録画人間の末路 -

人は記録をしながらじゃないと生きていけない

RD-X8からの24p録画で気になったライン

2010-05-08 14:48:36 | HDMI
ようやく、映画「タイタンの戦い」を見てきました。30年くらい前の映画のリメイクなんですが、旧作の方は、「アメリカの特撮の神様」レイ・ハリーハウゼンの、結果として引退作となってしまったことで有名な作品です。ハリーハウゼン特撮の作品は少なくとももう一本企画があったらしいのですが、なんだかんだで本人の意欲が失せてしまい、立ち消えになったそうで、残念です。
わたしの周囲ではこの旧作のファンが多く、それだけに「新作は観ない」とみんなが口をそろえて言うので、じゃぁ見に行こうか、と時間を作って。平日だったのでガラガラ。ゆっくりと作品に没頭することが出来ました。なんか、普通の映画として撮影したのに、「アバター」がヒットしたもんだから、便乗する形で無理矢理3D化した、という話だったので、制作者の意図に沿った2D版で観るか、あえてその無理矢理3D版で観て現在の映画界を評価するかで迷いましたが、地元の映画館はそもそも2D版しか上映してなかったですね。
でも評価は「イマイチ」。観ている時はそれなりに面白いんですけど、終わった後には何も残らないというか、そんな感じでしたね。序盤を見る限り、旧作ではシンプルなストーリーをあえて複雑にして展開させるのかな? と思っていたら、結局全部ハデスが悪い、ってことにしてしまってちょっとがっかり。海の魔獣クラーケンなのにポセイドンは全く絡まず、蚊帳の外だし。旧作ファンのギリシャ神話マニアに言ったら「ハデスのことを制作者は全く分かってない」と憤慨、やはり観ないことにようです。
モンスター目当てで見に行く場合でも、少々首をかしげるところが。一番良かったのはなんと言ってもサソリ。でかいし、強いし、戦っているシーンなんか、なんとなく"ダイナメーション"っぽさがあって、かっこいいです。サソリの色が黒いのは、レイ・ハリーハウゼンの師匠ウィリス・オブライエンが撮った「黒い蠍」へのオマージュか? なんて深読みも楽しいですし。問題は、肝心のメデューサとクラーケン。メデューサは、声を女の不気味な笑い声にし、それを音響効果で後ろから聞こえてくるようにした、などの"なかなか姿を現さない"時はとても良かったのですけど、姿を見せるようになってからは、なんかテンションが下がる。強さは伝わってきますが、わたしのイメージだとまずメデューサってのはあんなに動きが速くないし、なによりある種呪われたモンスターなので、本人の意図と関係なく目を合わせると相手が勝手に石化してしまうというものなのですよ、そうでないと首だけになっても石化の魔力が残っているという部分と合いません。なのに、新作では明らかに自分の意志で石化の魔力を使っている。これ、大いに不満です。ただ、有名な盾にメデューサの姿を映して戦うやり方は、あくまで偶然の産物という扱いで、位置だけ確認したながらタイミングを見計らって目をつぶって一刀両断、この演出は好きです。盾を見ながらでは、まともに戦えませんよね、普通。
そして満を持してクライマックスのみ登場のクラーケン。旧作では冒頭とクライマックスの2度登場してますが、津波を起こすくらいで暴れっぷりが足りず、もう一つ不満でした。今度は、海からひれ(?)を出しながら泳いでくるところとか、触手の一部が建物を砕くところとか、部分的な箇所だけを描いているところはとてもいいのですが、全身が登場すると、今度はでかすぎて何が映っているのかよく分からなくなってます。もっとカメラ引かないと! ロングで巨大な全身をバーーーンと見せてから、その部分部分の威力を見せつければもっともっと格好いいのに、やはりアメリカ映画にそういう巨大怪獣の格好良さのセンスを求めるのは酷でしょうか。
全体的に、もっとキレイな英雄譚にすればいいところを、地に足を付けた泥臭さにこだわっちゃったなぁという感じ。そういうのが今のはやりなんでしょうけど、ギリシャ神話に対するイメージってのも大事にして欲しかったわ。

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SK-MHD264ですが、邦衛日記さんのところでレビューが公開されましたね。興味深いのは、なんと言っても内部の基盤の写真です。あやしいところが見当たらないのは残念です。それと、「(音声ビットレートは)手入力可能だが、選べるレート以外は指定できない。」とありましたので、ちょっと調べました。試しに144Kbpsと入力してみたのですが、MediaInfoによると、正確ではないにしてもほぼ128Kbps付近のビットレートになっていました。内部では勝手に128Kbpsとして処理されているみたいですね、残念。でも、わたしには128Kbpsと144Kbpsの区別が付くほどの耳と音響設備は無いので全く問題なしですけどね。
一番の期待は「USBの通信時間やICの設定時間を考えても1秒以内に終わると考えられるので長すぎる」という一文でしょうか。逆を言えば、余計な処理を短縮すれば、もっと短く出来るということですから。

そういえば、RD-X8には1080p時の出力を24pにする、という機能があります。ウチには今まで1080p出力出来る出力機がディスプレイのW241DGしかなく、しかも24pは使えないため、一度も使っていなかったのですが、SK-MHD264ならば24p入力は出来るので、試してみました。RD-X8の24p出力はどんな映像も24p化するため、通常のBSデジタルの映像ですと、少しカクカクしますが、60pと違って画面が崩れることはありません。なので、ビデオ撮りの通常映像はダメでも、もともと24コマ撮りの映画のソフトならキレイに出力出来るのでは、後で24fps化しなくても最初から24fps録画出来るのでは、という期待も高まります。試しにやってみましょう。ウチの趣旨とは少々反しますが、あくまで実験用ということで勘弁。DVDにアップコンバートを掛けて24p化した1080pで録画します。
すると、映像と音がまるであっていない・・・? あ、設定をMiddleのままにしていました。この最初から用意してあるテンプレは解像度は入力に自動に合わせてくれるのですが、fpsは合わせてくれないみたいですね。どうやら29.97fps固定のようです。23.976の映像を29.97で録画したら合わないのは当たり前です。そうなるとカスタム設定が一つしか作ることが出来ないのがさらに不便に感じるんですが・・・。お願いしますから伝統を破ってカスタム項目を複数作られるようにしてください、SKnetさん。

で、DVDをアップコンバートしRD-X8側で24fps化した映像ですが、24fps化は十分キレイに出ていますし、DVDの素の映像よりもうまく補正されて大きくなった映像を、さらに小さいファイルで保存することも出来ます。でも、しょせん「それなり」の域を超えるものではなく、やはりボカした背景や埃がうまく処理されない問題もあるうえ、SK-MHD264の甘めの画質が補正効果を弱めます。これならばダビングなんかするよりいいプレイヤーで直接再生したり、PCでPowerDVDのフィルタを掛けて再生した方がキレイです。
一番気になったのは、なぜか画面の一番左端にラインのようなものが残ったこと。これ、1080iでは出ないもので、1080pにした途端発生したんです。PS3で同様に24pをキャプチャしたときは出なかったので、なんとなくSK-MHD264の問題というよりRD-X8の方が入れちゃっている、という気がするのですが、こういうものがある以上、24fpsがキレイに出るという点は捨てがたいのですが、RD-X8の24p出力はやらない方が良さそうです。
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