録画人間の末路 -

人は記録をしながらじゃないと生きていけない

このブログは

このブログは、PCでテレビ番組を快適に録画し、自由な形で好きなように活用するための実験結果報告をメインとしたものです。ですが、その自由を奪い、不自由を売りつけて無制限の利権を得ようとするものたちが、現在のテレビ界では勢力争いをしています。そういう連中とは断固戦い続けます。それが、ここのテーマです。
2011年7月24日まで続けることを目標にしていましたが、2011年いっぱいまで延期いたします。 ・・・の、予定でしたが、衛星放送の行く末が気になりますので、それまでは続けます。ああ、意志薄弱。



特殊なコンテンツ
・SpursEngine H.264エンコーダ 実験プログラムサポート&他ソフト紹介ページ
Lalfさんが作られている、SpursEngineで使えるエンコードソフトのリンク先の紹介などをしています。CUI版とAviUtlのプラグインの二種類があります。 また、それ以外に同じくLalfさんの作られたCodecSys Personal向け参照AVI、ravi2や、BOさんの開発されたLinux用HD PVRコントロールソフトのリンクもおいています。

※10/07/01 se_h264enc_auo ver 0.09、se_mpeg2enc_auo ver 0.05、Seche Technical Preview2 リリース

・スカパー!e2 各チャンネル解像度・ビットレート一覧表
独自の調査による、スカパー!e2とBSデジタル放送の解像度とビットレートの一覧表です。多少の間違いはご了承ください。

・意外とある、デジタル放送録画可能キャプチャーボード・ユニット
外部入力を用いて、デジタル放送のチューナーやレコーダーから出力される番組を、自由に扱える形式で録画可能なPC用のキャプチャーボードおよび外部ユニットの情報を集めたものです。

ご報告2

2016-06-08 23:53:06 | Weblog
先日、我が父がガンの宣告を受けたことを報告しました。
MRIなどの検査によると、その腫瘍はかなり大きく、またその腫瘍近辺の内蔵が正常な状態でないことを示す数値が検査結果として出たことから、最悪末期ガン、余命数か月もありうるという話も医者から出ており、検査入院という名目で呼びながら即手術という事態になり、わたしはとても黙った状態では耐えられず、このブログを通じて泣き言をかかせていただきました。

その後なのですが、詳しい検査により、事態は改善しつつあります。

まず第一に、手術の際に採取した腫瘍の細胞から、明らかにガン細胞と呼べる組織が発見できなかったこと。
第二に、腫瘍には直接手を出すことができなかったためにパイプを取り付け、体内の分泌液の通り道を作ったところ、わずか数日で数値が劇的に改善し、ほとんど常人並の結果を出しつつあること。つまり、数値が悪いことや体調の問題に関して腫瘍は直接の原因ではなく、現状間接的原因にすぎなかったのです。

わたしが説明を受けた上では以上を理由に、「MRIの映り方などからガンであることは間違いないだろうが、腫瘍が大きいにも関わらず悪性であると断言することはできない」という後退した判定が下り、ガンの評価が一段階下がりました。末期かそれに近い状態から、治療可能レベルという生存率の高い段階という判断に変更になったのです。
それでも外科手術によって取り除くことは、ほぼ無理であり、放射線治療と抗がん剤を併用しての治療しか手がないことに変わりはありません。ですが、「家も近いことだし、連日来ることが苦にならないようなら通院治療も可能」と言われました。なんと、早ければ週明けにも父は退院できることになったのです。少なくとも残りわずかな余命を病院で寝たきりで過ごす、という最悪の事態は当面避けられることになりました。
担当医からの説明を受ける際に父を見舞いました。ついでに、店の帳簿などを持ち込み、目を通してもらったり税金の支払いの指示を受けたりと久々に仕事に触れたせいか「今日はいつもより気分がいいわ」ととご機嫌でした。正直一安心です。

今回の判断改善で一番救われたのは言うまでもなくわたし自身です。最悪の事態を耳にしてから食事がろくにのどを通らず、一日のうち二食は果物を牛乳で流し込むだけ、夕食こそそこそこの品目を口にしましたが量は食べることができず、それでいて全く空腹感がなくて胃液が逆流するような吐き気ばかり感じていたのです。この一週間で2.5kgほど体重が落ちました。しかし最悪からは脱却したことによって急に食欲が戻り、ようやくある程度普通に食べられるようになりました。少し胃が弱っていたのか下痢がちょっとひどくなりましたがそれでも体重の減りは前より緩やかになっています。
もちろんこれからは前のように気楽ではなく、苦しい日々も待っているでしょう。それでも、わたしも父もある程度は元の生活に戻れることに非常に安堵しています。これからのことはこれから苦労しましょう。今はただ、この安心感に浸っていたい気持ちでいっぱいです。

ただ、一つ問題が・・・。入院日数が意外と少なくなりそうだということで、父を大部屋から個室に移してもらいました。少しくつろいでほしかったからです。もちろんそれは父を大いに喜ばせましたが、それと比例するように只今我がままにふるまっているようです。まぁ少しくらいはいいのですが、個室になっても改善しない病院食に「こんなもの食えるか。口にするどころか食器をみただけで吐き気がしてくる。いらない。別のものが食べたい。」と母が見舞いに行く際にあれこれ食べ物に差し入れを要求してばかりいるそうです。担当医からは何を食べてもいいと許可はもらっているのですが、それでも入院中にウチから持っていったり外で買ってきた既製品ばかり食べているというのはちょっと・・・ねえ。確かに病院食は消化と栄養のことしか考えていない食事でまずく、わたし以上の食道楽でグルメマンガの解説役並の舌を持つ父には耐えられない食事でしょう。それでも、ちゃんと食べてくれないと体力が回復してくれないので、入院期間が伸びてしまう可能性も出てしまうのですが・・・。こういう悩みが出てくるだけでも贅沢、幸せというべきなんでしょうかねぇ。
コメント (11)
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