録画人間の末路 -

人は記録をしながらじゃないと生きていけない

このブログは

このブログは、PCでテレビ番組を快適に録画し、自由な形で好きなように活用するための実験結果報告をメインとしたものです。ですが、その自由を奪い、不自由を売りつけて無制限の利権を得ようとするものたちが、現在のテレビ界では勢力争いをしています。そういう連中とは断固戦い続けます。それが、ここのテーマです。
2011年7月24日まで続けることを目標にしていましたが、2011年いっぱいまで延期いたします。 ・・・の、予定でしたが、衛星放送の行く末が気になりますので、それまでは続けます。ああ、意志薄弱。



特殊なコンテンツ
・SpursEngine H.264エンコーダ 実験プログラムサポート&他ソフト紹介ページ
Lalfさんが作られている、SpursEngineで使えるエンコードソフトのリンク先の紹介などをしています。CUI版とAviUtlのプラグインの二種類があります。 また、それ以外に同じくLalfさんの作られたCodecSys Personal向け参照AVI、ravi2や、BOさんの開発されたLinux用HD PVRコントロールソフトのリンクもおいています。

※10/07/01 se_h264enc_auo ver 0.09、se_mpeg2enc_auo ver 0.05、Seche Technical Preview2 リリース

・スカパー!e2 各チャンネル解像度・ビットレート一覧表
独自の調査による、スカパー!e2とBSデジタル放送の解像度とビットレートの一覧表です。多少の間違いはご了承ください。

・意外とある、デジタル放送録画可能キャプチャーボード・ユニット
外部入力を用いて、デジタル放送のチューナーやレコーダーから出力される番組を、自由に扱える形式で録画可能なPC用のキャプチャーボードおよび外部ユニットの情報を集めたものです。

レコーダー交換日記、購入の章 タレコミ情報つき

2007-09-28 21:22:20 | 意味なしレビュー
なんでもSKnetが「何か企んでる」らしいです、こっち方面の話で。
それ以上は聞かないで、わたしも知らないから。
まぁ、あの"ツメは甘いけど、目の付け所はいい"製品を作るSKnetですから、わずか
な期間発売されたMonster Xだけで満足するとは思えないので、また話題を振舞いて
くれるんでしょう。期待しないで待つべし。


で、そんな間に、わたし個人としては、愛用してきたレコーダー、RD-W300に少々
不満が出てきた。
いや、RD-W300はいい機種だ。なんと言ってもスカパー連動機能が素晴らしい。スカ
パーチューナーをあたかも内蔵チューナーのごとくコントロールし、番組名録画も
やってくれるので、録り逃しの可能性が少ない。RD-W300以外で録画するときは少し
不便になることもあるが、それを補うのがネットdeダビングとVirtualRDを組み合わ
せることでPCに録画ファイルを転送してくれる機能だ。本来地上デジタル放送のため
に買ったRD-W300だが、むしろスカパーのために活用することのほうが多いくらい
だ。
ただし、CATVのSTBが変わったことにより、不満が出てきてしまった。新型である
TZ-DCH2810は録画機能は持つが250GBしかHDDを持っていない。調子に乗って録画し
まくると足りなくなるかも知れない。それを補うため、所謂iLINK端子を使って内蔵
HDDの代わりに外部レコーダーでHD録画したり、移動させたりする機能もあるのだ
が・・・。残念ながらRD-W300の端子はデジタルビデオカメラ専用のDV端子で、STBと
連動させることが出来ない。
おまけに、さしものTZ-DCH2810も使っているうちに、極めて許容しがたい仕様が
あることに気がついた。HDMIやD端子経由で録画した番組を再生している途中で別の
番組の録画が近づく、あるいは録画が始まると、その旨がバッチリと画面にメッセー
ジが入ってしまう。つまり、ある程度長時間かけてHDRECSやPV4でダビング取り込み
をしていると、そのメッセージも取り込まれ、録画ファイルが台無しになってしまう
のである。しかも、このメッセージ、STBをどう操作しても消えない。
他にも、再生開始から数秒間、やはりOSDなどと呼ばれる番組名や「再生」のメッセー
ジが入ってしまう。録画は指定時間より1~2秒ほど早く始まるが、それよりOSD
表示の時間の方が長い。録画の開始を1分ほど長くしておけばなんとかなるが、忘れ
ると悲惨なことになる。
なお、これらのメッセージが消せないのはHDMIやD端子の話で、ビデオダビング用
端子から出力すればメッセージは出ない。ただし、当然ながらそれはS端子やコンポ
ジットになってしまい、せっかくのHD録画がSDに落ちてしまう。それでいい番組ばか
りではないので、出来ればHDもメッセージなしで出力したい。
つまり、iLINK経由でTZ-DCH2810からの録画や移動が行えるレコーダーが、どうして
も欲しくなってしまったのだ。それも、出来ればOSDの消せるものを。RD-W300の
スカパー連動機能は惜しいが、3万円で引き取ってくれるという人がいたので、そっ
ちで第二の人生を送ってもらうことにし、思い切って買い換えることにした。
Rec-Potの追加も考えたが、地元ではあまり売っていないことやSTBがそこから再生
してくれるかどうか疑問があったため、やはりレコーダーを買うことにした。

で、ショップへ。当初はスカパー連動+ネットdeダビングの便利さが忘れられず、
東芝機の購入を考えていたが、ショップの店員さんと侃々諤々の話し合いの結果、
「東芝機は普及機ではiLINKの出力にしか対応していないのではないか」という懸念が
ぬぐいきれず、あきらめることに。スカパーは可能な限りCATVで対応し、連動は
しないものの、転送機能はもつDMR-1000をサブ・保存用スカパー録画機にすることで
穴を埋めるしかあるまい。
そうなると、候補は一つ。STBと同じメーカーで相性が良さそうな気がする、
Panasonicの普及機、XW31である。PanasonicはOSDが消せると聞いていたので、STBと
の組み合わせには最適と予想された。後は値段交渉だけ。値切りに値切ったすえ、
ポイント還元なしの83800円に。
「還元だけじゃなくて、支払いにもポイント使うの勘弁してくださいね」
といわれたので、代わりにiLINKケーブルをポイント消費でタダ同然で買うことにし
た。さーて、後はSTBと連動して録画出来るかどうかだけだ。うまく動けばいいけど
・・・と、この時は思っていた。
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HDRECSのコンポーネント入力を使いたかったんです・・・失敗編

2007-09-27 22:33:12 | HDMI
ようやく涼しくなっては来たものの、暑がりのわたしにはまだまだ汗をかきかき
過ごす季節である。まさに「残暑」だ。と、言っても夕方などはかなりマシになっ
ているのだが。
そういうわけで、涼を取りに防風林のわきなどを歩いていると、近くのお店に
「手作りソフトクリームあります」な張り紙が。
ソフトクリーム、いいねぇ。おいしいよね、と思いつつも通り過ぎようとして、
ふと気になって足を止める。

「ソフトクリームって、手作りより機械で作った方がおいしいんじゃ・・・。」

最近お腹が緩いので、冷たいものは控えているわたしには味見が出来ませんでし
た。残念!


PV3の後継PV4が加わり、既存のMonster XにHDRECS、IntensityPRO。HD録画の役者
は、まさにそろった、と言っていい。まだ持っていない人も、どれか試してみたい
なんて思っているんじゃないだろうか。
ただ、デジタル放送特有の、自由な録画を阻害する信号を感知せずにHD入力できる
のは、PV3/4とMonster X、IntensityPROの持つD/コンポーネント端子しかない。
ただし、IntensityとHDRECSのHDMI入力には切り札として、GameSwitchがある。
これさえあれば阻害措置の回避も可能だ。そんな中、唯一回避方法が発見されて
いない入力がある。HDRECSのコンポーネント入力端子だ。
というより、HDRECSのコンポーネントは、D3/4対応のアナログ入力で、唯一デジ
タル放送の制限に引っかかる入力だ。現在のところ、デジタル放送のHDアナログ
出力は、HDRECSで録画させないためだけに存在するわけだ。もちろん、HDRECSユー
ザーのほとんどはGS経由でHDMI入力を利用するのだろうが、せっかく存在するコン
ポーネント入力。しかも、コネクタも専用のものしか使えない特別なもの。ダメ元
でいいので、なんとかデジタル放送が録画できないだろうか? と思うのはわたし
だけじゃないだろう。ならばどうするか、とふとコンポーネント端子を眺める・・・

コンポジットと同じ形状だよなぁ・・・。

実は、コンポーネントのケーブルは、代用品としてコンポジットと赤白のRCAケー
ブルを使うことが出来る。品質的な問題もあって期待することは出来ないが、と
りあえず「映ればいい」程度のテスト目的なら使うことは出来る。そこで、ふと
思ったわけだ。

画像安定装置を3基コンポーネントの間にコンポジット入出力で挟めば録画制限を
回避出来るんじゃなかろーか、と。

ああ、余計なこと考えちまった。普段からこんなことばっかり考えてるんだから
どうしようもない。だが、それでも思いついた以上、とにかく実験しないと気がす
まない。
と、言っても画像安定装置3つも持っていない。一時はこの手の製品に注目してい
た時期もあったのだが、現在はご存知の通り、そんなもん使うくらいなら録画阻害
措置無反応のキャプチャーボードつかったほうがマシ、という立場なので試しに
買った1コしかない。なので、コンポーネント端子も一つだけ接続して試してみた
い。1コだけつなげても、とりあえずモノクロで映るはずだ。
ちなみに用意したのは、SKnetの3DWPRO。これをキャンセラー有効、それ以外スル
ーの設定で映すと・・・。

なーんにも映りませんでした・・・。

どうやら余計なものだけじゃなくて、なにか大事なものまで消してしまっているみ
たい。多分3基そろえてもダメ。やっぱり浅はかな考えでした。
そういうわけで、既存の製品を流用しても、コンポーネントのキャンセルは出来な
いようだ。後はメーカーの開発に期待するしかないわけだけど、HDRECSしか対応
機器がないわ、大抵の人はGS使うわで必要ないし、需要ないよなぁ。なんか勿体ない
けど、当分放っておくしかなさそうだ。
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PV4で使えたPV3用ツール

2007-09-24 21:43:48 | PV3/PV4/PT1/PT2
なんか某所でわたしがアムド信者だ、とか言われてますが・・・。
別に信者じゃないです。そりゃIntelと比べると、6:4・・・いや、7:3くらいの割合
でAMDの方が好きだけど(^^;) だって新型CPUが出る時って、IntelよりAMDの
方が新鮮な要素を多く含んでません? PC-98時代にPentiumをK6系に差し替えて
「同じソケットでこんなに早くなるのか」と関心したこともあるし、それ以来確かに
AMDを応援してるけど、それは結局Intelの方が王道で、安定していて、動いて当たり
前と思っているからなんで。
PV4がAMDが動いてIntelで動かないのが嬉しい部分があるとしたら、それは「次は
Intelで動くかどうかがネタになるぜぃ」ってとこであります。むしろIntelで動かす
と動きがあやしすぎて怖いっす。


で、本編本編。PV3のよさに有志によるオリジナルツールの存在がある。PV4へと
モデルチェンジしたさいに、一番心配しているのがこの点だ。そういうものが動か
ず、一からやり直しとなると、PV4に魅力は低下してしまう。そういうわけで、筆者
愛用のものをいくつかチョイスして使ってみた。


・AviUtl用プラグイン
オリジナルツールではなくてアースソフトの提供だが、PV3で録画したファイルを
AviUtlで動かすためのツール。これで読めなければ編集が出来ない。結果から言う
と、あっさり読み込めた。「当たり前じゃん」と言うなかれ。PV3出始めの段階では
録画ファイルは他のソフトで読み込む手段はなかったのだ。ものの試しにPV2向け
プラグインを使ってみたが、案の定全く読めなかった。また、そのPV3ファイルも
途中でフルモデルチェンジし、旧ファイルとの互換性もないものに変更されている。
PV4がPV3のプラグインで読める方が驚きなのだ。
また、最近は地上波の放送にすら画面を汚すために放送局のロゴを入れるケースが
目立つ。それを可能な限り目立たなくするために透過性ロゴ除去ツールを利用する
が、そのために解析ツールでフィルタを作る必要がある。これはキャプチャーボー
ドの微妙なクセが出るため、他のボードでキャプチャした番組で作ったロゴを他の
キャプチャボードに流用することはむずかしい。同じメーカーでもそうだ。だが、
PV4で録画した番組はPV3用のフィルタがそのまま流用できた。思った以上にPV4と
PV3のクセは、同一のようだ。

・PLUMAGE
予約録画ツール。iLINKのないSTBしか採用していないCATVサービスを利用している
人には必携のツール。このソフト、PV3用アプリを監視下に置く必要があるのだが、
ソフトの仕様でpv3.exeという名前を決めウチするようになっている。PV4はpv.exe
なのでそのままでは動かない。そこで、pv.exeをpv3.exeに書き換えてみた。する
と、全く問題なく使うことが出来た。PLUMAGEの特徴である、予約録画ごとに解像度
を変える仕様も問題なし。また、PV4アプリをそのままpv3.exeの名前で使うことに
も、現在までなんの問題も起きていない。将来的には(特にこれから予定されている
アップデート)分からないが、今のところPLUMAGEは使える、とって良さそうだ。

・PV3拡張ツール
主にPV3で録画したファイルを便利に再生するのに使うツール。バージョンごとに使
うファイルがことなるので、とりあえず最新のものをブチ込んでみた。が、さすがに
動かず。単にバージョンが合っていないだけのようだ。
情報追加:9月24日にPV4対応バージョンが登場。確かめたところ、問題なく動作して
いる。


・PV3Quantizer
PV3の量子化行列をつかさどる、QuantizerMatrix.txtを簡単に書き換えるツール。
これもQuantizerMatrix.txtの入っているフォルダを決め打ちするのか、PV4用の
フォルダを指定できず。もっとも、デフォルトのままかオール16で使う人が多そう
なので、さほど問題にならないかも。


そういうわけで、何の問題もなく使えたのはAviUtlプラグインのみ、ちょっとしたこ
とで使えたのがPLUMAGE。拡張ツールが使えなかったのは残念だが、開発者さんが
バージョンに対応させるのはさほど難しいことではない気がする。
あくまで手ごたえだが、PV4とPV3の互換性は高い。そういう風に扱うことで、どうや
らPV4の方向性も見えてきた。そこら辺に関しては、この次にでも書くとしよう。
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PV4の画質をPV3と比較する・反省版

2007-09-23 23:52:42 | PV3/PV4/PT1/PT2
最初にあやまっておきます。

いい加減な検証内容をアップしてゴメンなさい!


実は前回、PV4とPV3の比較画質をアップし、「PV4は動きが軽い」「PV4は細部の表現が
甘い」などと書いたのだが、実はそれがとんだ間違い。条件はそろえたはずだったの
だが、PV4のQuantizerMatrix.txtを書き換えるのをすっかり忘れていたのだ。量子
行列が違えば、そりゃ動作が軽かったり、細部がボケ気味だったりするに決まっている。
10分ほどアップして、あわてて閲覧禁止にした。だけど「誰もあの記事見てないよ
なぁ」という点が気になって、2ちゃんねるのDTV板で張っていたら、案の定その点に
関する書き込みが・・・。やむを得ず、日ごろの「2ちゃんねるは読むけど書かない」の
禁を再び破って、謝罪文を載せるハメになった。トホホ。
正直、2ちゃんねるのスレに、ウチのブログの記事に関する間接的な書き込みがある
というのはかなりのプレッシャーなのだ。直接寄せられるコメントは嬉しいけど。
そういうわけで、あっちに何か書いてあってもあまり意識しないようにしていた。
ブログに応えを書く時も、極力どうでもいいものか、技術的なものだけにとどめてお
いていたのだが、今回は事情が事情だけに・・・。


そういうわけで、今度こそ条件をそろえて改めて記事を書くことにした。なお、
サンプルとしてHDRECSで録画した映像も比較検討用として掲載する。解像度は全て
1920x1080、QuantizerMatrix.txtはオール16。ただし、この条件ではPV4+Core2Duo
E6300ではすぐに録画が停止し、使い物にならなかった。少なくともPV4がPV3と比べ
て軽くなった印象はない。

まずはコレ。PV3から(拡大500%)


続いて新鋭PV4


最後にサンプル代わり、HDRECS


なお、このフレームは同じものではないので、多少の違いは大目に見てもらいたい。
PV4はグラデュエーションがイマイチな感がある。その上ノイズも強めに出てしまっ
ている。ベタ目の映像に関して言えば、PV3より分が悪い。ただし、ドット単位で
表現される、細かい部分ではPV3・PV4ともHDRECSに劣っている印象はない。


次は、滲み系の検査

PV3(300%)


PV4


HDRECS


これは同じフレームから切り出したもの。花と草の境目はPV3の方がクッキリしてい
るが、どちらかというとPV4の方がHDRECSに近い感じだ。PV3が少々味付けして映像
を出すのに対し、PV4は再現度重視か?


最後に、需要が多いらしいアニメのアップコンバートもの。モデルはどこの誰でも
知っているアノ方(笑)

PV3(300%)


PV4


HDRECS



PV3・4ともHDRECSと比べるとノイズ部分が少々強くなっている。どちらかといえばPV3
の方が強いが、大差はない。ほとんど同じと言っても言いすぎではない。


そういうわけで、一応差はあるが、どれも「強いて言えば、強調のPV3、再現度のPV4」
という評価が出来るくらいで、基本的な画質は大差ない。動作状況といい、画質と
いい、やはりPV3とPV4はほぼ同等、と結論つけても乱暴ではあるまい。

前述したとおり、PV4に関しては少々プレッシャーが強く、少々疲れました。ので、
ちょっと一休みして来週はくだらないことでも書こうかと思っとります。期待しない
で。


追伸:この記事書いてる間に、2回勝手にブラウザが前のページに戻って、記事が
消えた。PV3とPV4の比較って、わたしにとっての鬼門なのかも・・・。
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勝手に激考! これが(多分)PV4の正体だ

2007-09-21 01:05:28 | PV3/PV4/PT1/PT2
これは、あくまでわたしの勝手な想像であり、たかが数日PV4を弄ってみた具合から
類推した、いわば妄想の産物である。だが、例の店員の発言が許しがたいほどひどい
ので、徹底的に反論するために、書くことにした。本当に件の発言をした店員がどこ
の店なのか、教えて欲しいものである。こういう発言をする店員のいる店では買い物
をしたくもないし、品物を注文もしたくないからだ。もちろんその際「その人はやめ
ました」というお決まりの言い訳は禁止で。


PV4はPV3と機能的に変わらない、廉価版だとよく言われるが、その発言は正しくて
正しくない、と思う。まず、PV4の前にPV3を考えてみよう。わたしも含めてもう記憶
の彼方だろうが、思い出して欲しい。初期のPV3は、1280x1080の解像度でしか録画す
ることが出来なかった。生成されるDVフォーマットの精度も現行のものより低く、
Athlon64x2以外ではとても録画に耐えられるものではなかった。これが、度重なる
ファームウェアのアップデートにより、最大1920x1080での録画、Pentium4でも
なんとか録画出来る、改良型のDVフォーマットへと変貌した。わたしは、その様を
「他のメーカーでは新製品として発売されるほどの進化を遂げた」と評している。
それが普通の考え方だ。例えファームウェアのアップデートで賄える範囲であった
としても、結果としてこれだけの機能アップがあれば、後継の新製品として発売され
るのが当たり前である。それを、アースソフトは無料のサービスとして提供し続け
た。それによって、得がなければどんなメーカーもやらないだろう。例えば、サポー
トの良いメーカーと印象付け、自社の製品を買ってもらうようにする、というよう
に。ところが、アースソフトは一般向けの製品を、PV3以外に用意しなかった。それ
によって、アースソフトに何の得があったのか。
そこで、こう考えてみた。バージョンアップ以前の、1280x1080、旧DVフォーマット
作成のPV3こそが本来のPV3であり、バージョンアップ以降のPV3は、PV4のための
テストであった、と・・・。PV3の書き込みは、2ちゃんねるのDTV板で頻繁に行われ
た。バージョンアップをし、その評価やバグは瞬く間に2ちゃんねるやブログに公開
される。それを、アースソフト側が絶えずチェックして、あらたな製品を作るための
土台としていたとしたら・・・。そして、その結果開発されたのがPV4だとしたら・・・。
アースソフトにも得はあることになる。つまり、PV3は、アースソフトにとって、
その余裕のある設計を生かした実験機として利用され、我々PV3ユーザーは、その
テストに付き合わされた、ということにならないだろうか。そうだったとしても、
それを怒ってはいけない。代わりに、過去類を見ない画期的な製品を人より早く使う
ことが出来たのだから。
わたしはメーカー勤務をしたことはないが、量産のためのテスト機として余裕のある
テスト機を作り、そこから得られたデータを元にムダを省き、量産機のための再設計
を行う、という行為があっても不思議ではない。ムダを省く、というのは部品の調達
を簡単にすることで量産効果を高め、もちろん値段は下げる。安くなり、手に入りや
すくなることに文句を言う人は、転売屋を除いていないだろう。
PV3はテストのためのムダの多い、高機能設計だったから、メーカーからの直販が
大半をしめていた。そのデータを元に作られたPV4は、最初から量産~一般向け販売
を狙って作られたものだから、メーカー直販がなく、ショップに卸されている。
PV3をたたき台としているからこそ、基本的な設計は変わらず、同じPCIバスになっ
た。仮にPCI-Expressを使いたいのなら、PV3のデータの多くは使えなくなり、改めて
の再設計が必要になっただろう。つまり、件のショップの店員の発言は、全く的外れ
なのだ。
ただ、おそらくアースソフトも当初は、PV3はごく一部のハイエンド志向の人間だけ
が使う、特別な仕様と考えていただろう。だから、はじめのうちはPV3Rev.BはPCI-X
の予定があった。結果としてRev.Aと代わらないものになったのも、この時点で一般
のミドルエンド向けに方向転換したためだろう。それだけPV3の引き合いが多かっ
た、ということだ。だが、その引き合いは、多すぎた。
PV3がここまで異常なほど注目を浴びるというのは、誤算だったろう。あまりにPV3の
問い合わせや要望が多かったため、一般向け量産機、PV4の設計を二の次にしてもPV3
を作らざるを得なくなってしまった。もしアースソフトの規模が大きければPV3・PV4
の両方の生産体制をキープできただろうが、おそらく片方だけで精一杯だったろう。
とにかくどこかでPV3を切る必要はあった。なので、Monster Xなどの、他の手段が
出てくるという噂にかこつけ、その隙にPV3を生産終了にしてしまったのだ。それで
も、PV4は大幅に遅れてしまったといわざるを得ない。
そのために他の同等機と比べると、やや劣る部分も出てきてしまっている。それ
でも、PV3の完成度を引き継ぎ、量産体制を確立したのなら、PV4は値段の安さもとも
なって、十分魅力的だ。もうしばらく待てば、秋葉原のショップにはMonsterXなみ
の陳列数が出てもおかしくない。少なくとも、もうしばらく待ってみてもいい状態
ではないだろうか。

・・・それでも、秋葉原系ショップのない地方では通販しか手に入れる手段は無いんだ
ろうなぁ。
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緊急報告! PV4がCore2Duoで動いた!

2007-09-20 01:23:06 | PV3/PV4/PT1/PT2
なんかタイトルだけで全て終わってるみたいだけど、一応本編も見てね。

昨日、アースソフトから、待望の、Core2Duo対応ファームウェア付きPV4アプリ
アップされたのだ! ・・・とはいえ、Core2Duo系ではほとんどまともに動かない状態
が続いているので、実質このアップデートを手元で行えるのはAthlon64系を同時に
保有している人間だけ、ということになる。
もちろんわたしは"こんなこともあろうかと"Intel系とAMD系を両方所有しているの
で、問題ない。とはいえ、実際やるのはかなり緊張する。なにせ、貴重なPV4。おま
けに一人分しかないプレゼント品。かつ、数少ない首都圏から離れたところに存在す
る1枚だ。これを壊したら、なんか責任問題に発展する気もする。どうせAMDでは問題
なく動いているし、機能的な変更点はなさそうだから、アップデートやめちゃおう
か、という悪魔のささやきも頭に響くが、反面だからこそ実験体となるべき、という
別の悪魔のささやきもある。同じ悪魔なら出でて玉砕すべき! ということでアップ
デート。新プログラム(Ver3.1.3)をインストールした後、出来た"PV"のアイコンを
クリックすることで、ファームウェアのアップデートが始まる(なぜか文中にPV3/4
という箇所あり。これからPV3とPV4は同じソフトが使えるように、いずれ統合される
のかな?)。
それが終わったあと、必ず電源を切らなくてはいけない。再起動したり、休止状態
に移行したり、ましてリセットボタンを押してはいけない。壊れてしまうからであ
る。ゆえに、ファームウェアアップデートプログラムをインストールする前に、一度
再起動しておいたほうがいいわけだ。ヘンなプログラムが異常状態になっていたおか
げで失敗した、では泣くに泣けない。

で、念のため、Athlon64系で動作することを確認したあと、前回異常状態になった
Core2DuoPCへ。いざ電源を入れるが起動しない? あせるが、単に電源コネクタが
ささっていなかっただけだった(^^;)
2度目は無事起動。そして、PV4用新ソフトをいれ・・・。

映った~~~~~~~~!


入力A・Bとも問題なし。1920x1080でも録画できた。なんかPV3より軽い気もするが、
さすがに気のせいだろう。

そういうわけで、Intel派で初期ロットを持っている人は、一刻も早くアースソフト
に送るか、手持ちのAthlon64PCでアップデートすべし。次回ロットからは当然アップ
デート済みのものを送ってくるだろうから、これでIntel派の人も安心して買える。
とりあえず、当分PV4はCore2DuoPCで使うことにしよう。
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PV4の互換性はやっぱりキツかった!

2007-09-18 22:35:38 | PV3/PV4/PT1/PT2
アースソフトが、PV4がIntel系で動かない、との苦情に対し、最悪送り返してもらっ
た上、自分たちでROMを書き換えて返送する、というサービスを行うという。それほ
ど互換性がキツいということなのだろう。ただ、アースソフト側での動作環境は
「Athlon64x2 3600+以上」とあり、決して同等品の動作を保証しているわけではない。
世の中IntelはOKでAMDは保証しない、などという製品はいくつも存在するわけだか
ら、たまには逆の製品があってもいいかと思わなくもない。だが、PV4という製品か
ら感じられる方向性から考えると、保証はともかく現実に動かない、ではマズイとも
思うわけだ。
そういうわけで、PV4が実際どの程度Athlon64x2と相性がよく、Core2Duoと相性が
悪いのか、ちょっと調べてみた。

まずは、ウチのエース格、そもそもPV3を使うために組んだシステム。

・Athlon64x2 4200+
・FOXCONN 6150K8MA-8EKRS(GeForce6150)
・DDR400 1GB
・Radeonx1300
・WindowsXPMCE

こちらでPV4を動かしてみたところ、あっさり動作。ドライバの割り当ても専用ソフ
トの動作も問題なく、プレビューをみることも録画し、そのファイルを再生するこ
とも出来た。すでに古いシステムだが、1920x1080でも録画できた。


一方、懸案のCore2Duoシステム

・Core2DuoE6300
・MSI 945GM3-F(945)
・DDR2 533 2GB
・Radeonx1300
・WindowsXP Pro SP2

こちらもPV3は動いているが、Athlon64x2ほどの安定性はなく、1920x1080での録画
には成功していない。こちらを使ってみる。
すると、マザーはしっかりPV4を認識する。お、こりゃうまくいったか? と思いき
や、ソフトを起動させても取り込み画面を表示してくれないのだ。何度かやっている
うちにOSがフリーズしてしまう。
仕方がなくリセットボタンを押して再起動させようとしたら、なんとBIOSすら起動
しなくなってしまった。あわてて電源を切ってPV4を外すが、起動しない。なんとか
なんどもCMOSクリアを試みて、ようやく立ち上がったが、正直PV4を動かすのが怖く
なってしまった。

と、いうわけで、これ以上実験する気はちょっとおこらない。これ以上PCそのもの
の動作が怪しくなられてはたまらないからだ。
PV4は、今はAthlon64x2環境の人のみにしておいて、Intel派の人は次のロットまで
手を出さないほうが良さそうだ。
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自分を信じてー! 当選文章公開します

2007-09-17 22:00:35 | PV3/PV4/PT1/PT2
向こうさんとのメールやり取りの中で、「記事にメールの内容を転載したい」という
項目がありましたので、今まで放っておいたのですが、現在に至るまで特に動き
がないようなので、こちらで公開いたします。

と、ここまで書けばお分かりになる方もいらっしゃいますでしょうか。

当ブログにもトラックバックを頂いている、アキバBlogさんのPV4プレゼント企画
当選者。

それはわたしでございます。

ええ、受かりました。もうすでにPV4も届いています。わたしが受かった、というこ
とは、当選者の選抜は厳正な抽選(≒ランダム)ではなく、応募メールに書き込んだ
「PV4への想い」と題した文章や、所有するブログ・サイトの中身も考慮に入れてくれ
た、ということでしょう。ってことは、担当者さん、いちいち文章読んだりしてくれ
ていたんですね。ご苦労さまです。いちいち読んでも大して労にならないくらい応募
が少ないだけだったりして。100以上は来るだろうと予想していたのですが。WEBサイ
トはともかくブログの所有者は多いと思うんだけどなぁ。

で、多分気になると思われる、「どんな文章書いて当選したのか」ってことですが、
何か向こうでもまだ公開する可能性があるので応募要綱を見返してみたのですが、
一応メール著作権が向こうに帰依する、というような条項はなさそうなので、ここで
公開いたします。なお、明らかな間違い部分もありますが、一応そのまま掲載しま
す。

(以下メール)
昔はビデオの編集と言えば、アナログテープを画面とにらめっこ
しながら、両手にリモコンを携えながらやるしかありませんでした。
そこまで苦労して作り上げたテープは決して高画質でも高精度で
もありませんでしたが、やりとげた満足感で一杯のものでした。
そんな幼かったあのころ、初めてパソコンのキャプチャーボード
を使い、「世の中にこんな便利なものがあるのか」と、まるで世界
が変わったかのような衝撃を受けました。それ以降、ただひたす
らパソコンでのテレビ録画・動画編集の楽しさ、面白さを追求し
続けてきました。この2年間は、ブログ「録画人間の末路」を通じて
キャプチャーボードの面白さ、パソコンでのテレビ録画の魅力を
書き続け、少しでも他の方々の快適なPC録画のお手伝いになれば、
と日々精進しています。
そこに、あのデジタル放送です。当ブログでもS端子を通した
デジタル放送の録画に関する情報を、常時追記更新によって公開
し続けています。大半の番組はそれで十分なのですが、やはり
HD画質の放送はHD画質で取り込み、自由な形で編集・保存したい。
そう思うものです。そうでなければ録画に拘り続ける意味など
ありません。そんな思いを踏みにじり、犯罪者扱いし続ける
テレビ局の対応は決して許せるものではありませんでした。
そんなか、PV2の情報を初めて知ったときの、あの胸踊る興奮は
忘れることは出来ません。デジタル放送をHDで取り込める、初め
てのボード。もちろん、発売当日には辞書登録した必要条項を
開始と同時にファームを更新して打ち込み、数秒とたたぬうち
に送信しました。
その次の画面に映し出された「ファームを最新のものに更新して、
再送信してください」の文字。ああ、開始と同時にファーム更新
では早すぎたのです。あわてて更新してもう一度送信しました
が、すでに時遅い状態でした。お情けとして次の製品が優先
購入できるクーポン番号をアースソフトより頂きましたが、
決して新製品の登場を約束するものではない、との但し書きも
あり、空しさだけを残しながらメールデータを念のために残し
アースソフトのサイトを毎日巡回する日々を送っていました。
そんな中、ある日突然PV3の文字が! 目の色を変えました。
今度こそ買える! いや、絶対に買ってみせる! PV2の時の
熱い思いが蘇りました。その執念が実ったのか、アースソフト
はクーポン所有者に対し、優先販売を行ってくれたのです。
ついにその日はきました。PV3が手元に到着したのです。手を震
わせながら、壊れないように慎重に手持ちのPCに装着し、録画
を行おうとしたのですが、スペック不足で使い物になりません
でした。
思い切ってPCのシステムを全て当時の最新型に入れ替えました。
新システムは期待通り、PV3を通じてデジタル放送のHD画質を、
ほぼそのまま取り込んでくれました。それを再生した時の感動
・・・。入手のための興奮とはまた違った、新しいものが、同時に
初めてパソコンでキャプチャーボードを使った、懐かしいもの
が全身にあふれてきました。
それ以来、夢中でPV3を、使い続けています。もちろんそれ
以降もさまざまなキャプチャーボードを使い続け、その能力の
限界に挑戦し、その結果をブログに掲載し続けています。
そんな多くの同類機を持つわたしが、PV4を欲しがるのは、ただ
のコレクション意識か何かに思われるかもしれません。もち
ろん、否定は出来ませんし、わたし自身も出来るだけ多くの人
にHDキャプチャーの素晴らしさを味わってもらいたい、その
ためには品薄の製品を、無闇に欲しがってはいけないと思う
心はどこかにあります。
ですが、すでにパソコンのキャプチャーボードを使うことは、
わたしの人生の一部でもあります。そして、その検証結果を
ブログに掲載し続けることは、今のわたしの使命でもあるように
思っているのです。現在、PV4は東京にしか出荷されておらず
地方在住であるわたしには入手手段がありません。ショップ
の通販サイトも見ているのですが、あれだけ店頭での引き合い
が多い状態では、通販分も店頭で売られてしまうのではないか
という危惧が、PV4情報の載るどのサイト・ブログからも伝わって
くるようです。それでも、体からあふれてくる、新しい製品に
対する好奇心は、抑えようがありません。

是非、PV4をわたしの人生に1ページに加えさせてやってください


ハンドル:krmmk3
ブログ名:録画人間の末路
URL   :http://blog.goo.ne.jp/krmmk3

※長文可、とありましたので、本気で長文書いちゃいました。
 失礼いたしました。
 トラックバック、ありがとうございます。


(以下本文)
いや~、今読み返すと実に汚い文脈(笑)ですね。後半へ向けて文章を盛り上げるため
に、時間を前後させているは、中身はブログに書いた内容の流用が多いわ、過去の
実績を前面に押し出しているわ、同情誘って「当選させないと悪いよな~」って思わせ
るように構成されているわ、何より肝心のPV4が最後にちょこっと出るだけだわ・・・。
そもそも優先的にもらうべきはわたしみたいなレビューワーより、ツール開発の出来
るプログラマーさんであるべきなんですよね。応募がなかったのかな?
ただ、それでも「PV4、どうしても欲しいです。どうかよろしくお願いします」なんて
内容よりは気迫があるかな~と思ってます。
と、いうわけで現在PV3の一枚をPV4に入れ替えました。カテゴリーもPV3からPV3/PV4
に変更します。余ったPV3は、ファームウェアアップデートが行われた時に備えての
過去バージョン用にとっておきたいと思っています。

当選した最大の理由は、メール・ブログの内容どちらをとっても転売狙いの可能性が
100%ないので、向こうさんとしても安心して譲渡できる、だったりして。
コメント (6)
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HDRECSを動作対象外のPCで動かしたい~かりそめの完結編

2007-09-14 21:07:28 | HDMI
PV4の登場と同時に、いつの間にやらMonster Xが生産終了品になっちゃってます。
まるで入れ替わりのように・・・。本当に入れ替わったのかも。
PV4ばかり人気を集めているようだけど、Monster Xの方が優れている面もあるわけ
なんだから、有力な選択肢としてもうしばらく残り続けて欲しかったなぁ。

で、トラックバックを見た人は知っていると思うけど、アキバblogさんで撮影用に
買った(記事にするから、と優先的に買えたんだろうなぁ。いいなぁ)PV4を限定1名
にプレゼントする企画を、本日14日まで続行中。保証は受けられない品(レシートが
ないのはどこの店で買ったのか分からないようにするため?)だし、複数応募を防ぐ
ためか、自分のWEBサイトかブログを持っている人に限られるようだけど、応募だけ
ならタダ。さぁ、今のうちにPV4に対する熱い想いをこめたテキスト付きのメールを
みんなで送るんだ! ちなみに当然わたしは応募済み。PCでの録画に関する想いな
らどこの誰にも負けませんぜ。
・・・ここ読んでる人で当選した人、いたらおせーて。


で、ここらで保証外環境でのHDRECS録画への挑戦、その結果を報告することにしよ
う。実のところ、完全に全てが分かったわけではない。が、とりあえず「出来たこと
は出来た。間違いなく録画出来る」ところまではこぎつけたので、かりそめながら
完結、ということにした。
ここでもう一度、その環境をおさらいしておこう。

・Athlon64x2 5200+
・MSI K9AG Neo2-Digital(AMD690G)
・DDR2 667 1GBメモリx2
・オンボードVGA
・シリアルATA増設
・パラレルATA(OS)+シリアルATAHDD(録画用)
・Windows2000

この環境で、
「普通にやったらダメ」、「トラブルで画面が表示できなかったときには、録画でき
た」ことまでは確認できた。ここで考えたのは、「意図的に画面を表示させないように
すれば、録画出来るのではないだろうか」ということ。そこで、予約録画機能を使っ
て録画してみることにした。が、やはりうまくいかない。しょうがないので、以下
の方法を使った。

・HDRECSの画面表示を、デフォルトのDirect3DからDirectDRAWオーバーレイに変更
・適当な動画を、Windowsメディアプレイヤーなどで再生させ、動画の一部が表示
 されたところで止めておく。動画入りのフォルダを開いてファイルをシングルク
 リックし、横の小さなウィンドウに表示させておくだけでもOK
・HDRECSソフトを起動。全く映っていなくても左下済みの四角が緑になっていること
 を確認。録画開始

以上のことをやってみたところ、前回のトラブル時と同じように、全く問題なく
録画することが出来た。出来たファイルはちゃんと音声入りで再生することも、編集
ソフトで編集することも出来る。

以上の結果で、判明したことは「ドライバがWindows2000上で満足にDirectXを扱えな
い」か「OSが使いすぎでDirectXに関してヘタれている」のどちらか、ということで
ある。ただ、AMDサイトにいってもAMD690G用ドライバは、WindowsXP以降しかアップ
されておらず、更新することは出来ない。ここらへん、MSIのサポート外、という
扱いも仕方が無いと言えば仕方が無いことになる。

そういうわけで、HDRECSはCPUやメモリさえ十分なら、AMD環境はもちろん
Windows2000上ですら、録画できればいいのなら十分使えることが証明された。
もう一つのHDMIの選択肢であるIntensity/PROはWindows2000ではドライバのインス
トールが出来ないため、どうしても2000でHDMI録画がやりたければHDRECSしか
選択肢がない。そういう人には、多少なりとも参考になったのではないだろうか。
最悪上の手段があることだし。

でも、さすがに今回の件でWindows2000の限界を感じた。このPCでは入れる気はない
けど、他のPCをVistaにして、コイツには余ったXPをまわそうかなぁ。

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PV4,、発売開始

2007-09-13 00:21:43 | PV3/PV4/PT1/PT2
2ちゃんねるのスレがDTVとしては尋常でない速度で進んでいるのでチェックしきれな
い状態ですが、ついにPV4の販売、始まったようです。ただし、ほとんど秋葉原Only
の販売状態で・・・。
PV3は直販が大半でショップ販売は一部のみ、という状態が続いていたのに対し、
PV4は基本的に直販なし。
悪意を持った見方をすれば、東京の人間だけに販売を絞ることによって混乱を緩和
する、というところだけど、多分PV3の何倍もの量産体制が整ったゆえのショップ卸
販売なのかな~という気もする、いや、そう思いたい。

そういうわけで、やっぱり地方人は今まで通りアースソフトのサイトをチェックしつつ
ショップのサイトをマメに巡回するしかないようですな。もちろんわたしも買えてませ
ん。トホホ。
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