録画人間の末路 -

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Intel、次のCPUもマイナーチェンジ?

2017-06-13 22:39:16 | 意味なしレビュー
仕事用や離れで使うノートやタブレット、再生専用PCも所有していますが、それとは別に、部屋で使うPCを4台所有しているという典型的なそっちの人間のわたしですが、まぁ仕方がないと思ってます。普段使いはAPU、Kaveriを搭載したPCで、あまり重い作業はさせないので性能面では問題ないのですが、次のAPUはアーキテクチャが全面的に変更になりそうなので、出たらなるべく早く交換する予定でいます。あとは先日購入して今うち最速のRyzenに、こちらはまだまだ十分な性能でしょ、のSkylake搭載PC。この2機種で主に動画エンコードをやらせています。問題は最後の一台、IntelのHaswellを搭載したPCでして、さすがに旧式でもはや先のエンコード向けPCと比べると見劣りしてしまう性能しかありません。と、言ってもAPU機よりCPU性能だけなら上なんで、手が足りない時などはエンコード作業も行わせますし、確実な録画のためのサブ機として欠かせない存在ではありますが、そろそろ中身を変えたい欲求も同時に出てきています。これが趣味人の悪いクセなんですね。

もちろんCPUメーカーであるIntelも次のCPUを開発中で、間もなく姿を見せる予定ではあります。が、先日発表されたi9の型番を持つ、CoreXというあだ名もついている次のSkylake-X搭載のCPUはもちろんハイエンドではあるでしょうが、おそらくかなり高価で、とてもわたしらの手の出せるものにはならないでしょう。売ることよりも存在することが重要なフラグシップとなると思われます。他にはAMD製GPUを搭載したKaby Lake-G、なんて噂もありますが、一応Intelは否定しています(ただ、噂が独り立ちしないためと万が一の発売中止のことを考えてとりあえず否定する、なんてのはよくある話ですが)し、仮に出たとしてもCPU部分はSkylakeのマイナーチェンジであるKabylakeそのものになるのは間違いないので、もう一つ新鮮さがありません。そうなると、現行のKabylakeを入れ替えることになるアーキテクチャ、Coffeelakeに期待・・・となっていたのですが、これもKabylake同様、CPU部分はマイナーチェンジとなるようなのです。

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Intelはここ最近、製造プロセスの改良とアーキテクチャの改良を同時に行わず、どちらかを交互に優先させる戦略を取ってきていると言われています。ただし、最近は製造プロセスの改良はモバイル向けが優先されており、デスクトップ向けはCPU改良があるときに新製造プロセスとともに新型に入れ替わり、それまではマイナーチャンジのリフレッシュ版などが時間的な穴を埋めていました。HaswellからSkylakeへの世代交代はHaswell RefreshやBoradwell-Eを間に挟みながらそうした一気の交代が行われました。我々ユーザーの目から見れば今年発売されたKabylakeはそのSkylakeリフレッシュモデルとしか思えなかったわけですが、次もそのKabylakeRefreshに近いCoffeelakeになることは確実となったようです。それだけならまだしも、Coffeelakeの登場も来年の一月、つまりKabylakeの発売から一年たってからになるわけで、事実上三世代にわたってほとんど同じCPUが続くことになってしまいました。その代わりにGPU部分が強化される可能性が高い、とのことですが、IntelのGPUを目当てに買い替える人は少ないでしょう。OPEN CLへの対応などが進むこともあるでしょうからそうした意味でのパフォーマンス向上はあるでしょうが、期待されているものとは違いますしね。
ご存知の通り、AMDのCPU、RyzenがPC用CPUをひっかきまわしており、Intelほど他社を恐れるメーカーが本来放っておける状況ではないはずなのですが、どうもその危機感が感じられないのです。Intelは何を考えているのか、勝手に考えてみましょう。

1.AMDのCPUをそれほど脅威と感じていない
前にも書いた通りZenを搭載したAMDのRyzenは現行のIntelCPUを凌駕する性能を発揮しますが、それはあくまで同じ価格帯で、消費電力で、の話です。コストパフォーマンスは消費電力を無視し、絶対的性能だけを見ればIntelの方が上ですし、Ryzenは多コアゆえにクロックがそれほど上がらず、シングルだけの性能ならほぼ同価格帯で比べた場合もIntelが上回ります。Ryzenがもっとも勝る分野である動画エンコードに関してはQSVもありますし、総合性能で負けている部分はない、という判断がなされているのかもしれません。その分GPUの強化を重視しているのでしょう

2.新CPUの生みの苦しみ
AMDもRyzenが登場するまでは、Bulldozer/PiledriverのCPUを数年間、えんえんと売り続け、改良型はAPUにしか採用しませんでした。Intelはここ数年はCPUアーキテクチャは改良だけが行われ、それでパフォーマンスをアップするという方法がとられ続けていましたし、そろそろ能力の向上に行き詰っていてもおかしくありません。まだ第一世代ですでに改良点がいくつも羅列されているだろうZenと比べると、もうできることは少なくなっているはずですし。中途半端な改良でまともに比較されるより、大幅な強化ができるモデルが開発できるまで待っているのかも知れません。

3.他社の受け入れビジネスのためのサンプル作り最優先

最近、長年守ってきたIntelの半導体の売り上げがSamsungに抜かれた、あるいは抜かれるのではないか、という憶測が飛んでいます。PCの需要だけが大きく落ちたためか、それ以外の半導体の需要が増大しすぎたのかはわかりませんが、Intelと言えども他社の開発したチップの製造に乗り出さなければ現在の規模を維持しづらくなってきています。他の工場よりIntelの方が技術的に上、をアピールするために製造プロセスの改良とそれをモバイル向けに特化することが最優先課題となっており、結果発熱量や消費電力が高くてもどうにでもなるデスクトップ向けは二の次になっている、ということも考えられます。

わたしの素人考えではこの程度しか思いつきませんが、他にも理由は当然あるでしょう。どっちにしてもしばらくIntelの大幅にパフォーマンスがアップした新CPUは出てきそうにありません。QSVは限られた用途では威力を発揮しますが物足りない部分も多く、動画エンコードの性能をCPUの良さとするわたしにはCoffeeLakeはちょっと面白みに欠ける製品になりそうです。いっそ、GPU性能の面白そうなKabylake-Gが出たら、そっちに手を出す方が面白いかも知れません。
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2 コメント

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Unknown (emanon)
2017-06-15 18:39:40
 新しいメモリーやCPU・GPUで行ったり来たりするのが早くならないと現状のクロック勝負から抜け出ることができず ですよね… 

製造・検査機器は建造完了した のかなとw
 1国だけで作れないとかもめたとか言ってましたよね 数作らないともうからないとも 

ハードを数売るとするなら スマホ程度の性能ならワンチップ化でCPU・GPU・メモリーも入ってしまうとか 次のスマホを狙うような物を作るのでしょうか? 

ゲーム以外のGPU演算に特化した物を設計してくるとか? 現状のCPUはさほど変わらずGPUスロット向けのCPUが出てくるとか考えれば楽しいのではないかなw

 昔みたいに 特定演算用ボードが沢山出るとか クリスタルバーにプリントされた強化パーツが出るとかw
Unknown (krmmk3)
2017-06-17 00:51:24
>emanonさん
PCI-Expressを強化するらしいですけど、極論をいいますと、全部一つのパッケージにしてしまう、APUタイプというのも一つの答えだと思います。いつかはああなるものと思ってますし。

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