一度需要が切れてしまっていますし・・・。
ソフト会社のだらしなさや政府の政策のひどさに対する怒りも込めて、BDソフトは「ゴジラVSメカゴジラ」以外に取り上げる価値のあるものなし、とさせていただきます。
ただ、もう一つだけ。あらたに発見された16ミリのネガを元に"完全復元版"と銘打ってリリースされた古典的SF映画「メトロポリス」は評価に値します。

メトロポリス 完全復元版  (Blu-ray Disc)
カール・フロイント,ギュンター・リッタウ,テア・フォン・ハルボウ,テア・フォン・ハルボウ
紀伊國屋書店


16ミリなんで画質はDVD以下のようですが、150分という長さを納めるのにDVDを嫌い、BDのみです。BDで少しでも画質を保ったまま視聴してもらおうという考えでしょう。すばらしい気骨。この根性はすべてのビデオソフト会社に見習ってほしいものです。

なお、不作だったBDと違ってDVDは魂を揺さぶるすばらしい作品がたくさんリリースされました。満足満足(あくまでわたしの趣味でね)。


明日はウチのブログで取り上げた今年の出来事を簡単に振り返る記事の予定。
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電子書籍市場に欲しい5種類の本

2010-12-11 22:59:13 | Weblog
ぼちぼちHDMIキャプの新しいやつが欲しいんですよね~。HDRECSとSK-MHD264のハードエンコモデルは便利なので使い続けるとして、機能的に古ぼけてきたIntensityを交換したいのですよ。GS不要のタイプか、高機能タイプのどちらにするか・・・。で、候補本命の一つと思っていたのがSKnetのMonsterX3。なんですが

1080 24p フルHD対応 HDMIビデオキャプチャ「MonsterX3」を発売

24pかよ~! InterBeeの時は30p対応って言ってたじゃないかぁぁぁぁぁぁぁぁ。
まぁ大概のレコとかプレイヤーは60pで出力するので30pで大丈夫かい、って気もするのですが。本命に置いていただけに、ちょっと期待はずれ。これならば安くなっているIntensityProとかでもいいかも、と改めて再考中。それでも、64ビットOS下での大量メモリ利用時でも使える(らしい)のはX3の魅力。ドライバ差し替えでもOKでGS不要になれば価値はあるのですが、どうなるのだろ。PX-W3PEのために計画していた予算が浮いたし、突撃か? それとも、もっと怪しげなやつの方がいいかな?


世間さまではボーナスが出たらしいですね。自営業のわたしには関係のない話ですが、うらやましいです。テレビのニュースなんかも「大勢のお客さんで賑わっています」とまたしても煽りのためのアピールに懸命、間違っても「エコポイントの駆け込み需要の反動で、テレビの売り上げが伸び悩んでいます」とは言いません。むしろ「先月のエコポイント駆け込みでテレビを買った人が、今度はレコーダーを買う姿が目立ちます」なんて報道をしてます。ないない。普通のボーナス商戦並の伸びがせいぜいでしょう。不況は続いてますよ、世の中。

その報道の中、しつこいほど宣伝報道がなされていたのが、SHARPのGALAPAGOSと、SONYのReader。ようするに電子書籍リーダーです。「APPLEのiPadによって開かれた電子書籍市場に参入云々」とか言って、金曜日には盛んに報道してましたけど、そもそもiPadって電子書籍市場なんて開いてないでしょう。少なくとも日本では全然ダメです。iPadは大きなiPod Touchとしてパソコンとほぼ同じ役割~WEBサイトを閲覧したりアプリケーションを利用するため~に使われる場合がほとんどで、電子書籍を読むためにiPadを使っている、なんて人がどれだけいるか。もちろん自分でスキャンしてpdf化した本を読むため、なら結構いると思いますが、電子書籍を購入して読むのがiPad利用のメインという人は日本にはほとんどいないはずです、海外の事情は知りませんが。「iPadで電子書籍の市場が開かれる」なんてのは新しいことが出来るようにユーザーに錯覚させた、APPLE陣営の宣伝文句に過ぎないのが実情です。なにせ、AppStoreで売るしかiPadに提供する方法がない(pdfにする手もありますけど、日本では絶対やらないでしょう)のに、APPLEの取り分は売値の三割と非常に高く、出しても全然儲かりませんから。
ただ、日本の企業はAPPLE恐怖症にかかっているらしくて、「APPLEが何かする」となると騒ぎだし、「APPLEに市場を作られる前にこっちでガッチリと連合組んで、市場を囲ってしまえ」と大慌てでやっているのが此度の電子書籍リーダーのラッシュ。少なくともソニーのはそういう発想でしょう、前にそういう発表してましたし。

ただ、せっかく機械は出ても、肝心の書籍の内容はお粗末・・・というか、まずお飾りありきという気がします。ソニーのReaderStoreを覗いてみましょう・・・。そういえば、ここで買った書籍ってやっぱりGALAPAGOSじゃぁ読めないんですかね。フォーマットの互換性のない囲い込みをするとそれだけ市場が発展しにくくなり、売れないと思うのですが・・・。で、そのラインナップですが、ジャンル欄を見てもイマイチかそれ以下、という感じがしないでしょうか? まず、日本人が電子書籍というと真っ先に、というよりこれしか思いつかないはずのマンガが一切ありません。比較的新しい小説や実用書がメインという、如何にも「迎合せずに格好つけてやってます」なラインナップとなっています。そのくせボーイズラブがある(しかも、案外充実している!)ところなど、何を考えているのかさっぱり分かりません。

ただ、BLは実は電子書籍向けのジャンルだと思ってはいます。仮にわたしに「どんな分野が電子書籍に向いていると思うか」という質問が来た場合、マンガを除けば以下のようなものを挙げます。

1.雑誌(毎回買っていると貯まって仕方がない)
2.辞書・辞典(たくさん入っていると調べ物の時に役に立つ。ネットだけではちょっと・・・という分野の場合特に)
3.絶版のもの。例え現物でなくてもいいから一度読んでみたい本
4.暇つぶしを前提とした豆知識本
5.持っていることを人に悟られたくない本

BLは5番に当たるかと(笑)。
その点、雑誌を前面に押し出しているGALAPAGOSの方がわたしの発想に近いですね。自分でスキャンして作ったpdfが読める機種があるSonyReaderの方が電子書籍専門機としてはいいのですが、GALAPAGOSの方が遊べそうです。ただ、どっちにしても、コンピューターの汎用性を押さえて売ろうとする辺り、昔のワープロ専用機をちょっとだけ連想してしまうのですが。

またわたしの個人的意見なんですが、それ以外の本の場合、特にそろえたい本ならば、電子書籍で買いたいとは思わないですね。これは映像で例えれば、どんなにキレイに録画して完璧にラインナップをそろえたとしても、本当に好きな作品ならばDVDを買ってずらりとそろえずにはいられないコレクション根性を、電子書籍では満たさないからです。また、一部有識者が電子書籍に対して行う発言に「作家が直接提供元となることで中間マージンが大幅に減り、作家は儲かる上、本の値段が下がる」というのがありますが、これには異を唱えます。何度もいいますが、出版社は本を印刷するための装丁を行ったり販売したりするのだけが仕事ではなく、編集という立場で作家にの相談相手になることが重要なのです。作家が一人で書いても自分勝手な中身になるのがオチと言うものです。仮に一人で良い文章が書けたとしても、ただ文章が書いてあるだけの電子書籍を買う人がどれだけいるでしょうか? やはり表紙など、それなりに注目を引く装丁がないと売るのは難しいはずです。そういうデザインを手配するのも編集の仕事です。結局、印刷料と郵送費以外にはそれほど値段を引く要素は無いのでは。無理に省けば、欠陥品のできあがりです。

電子書籍が成功するか否かは電子書籍向きのコンテンツをどれだけ用意出来るか、が一番重要と思うのです。「音楽では失敗したが、書籍こそ強力なDRMで保護される世界を当然のものとしてやる」なんてことを書籍提供側が一番に考えているようでは失敗します。敵はAPPLEではありません、消費者の関心です。音楽配信ともテレビ放送とも違うのですから。
でも、やはり電子書籍市場には期待するものはあります。上記の5種類に含まれるような本なら早く電子化してほしいと思います。ただし、それでも残しておきたい箇所をコピー・保存出来たり、他文章への引用などがしやすいというのが強い希望ですが・・・。それは無理か? 日本だし。
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年末新製品ラッシュ。でもお金は取っておきましょう。

2010-11-17 22:36:25 | 意味なしレビュー
またセキュリティソフトの話から。昨日ウイルスバスターを入れてあるPCにノートンのスキャンサービスでウイルス検知をやったんですよ。そうすると、同じフォルダから10コも出てくるでやんの。しかも、同じフォルダをウイルスバスターでスキャンしても、検知数はゼロ。「だぁぁぁぁぁ、ウイルスバスターめ、ウイルスをスルーしやがったなぁぁぁぁぁ」と叫んでみたものの、それでは解決しないわけで。で、誤検知の可能性を考慮に入れて外部のPCから該当フォルダをGDATAでスキャンしてみたところ、やっぱり検知はゼロ。うーん、GDATAのダブルエンジン+ウイルスバスターの計トリプルで一つもスキャンできないところを見ると、やっぱノートンの誤検知の可能性の方が高い? とも実は言い切れない。ノートンのエンジンが見つけたウイルスは、すべてchaika(firefox用2chビューワー)のログファイル。多分、わたしの知らないうちにウイルスなどのマルウェアへのリンクが、ログファイルの中に貼られてあったのをノートンが過敏に感知したのではないかと思うのです。あくまで購入を促すためのサービスだから少し過剰気味にサーチしているのかも知れませんし。別のサービスでウイルスが見つかったからと言って、今使っているセキリュティソフトをあまり疑っちゃいけないと言う事ですな。


年末商戦が近いせいか、いろいろと新製品ラッシュです。まだ例のSKnetのMonsterXXはInter BEEの記事があがってきていないようであまり情報がありませんが、今のタイミングだと年内には出てこないでしょうし、じっくり待ちましょうかね。

追記:と、思っていたら、impressでレポがありました。

Inter BEE 2010開幕。ソニーは'11年内に2眼3Dカメラ発売
-SHVカメラ、19型FEDマスモニ、1080/60pキャプチャなど


われ等がMonsterXXの予想価格は7万円! さすがに厳しい感じです。25000円と安価なMonsterX3の性能に期待ですかねぇ。1080/60p可能なXXと比べて30pまでしか対応してないのですけど、1080pな映像が取り込めさえすればこれでも実用レベルになるわけですし。誰かチャレンジ?しかないか。


三菱の多機能ディスプレイ、MDT231WGはIPSでこの倍速表示や超解像、AVやゲーム用の特殊エンジンを搭載してあるのが魅力です。今までの同様の製品は多くがTNパネルでしたし。VAもありましたけど、やっぱりディスプレイはIPSがいいなぁと思うわたしには最高の品です。ただ、値段がさすがに高すぎ(^^;) 今使っているHYUNDAIの安IPSディスプレイもそれほど不満があるわけでもないし、宝くじが当たったら欲しい、な品にしときます。


アイオーデータはまだiVDRをあきらめていないのか、事実上3代目となる録画対応LAN-HDDのHVL-AVRが注目。

HDD増やし放題:コピーワンス番組もバックアップできる「RECBOX」新モデル

RECBOXとしては2代目ですが、先代がそれ以前のNASと形が違うだけで性能が変わらなかったのに対し、今度の製品はREC-iNカセットを使い、交換することでHDDの容量を増やすことができるのが特徴です。ただ、impressの記事だと320GBのカートリッジで7,560円。安いとは言いがたい値段です。カートリッジの外側だけ3000円くらいで売ってくれて、中身は2.5インチのHDDを自分で買ってきて交換可、とかならもっと面白い製品になったのですが。しかも、このカートリッ自体がiVDR互換品であるかどうかは不明、多分互換品じゃない。なにせ「来春をめどにファームウェアアップデートによりiVDRカートリッジの使用にも対応」とありますので、同時発売品は専用品と考えるのが自然でしょう。汎用HDDが使えるのならばiVDRはオプションというのも納得できますが、専用カートリッジが基本という仕様なら、なぜせめてiVDR対応に最初からしなかったのか、大いに疑問な製品になっています。ただ、それでもスカパー!HD派には「RD-X9とかでなくてもHDDが増やせる」魅力があります。スカパー!HD用Wチューナー&内蔵HDDのDVRの受付は11月22日から、と近日ですが、外部に移せない点で魅力はもうひとつ。内蔵HDDを持たない代わりに自由にLAN内のHDDを録画先に選べるダブルチューナーモデルが欲しい!です。
ただ、このITmediaの記事は、細かい部分がちょっといただけません。書き戻すこと以外は何もできないものの、内蔵HDDに録画した番組を残したまま外部カートリッジに"バックアップ用ダビング"ができる機能が同製品にはあり、それを高く評価しているのはまだしもその文中に「ダビング10によって地上デジタル放送番組をバックアップする意義は薄れた」などと書いているではありませんか。むしろダビ10によってバックアップの将来にわたる可能性が断たれたため、誰もダビ10を評価していないわけなのですから。そもそも記事の中身からすれば不要な一言をわざわざ付け加えることでITmediaの業界への忠犬ぶりがよくわかるようになっています。これは親切?
アイオーは他にも何かMediaCenter対応の15倍録画ボードも出すようですけど、規制暗号化対応ってだけで無視。


ONKYOのタブレットPC、最近の業界ではスレートPCなどと読んでいるようですが、それが此度三機種出るうち、最下位に当たるTW117を弄ってきました。いやー、なかいいですよ、これ。持った方向を自動的に感知してタテとヨコを切り替える仕様になったいるのですが、東芝のW100より切り替えが早くて結構快適です! ドラッグも指でうにょうにょとできるので楽ですし。スレートの中ではは珍しくWindows7を採用しているので普通のWindowsネットブックとしても使えるところが良好です。ソフトは豊富なので、買っては見たものの使い道に困る、ということはまず無いでしょうから。
ただ、残念なことに非常に重く、わたしの筋力では長時間片手で持つのはキツイ重さでした。持ち歩くことも多いかと思いますが、やはり机に置いて利用する方が向いているようです。もっと軽いのが欲しいのですが。また、やはり太くて不器用なわたしの指ではなかなか目的の箇所をクリックできませんでした。大きなアイコンとかは大丈夫ですが、ブラウザの特定のタブだけを閉じるクリックなど、結局何十回やってもダメでした。しかも、どうも指でクリックしなければ反応しないように作ってあるらしく、HWZ3のタッチペンでは操作できませんでした。多分、誤作動を防ぐためなんでしょうけど、あれでは厳しいです。ONKYOさん、ぜひ太くて短くて不器用な指を持つ人のために、、「これだけは反応する」専用タッチペンを作ってください。
ただ、上位機種がこれから待っているようなので、そこまで待つのも一つの手です。特に最上位のTW317A5は解像度が高めなうえ、動画アクセラレータとしてBCM70015を搭載していますから、少々高くても買うならこちらでしょう。でも、Dellのディスプレイひっくり返して使えるやつ




が出るまで、購入は控えるべきでしょうか? どっちがいいか迷うところですし。

うーん、どれも絶対欲しい、必要だというものではありませんが、物欲をそそられます。視野を広げればこの年末にかけて新製品はたくさん出ます。RD-X10も出ますしね。でも、どれを買うにしても最低PX-W3PEがすぐ買える程度のお金は手元に残した上で、計画的に使いたいものです。仮にやっぱり動作しない製品だったということが発覚したとしても、残しておくに越したことはありませんからね。
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XPの壁、7の壁

2010-11-15 21:40:42 | 意味なしレビュー
カウンターが500万超えてます。それ自体はめでたいですが、カウンター借り先がサーバーのデータを一度一年分飛ばしたので、「最低ここまではカウント稼いだはず」って辺りつけて新しいカウンター借りての結果だからなぁ。もうひとつ実感ないです。ちなみに一度飛ばされたカウンターは下の方に第二カウンターとして残してあります。


これから面白そうな製品が続々と登場しますね。先日から書いているPX-W3PE、17日にもイベント公開されるらしいSKnetのMonsterXXに同じくMonsterX3、それもいいですけどMonsterHD 264のソフトの方をなんとかしてくれないですかねぇ。最新版(Ver1.10.0716.0)を使うとトランスコードはもちろん普通のキャプも数分しか続かないんですよ、その前の版なら2時間でも3時間でも録画できる環境なんですけどねぇ。

その中でもわたしらPC録画派全員に関わる製品といえるのが、ボチボチ店頭にも並んでいる3TBのHDD、WD30EZRSDTLでしょうね。もちろんまだ高くて、秋葉原なら8000円を切り、地方でも気の利いた店なら9000円あれば2TBが買える可能性が高い現状ではすぐにでも買う、というものではないでしょうが、いずれは値段が下がってくるでしょうから、15000円くらいになれば購入対象、12000円を切れば間違いなくヒット商品となってみんなで買うものになるでしょう。それは時間の問題のはずです。
ただ、それにはさすがにXPとおさらばすることが必要になりそうです。

■平澤寿康の周辺機器レビュー■
Western Digital「WD30EZRS」
~世界初、容量3TBに到達した3.5インチHDD


もうたいていの人は知っているはずですが、此度の3TBのHDDを利用するにはVistaか7でないとダメなようです。起動ディスクとして使うにはさらに64bitである必要があるようですが、この間のPV530みたいにMini-ITXでかつSATAが2コしかないようなマザーを使うでもない限り、3TBを起動ディスクとして使いたい人はいないでしょうから、問題はありませんが、XPで使えないのは結構痛いです。未だに「やっぱり7よりXPが使いやすい」と思ってメイン機はXP、という人は少なくないでしょうから。
これを回避する方法としては、XPはメイン機で使うことにし、7かVistaで録画専用PCを組むのが一つあります。少々使い慣れなくても一日一回ないし二回、録画予約の調整をするだけならば問題はないはずですから。
そこまでしない人だと、やはりVistaか7に移行するしかありません。でも、Vistaはもう売っていないうえ、7が出るまでの評判があまりに酷かったものだから、わざわざ入荷するショップもありません。そうなると、移行OSは7ということになりますが、7には人によっては非常に使いにくいOSとなっているのは、周知の事実です。

それは、やはりあの「フォルダ内で自動整列が解除できない」という重要な問題です。おかげで、ずっとウチでは7はせっかく64bitのUltimateを買ったのに、サブPC扱いです。しょうがないのでファイルを入れるフォルダ内にフォルダを作ってはそのショートカットを作成し、一時流行った(?)日時書き換えソフトで強引に一番未来のファイルにして更新日時順(これもデフォルトになってない・・・なぜ?)だと一番最後に来るようにし、そこにファイルを放り込むことで隅っこに一時配置する代わりにしていました。ファイルの自動整列を解除できないようにしているのは、それによってメモリを消費するから、軽くするためという説がありますが、そのためにむやみにフォルダやショートカットを大量生産しなければならない方がよっぽどメモリを喰う気がします。この仕様ゆえに7に移行したくない人も多いのではないでしょうか?

ただ、最近はだいぶ解析が進んでいて、ようやく自動整列を解除できるようにする方法も発見されつつあるようです。と、kいうより今頃やっと気がついたんですけどね。


なんでも情報、配信してゆきま~す。 Windows7のフォルダアイコン自動整列を解除!


こちらのサイトにあります"フォルダアイコン自動整列を解除!"をクリックすると、自動整列を解除してくれるregファイルをダウンロードできます。regファイルを結合するだけというところから分かるように、Windows7は標準でフォルダ内のアイコンの自動整列をオンオフを自由にできる機能を持っています。わざわざ見えないようにしているだけです。そもそも7はVistaの改良版ですから、基本的にVistaの機能は全部使えるはずですから、削除できないのでしょう。にもかかわらず、使えないようにしてあるのは、開発者が「アイコンは常に整列されていてこそ美しい」とかな感性の持ち主だからでしょうか?
なお、上記のregファイルを使う前に当然ながら現在のreg状態のバックアップはとっておいてください。当方で確認したところ、Windows7 64bit Ultimateではうまくいきました。解除できないことに困っていた人ならば、項目が出現しただけで感動できると思います。ただし、自動整列解除可能以前からヘビーに使っていたフォルダ内にかんしては、どうやっても自動整列解除項目を出現させることができず、仕方がなくフォルダ名を書き換えるはめになってしまったのは、唯一残念でした。それでたいていはうまくいきます。

マイクロソフトがその気になりさえすれば、いつでも解除できるようになる自動解除。sp1では果たして標準で搭載されるのでしょうか? それなりに苦情は言っているはずなんですが。ただ、次期の仮称であるWindows8がVista/7の改良ではなく一から作り直したメジャーバージョンアップで、かつ自動整列解除を絶対に行えない仕様にしてくることはあり得るので非常に困るのですが。
わたしとしてはこれで7をメイン機として使ってもいい気がしてきました。ただ、今メインなのはVistaなんですぐ移行しなくてもいいんですけどね。XP→7よりもVista→7の移行組の方が動きが顕著、という印象がありますけど、みんなそんなにVista嫌い? Vista発表時の機種ならともかく、現在の機種ならミドルクラス程度の性能があれば十分快適に動くし、デフォルトで自動整列解除できるし、評判ほど悪くないんですけどねぇ。
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今回わたしが買うことにしたもの

2010-04-27 23:57:58 | 意味なしレビュー
昨日から今日にかけては丸一日半ブログをサボりました。適度に完全サボリを決め込むのが長続きするコツです。違うかも知れない。


まず、ボけっと眺めていたら、ますます脱力させられたネタから。

WDLC、PCのTV視聴を促進するキャンペーン ~キャラクターに「地デジカ」を採用

"ウィンドウズ デジタル ライフスタイル コンソーシアム(WDLC)"なんて、わたしも初めて聞きました。どれだけ地味な活動しかしていない団体だったのでしょうか。
まぁセカンドTVをPCで入れ替えさせるチャンス、というのは分かります。「本来なら」デジタル放送とパソコンの親和性は非常に高いため、力を入れてキャンペーンしたくなるのも分かるのですけど、地上デジタル放送は当初「パソコンにはアナログのようなチューナーボードは登場させない」とはっきり宣言していましたし、現在こそ少しは登場していますが、結局パソコンの良さを全否定した状況でのみ使用できる、という規制準拠仕様。結果今回参入を表明したメーカーによる製品側は全く盛り上がっておらず、売れてもいないのはメーカー自らが愚痴をこぼした事実です。そうやってテレビそのものをどんどん衰退させていくことはテレビ業界自らが望んだ道でありますので当然なのですが、その惨状がPCユーザーに知れ渡っている状況でキャンペーンなんかやっても・・・。と思うのです。まして、キャラクターが"地デジカ"ですし。

PCユーザーに対して地デジカは訴える力がないのは、ご存じの通り~と、いうよりもうとっくに忘れているかも知れませんが~登場当初の地デジカをからかったイラストの数々に民放連が「許されるものではない。断固、厳しく対応する。著作権の問題がありますので黙認することはしません」と、現状のデジタル放送を押しつけるテレビ業界にふさわしいコメントを出したため、総スカンを喰らったことによります。確かにもう忘れているでしょうが、だからといって地デジカに親しみを覚えるかというと全く別の問題でしょう。むしろ反発を受けるのでは。WDLCなんて言っても、全然PCユーザーのことを考えてやっているわけではない、というのがよく分かります。
また、現在のPCはセカンドテレビの代用品にはなりません。多くの弱点を持っています。
・地上デジタル放送のチューナーしかないのが普通。BSやCSの録画ができないのは問題あり。
・外部入力を持っていないため、CATVのSTBからの録画や、日本では需要の高いゲーム機の接続が行えない。
と、いうのもあります。アナログでは、チューナーよりも外部入力キャプチャーの方がPCでは便利だったことを考慮に入れると、今のPCでのテレビ環境は規制の問題以外でもニーズを全く満たしていないと思うのです。むしろ「日本ではテレビ、特に地上波の地位は下落する」ことを見切って、外部入力を重視し、ついでにチューナーも乗っているような製品を作った方がいいと思うのですが・・・。どうなんでしょ。

・そういう盛り上がらない所謂合法チューナーによる規制市場を横目に、ますます盛り上がりを見せる自由化市場。特にこの4月は新製品が続々と登場して、異常な関心を集めていますね。厳密に言えば、そういう市場を前提に導入されるのはPT2×2だけなんですが、それ以外にも
SKnetから ・MonsterX2 ・Monster HD264(SK-MHD264)
Blackmagic Designから ・Intensity Shuttle ・H.264 Pro Coder
が、自由化市場向けとして注目されています。Blackmagic Designの2製品はとりあえず国内に出荷されている様子はないのですが、いずれ来るはずという期待はあります。で、うちの検索ワードからこれらの注目順位を測ると
1.PT2×2
2.MonsterX2
3.Intensity Shuttle
4.SK-MHD264
5.H.264 Pro Coder
の順です。H.264変換の方は注目度が低くなっていますね。
で、これだけ出るのならわたしも何か一つ・・・と考えたのですが、結局SK-MHD264にしました。ちょっと高いんですが。
ただ、もともとこのブログはPX-TV432PというDivX形式で録画できるキャプチャーボードを活用する方法を提示するために始めたもので、このSK-MHD264はそのPX-TV432Pの雰囲気に近いものという気がするのです。何よりわたしがMPEG4系の録画が大好きなんですよ(^^;)
そういうわけで、届いたらいろいろ試します。ただ、スカパー!HDの録画をHDDに残したままダビングするのに使っていたGV-D4VRの出番がなくなってしまいますねぇ、しょうがないか。

・さて、明るい話題としましては、AMDが、ターボブースト機能もあるPhenomIIX6を4月29日に発売するというのがありますね。

AMD、実売2万円台からの6コアCPU「Phenom II X6」

安い方ならば2万円台前半と予想される価格、相変わらず凶悪な値段です。ですが、新機能がターボブーストだけですか。すでにCoreiには搭載されていますし、新鮮みはないですね。かつては64bit化、メモリコントローラの内蔵、デュアル化などでIntelの先を行っていたAMDですが、全部Intelにも搭載されたおかげですっかり貯金をなくしてしまった感があります。
あと、例によってAM3だけでなく、AM2+でも使えるのは、旧型をなおも愛し続けるユーザーにとってはいいことなのですが・・・。個人的にはいつまでも古い規格のソケットが使えるのって、勢いのないCPUメーカーの行動な気がするのですよ。
たとえばIntel。現在はイケイケですから、長年愛されたLGA775をCeleronの立場に追いやり、Coreiシリーズを、LGA1366とLGA1156の両方で展開しています。ですが、こういう状況になったのはCore2で勢いを取り戻してからで、Pentium4の時代は苦戦が続きました。さっきも書いたようにLGA775は長く続きましたし、その前も478pinSocketが長かったです。特にPentium4の第三世代、Prescottは本来LGA775用に開発されたものを478pinSocket用にも使えるようにしたため、発熱問題でかなり苦労した、と聞いています。今のIntelならばためらわずに切っていたでしょうに。ただ、その直前、PentiumII/IIIのころはイケイケで、Slot1・PGA370を併用しながらさっさとFC-PGAに移行してしまいました。Pentium4の423pinSocketが短命だったのは、このイケイケ感が残っているうちに開発されたからでしょうか。
AMDもその辺は同じで、一番勢いのあったAthlon64のころはSocket754→939→AM2とあっという間に形状を変えていきました。その合間にも940がありましたし、現在のAMDとは似ても似つかない行動です。
個人的には6:4~7:3くらいでAMD贔屓ですので、もう少しがんばってもらいたいのですが。AMDの逆襲があるとしたら、微細化が進むとともにCPUの形状が大幅に変わるとき、でしょうね。ただ、PhenomIIx6にはそれなりの魅力が存在しますので、TDPが低くなったら検討したいものです。
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エスケイネット連日の発表 こっちが本命!その名もMonster HD264

2010-04-21 13:58:27 | 意味なしレビュー
昨日はようやくエスケイネットに動きがあった(公式サイト、妙に重かったですよねぇ?)と思いきや、予想もしていなかったMonsterX2の発表だったので、意外半分残念半分だったのですが、本日ようやく、多くの通販サイトで発売が予告されていたSK-MHD264が公式に発表となりました。

HDMI端子対応
H.264フルHDリアルタイムエンコーダー「MonsterHD 264」を発売


Monster HD264

その名もMonster HD264。わたしとしては、ボードタイプのソフト方式より、こっちが本命です。で、今まで詳細が明らかになっていなかった点である、以下の二つの機能が明らかになりました。

・最大解像度は入出力とも1920x1080p。1080p入力はHDMIのみのよう
・MPEG2-TSからのトランスコードに対応。ただし、後日(予定では5月下旬)のソフトウェアのアップデートによる
なお、、CPUの推奨がきわめて高く、
(1080p時)Intel Core i5プロセッサ 2.4GHz同等以上
と、なっています。AMDだと3GHz程度必須というところでしょうか。

他に、自分としては好感の持てる仕様として
・USBバスパワーで動作
・Vista/7では64bit対応
もあります。その反面予約録画機能は無さそうですけど、これは仕方がないし、不要と言えば不要ですしね。
なお、気になるH.264の内容に関しては。
映像圧縮 H.264
音声圧縮 AAC
最大解像度 1920x1080
プロファイル Baseline/Main/High
映像ビットレート 256k~16Mbps
フレームレート 15~30fps
ピクチャコーディング FRAME/FIELD/MBAFF/PAFF
音声ビットレート 64~384kbps
音声サンプリング 48KHz
出力ファイル形式 MP4

丸写しですけど、不足はなさそうです。解像度があくまで「最大」であって「可能」な解像度の詳細が書いてない点は気になりますが、ある程度ソフト補正による変更もある、ということなのかな?
ただ、よくよく考えてみると"1080p対応"なのに30fpsまでなんですね。60pだと録画出来ないということでしょうか? それとも30fpsに変換してしまうのでしょうか? ここは残念です。24pとかにしたらどうなるんだろ。

うーん、こっちはちょっと欲しいです。トランスコード機能が最初からあれば、即買いなんですけどね、わたしの場合。
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