録画人間の末路 -

人は記録をしながらじゃないと生きていけない

このブログは

このブログは、PCでテレビ番組を快適に録画し、自由な形で好きなように活用するための実験結果報告をメインとしたものです。ですが、その自由を奪い、不自由を売りつけて無制限の利権を得ようとするものたちが、現在のテレビ界では勢力争いをしています。そういう連中とは断固戦い続けます。それが、ここのテーマです。
2011年7月24日まで続けることを目標にしていましたが、2011年いっぱいまで延期いたします。 ・・・の、予定でしたが、衛星放送の行く末が気になりますので、それまでは続けます。ああ、意志薄弱。



特殊なコンテンツ
・SpursEngine H.264エンコーダ 実験プログラムサポート&他ソフト紹介ページ
Lalfさんが作られている、SpursEngineで使えるエンコードソフトのリンク先の紹介などをしています。CUI版とAviUtlのプラグインの二種類があります。 また、それ以外に同じくLalfさんの作られたCodecSys Personal向け参照AVI、ravi2や、BOさんの開発されたLinux用HD PVRコントロールソフトのリンクもおいています。

※10/07/01 se_h264enc_auo ver 0.09、se_mpeg2enc_auo ver 0.05、Seche Technical Preview2 リリース

・スカパー!e2 各チャンネル解像度・ビットレート一覧表
独自の調査による、スカパー!e2とBSデジタル放送の解像度とビットレートの一覧表です。多少の間違いはご了承ください。

・意外とある、デジタル放送録画可能キャプチャーボード・ユニット
外部入力を用いて、デジタル放送のチューナーやレコーダーから出力される番組を、自由に扱える形式で録画可能なPC用のキャプチャーボードおよび外部ユニットの情報を集めたものです。

忘れてなかった! AMD、AM5向けデスクトップ版APUようやく発表

2024-01-09 13:10:42 | AMDブログ
昨年末でもAMDのがっかり度を語るトップに来るくらい動きもやる気もみせなかったかつてAMDの主力であったAPU。どうせ単体CPUで十分売れてるしもうAPUよりグラボをセットで売ることに注力しよう、その方がもうかるから、なんてAMDが考えてるとしか思えないくらいAPUはほったらかしだったわけですが。
その封印がようやく解かれ、初のAM5向けデスクトップ版APUが発表された模様です。


一番の注目は、上位の型番だけらしいという話もありますが、モバイル版のAPUと同じように、NPU「Ryzen AI」を内蔵し、従来のCPU/GPUの連携のみならず三種類のプロセッサを連動させることができるようになったことでしょう。GPUは予想された通りRDNAベースなのでAPU向きではなく、そういう意味でAM4向けのAPUより性能がダウンする可能性が高かったわけですが、ソフトウェアの対応次第とはいえ旧型からの性能ダウンにはならない体制を整えての発表となったわけです。と、いうよりそうなるのを待っていたのでしょう。まぁそれでもFluid Motion Videoが使えないという機能面でのダウンは否めませんので、さっさとFluid Motion FramesでFluid Motion Videoを忠実に再現できる機能をドライバレベルで取り込んで欲しいものです。
APUということもあって型番は7止まり、最上位の8700Gでも8コア/16スレッドで最大5.1GHzということで5.4GHzの7700xはもちろん5.3GHzの7700にもわずかですが劣ります。が、それらよりも多くのコアを持ったGPUや、持っていないNPUを内蔵しながらTDPは65Wと抑えられています。ソフト次第では総合力で7700xを超える可能性も持っていますので、やはり注目に値します。グラボがResizable barを要求し始め、PT3との同時使用が難しくなってきた昨今では必要十分なGPUが内蔵されているAPUの必要性はまだまだ高いので早い登場を期待しています。記事では1月31日ということですが、日本はどうなるか分かりませんから。最近はマザーボードのSATAの数をあきらめてM.2.のスロットをSATAに変換するアダプタで補うつもりでいますので、マザーボードの選択肢も若干は増えているので今のうちからシステムを考えておきましょうかね。

さらに同時にAM4向けの新APU/CPUまで発表されてしまいました。


これはさすがに意外。しかも最上位の5700X3D(APUではなく単体CPUだそです。ややこしい)は3D V-Cacheモデルです。それ以外は特に何も書いていないので、APUモデルはGPUコアも従来のGCN系のものでしょう。ちょっと試してみたい気もしますが、さすがに買ってまでというのは気が乗りませんねぇ。


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再会のクラウドファンディング怪獣映画「HOSHI35」

2024-01-09 11:41:55 | 特撮・モンスター映画
地震のあとで思ったこと。
遺影は意外と落ちてこない。
古い映画かドラマで見た気がするんですが、地震になると遺影が落ちてくる印象があったんです。が、今回の地震ではかなり揺れたにも関わらず我が父の遺影はちょっと位置が曲がっただけで済んだんです。我が家は古い家屋で家の中では部屋を仕切る壁がなく、襖で仕切られるのみ、という箇所がかなり残っていて、仏壇はその一番外側奥の部屋に仏間としておいてあるんです。天井からつながる上部のみの壁は土作りでその下部にある襖を通す溝部分は木製ですが、その溝部分が土壁の前を塀のように覆う構造になっており、木の塀と土壁の間には溝が出来ているんです。葬儀屋さんの話では「あの溝は遺影を差し込んで飾っておくための溝だ」と言うんで、なんか不安定で落ちそうだな、と思いながら父の遺影を斜めに差すようにしておいたんですが、その溝はあの地震でも不安定どころか見事遺影を守ってくれました。溝だけが優れていたんじゃなくて、家全体で地震の衝撃を揺れに変えて吸収してくれたような気がします。明治時代から使っている(らしい)窓ガラスもひび一つ入らずに無事でしたし。地震の報道で「古い家屋は倒壊、耐震構造の新しい家は無事」と言っていたニュースがありましたが、日本の古い家屋って意外と耐震構造もバカにしたものでもないと思いましたよ。お客さんに地震の話をされて「この店は何もなくて無事でしたよ」って答えると驚かれますからダメダメに見えるんでしょうけど。古いから壊れて新しいから無事だったんじゃなくて、地盤がくずれたかどうかが一番の原因でしょう。

と、地震の経験を振り返る余裕も出てきましたので、もっと早く見たかった映画のDVDを鑑賞してみました。「HOSHI35」と書いて星屑と読む、クラウドファンディングによって作られた怪獣の登場する映画です。


1989~95年に作られた「ゴジラVS」シリーズに一貫して三枝未希役を演じられた小高恵美氏のデビュー35年周年を記念して2023年に作られた映画となります。小高恵美氏はの映画出演は「ゴジラVSデストロイア」以来とのこと。タイトルは「HOSHI35」と書いてホシクズと読むのですが、35の数字は当然小高恵美氏のデビュー35周年にちなんでと思われます。
パッケージによると「平成特撮にリスペクトを捧ぐ」「新しい時代への架け橋になるような特撮映画を目指した」とありますが、あくまで目指した、であった本作が特撮映画と呼ぶほど特撮シーンが多いわけではありません。低予算であるのに尺は80分とそれほど短いわけではなく、予算のかかる特撮にそこまで時間を振り分けられませんからね。怪獣の出番はアバンタイトルとクライマックスのみで出現場所は山のふもと。他は宇宙があるくらいです。ただ、その程度の出番なのに安易にCGに逃げることなく怪獣をちゃんとスーツで表現したことが素晴らしいのです。
内容も矛盾点は多く、SFともファンタジーとも言い難いどっちつかずになってしまった点があって手放しには褒められません。出演陣は小高恵美氏をはじめ、「平成特撮」作品で名前を見たことがある人がずらり。そのせいもあって特に後半部分で顕著なんですが、登場人物の年齢層が非常に高くて苦笑いが出るのを隠せませんでした。ただ、本作のテーマは「再会」だと思いますし、登場人物だけでなく「平成特撮」に魅せられた観客がその主人公たちと「再会」できる、その機会を与えてくれただけで映画としては成功していると思います。これもまた時代の反映の一つなんです。
DVDは本編のみ。画質は・・・ちょっと煙とかがシマシマ模様になっちゃってイマイチかなぁ。ただ音響や音楽はかなり凝っていて好印象なので視聴の際は良い音響や再生ソフトを使って欲しいですね。
このDVDはクラウドファンディングの出資者の特典として送られてきたもの。つまりわたしも出資者なのでDVDがもらえた以外に、ちゃんとエンディングのスタッフロールの中に登録した「krmmk3」とあるのを確認できました。出資額はDVDがもらえる最低限の金額なので三行部分でしたが、真ん中の列で一人だけ意味のなさそうな半角アルファベットなのでちょっと目立って自己満足度高し。これでわたしに何かあっても名前は残る! いやあってよかった。特典なんでクレジットに名前があって当然なんですが、やはり実物を見るまでは安心できなかったもので。できれば劇場で見たかったなぁ。東京でしか上映してないみたいなんで無理でした。

本作では宇宙の彼方から地球衝突が予想される隕石を、人工衛星(惑星の軌道とは無関係に遠隔操作するので探査機と呼ぶべきかと思うんですが)をぶつけて軌道を変えるという作戦が行われています。これで思い出したのが昨年の2月に放送された「ニッポン超緊急事態シミュレーション★もしも怪獣が襲ってきたら! 」という番組。タイトルとは裏腹に怪獣シミュレーションはほんの少しで半分以上が宇宙の話というタイトルサギな番組でしたが、番組中で隕石の軌道を探査機を使って変える、という実験が行う話がありました。ひょっとして「HOSHI35」はこれを見てストーリーを考えた・・・とすると間に合わないから取り入れてみた、程度の変更点はあったかも。スタッフが見たとしたらわたしと同じでタイトルに釣られたからだろうし、参考にしたのならあのタイトルで放送したのも意味があったというものです。
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戻ってきました

2024-01-02 11:03:51 | Weblog
昨日の地震から一晩、警報も注意報も開けたようなので家に戻ってきました。あちらの家の子供が怖がったりぐずったりしていたので居づらかった、ってのもありましたし。まぁあれだけのことがあった直後、大して知らない人間が家にいたら不安になるのは当然でしょうけど。
家は特に問題なく無事でした。ちょっとだけ火事場泥棒を恐れていたんです。
なので蔵は厳重に閉じて鍵と金庫と通帳とハンコは持ち出したので財産を取られる心配はないんですが、玄関を壊される可能性はゼロじゃなかったんでそこは心配でしたが何もなし。家の中もDVDパッケージの破損以外は少々積んであった本が崩れた程度で機械類は問題なし。パソコンも大丈夫でした。以前強い地震があった時、録画作業中のPCのHDDが壊れた、という被害にあったことがありまして。今回も正月はいろいろ特集番組があるということで当然フル稼働中。それを放り出してきたのでそれも少し心配だったのですが、今のところ故障らしきものはありません。HDDは先日ひどい目にあったばかりだったので心配してましたが、あれは前倒しだったのかも知れません。怪獣コレクションも倒れていたのは一番不安定なラドンだけでした。

強いて被害を言うなら、蔵の一部のひびが大きくなっていたくらいです。


とはいえ、元々ひびは入り始めていて、昨年の段階で業者さんを呼んでいて作業は今年になって・・・という段取りは付けていたので余計な出費が出るほどではないんですけどね。このひびから崩れたとしても、蔵全体から見れば皮が剥げたようなもので本体はビクともしません。昔の日本の蔵っておそろしく丈夫なんですよ。ビル解体用の器具を使っても取り壊しは苦労するので、壊すこともできず再活用もできず土地の邪魔になってる蔵が近所のあちこちにあります。我が家は活用しているだけいい方なんです。

追記:細かい被害として、店の表玄関の鍵が開かなくなっていたのと、壁とタンクの間に挟んでおいておいた灯油ポンプが壊れていた、ってのがありました。ポンプは買いなおし、鍵はペンチで無理やり開けました。ふるーい鍵なので大雑把な対応で大丈夫でした。

と、いうわけで同等クラスの余震でも来ない限り、通常に戻ります。

あ、忘れてました。改めて新年あけましておめでとうございます。今年もどうかよろしくお願いいたします。
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明けましたらとんだことに

2024-01-01 17:45:04 | Weblog
一月一日、普段なら明けましておめでとうございます、とのんきに挨拶するところですが、正直それどころではありません。

先ほどの地震、わたしの地区でも直撃しました。もう何が起きたやら。
年始の挨拶をすませて家に戻り、ちょっと二階の部屋にこもっていました。そしてちょうど下のリビングに降りてきたタイミングで揺れだしました。正直最初は何が起こっているかわからず、「お、揺れてるのか」程度だったんですが、もう踏ん張っていることすらキツイほど揺れだし・・・。ストーブの火を止めねば! と思っても近寄ることすらできず。なんとかストーブがひっくり返る前に揺れが弱まって止めることができたのですが、携帯電話もテレビも「命を守る行動をしてください」一色。とりあえずマンションに住んでいる親戚に連絡を取り、店の金庫と通帳にハンコ、どうしても守りたい財産を持ち出して母を連れて避難しております。
正直さすがに怖かったです。興奮していてまったく寒さを感じていません。ノートパソコンとモバイルーターも持ってきてこのブログ記事を書いているのですが、手が震えて書きづらくてしょうがない、という状況で少しは理解していただけるでしょうか。
ざっと家を確認したところ、わたしのDVDコレクションの棚が崩れていくつかのパッケージが壊れ、もともとひびが入っていて即席の修理をした蔵の壁が壊れた程度で、思ったほどではなく一安心。外も多くの店が閉まっていますが、単に一月一日だから閉まっているという感じで、コンビニなんかはどこも普通にやっていますので、揺れは大きかったものの、今のところそこまで被害は出ていないようです。このあと海や川が氾濫する可能性はありますが、少なくとも命は大丈夫だと思います。ほかの方々も無事でいますように。
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2023年も終わりです

2023-12-30 14:03:17 | Weblog
いよいよ2023年もあとわずかで終わりです。仕事そのものは大晦日もやってるわたしですが、ブログの2023年は今日締めさせていただきます。

PC関連は特にいいものが全くなく、Intelはただのマイナーチェンジ、AMDはモバイルばかり、とわたしとしては面白みのない年でした。モバイルだけを見ればCPUにAI処理向け回路が搭載される、という新しい傾向が見られ始めましたのでデスクトップ用ハイクラス向けにも同様の技術が使われることを期待します。もちろん使い道がゲームのフレームレート稼ぎばかりじゃ意味ありませんが。買ったのはHDDとグラボだけですね。初めて買ったIntel製GPU搭載のグラボはエンコード性能は良かったのですがPT3との相性が非常に悪く、次も買いたいとは思えないものだったのが残念。次世代のCPUに同等のエンコーダーが搭載されるのを期待します。AMDはとうとうAPUが出ませんでした。何度も「マザーボードの動作リストに掲載されている」「アップデートされたBIOSで対応している」と噂が飛び交って、そのたびに今日発表されるか、明日発表されるかと期待しては裏切られ。最近はゲーム用技術のAMD Fluid Motion Framesを流用してAMDが消してしまったFluid Motion Videoが再現できるんじゃないか、という期待も出てきているのでそろそろZen4世代のAPUが欲しいんですがねぇ。

一方モバイルを見れば革新的、というよりようやく期待に応える製品が市場投入された年でした。長年にわたって、おもちゃに毛が生えた程度の必要性低限度よりも大きく劣る製品しか用意してもらえなかった8インチクラスのAndroidタブレットでまともな性能を持った製品が複数登場したのです。2023年は8インチタブレットの年、と言ってもいいくらいです。なかでもわたしも購入したALLDOCUBEのiPLAY50 mini PROはSOC全体を通してもミドルクラス程度の性能を持つHelioG99を使い、それまでの8インチとは次元の違う基本性能でAmazonでも入荷しては即売り切れが続くほど日本では人気が出ました。わたしも一日中持ち歩いていてAndroid端末で何かをする、の大半はこの8,4インチタブを使用しています。ちなみに昨年に画面解像度だけ合格点だったので飛びついたUAUUのT30、最初に買ったのが初期不良品で交換してもらえて二台目ですが、こっちもそこそこ使ってます。世代落ちのSOC、3GBしかないメモリ、2.4GHzでしか使えないWiFiとiPLAY50 mini PROに慣れた身だともたつきが目立つ低性能(それでもそれ以前のものよりはるかにマシ)ですが、サイズと十分な解像度だけで実用性があるので、メインタブの充電中に主に電子書籍閲覧用として使っています。正直もう一台8インチタブが欲しいと思ってます。次は基本性能だけじゃなくて多機能が欲しいな。SOCはやっぱりHelio G99クラスでセンサー類が一通りそろってて大容量バッテリーのタフネスモデルが欲しいとか贅沢なこと言ってしまいます。
同じく今年買ったバッテリー容量10800mAhを誇るタフネススマホ、DooGeeのV30T。当然愛用してますが、8インチタブとスマートウォッチのおかげで時々存在を忘れます、一度持たずに外出してしまったくらい。それくらい忘れていてもバッテリーがいつの間にかピンチ! なんてことになっている可能性は低いし、四六時中スマートウォッチとつないでいても消費電力は気にする必要がない、は、いいですね。安心して存在を忘れられるってことです。もうすっかり馴染んでいて大容量バッテリーから元に戻れないですね。唯一欠点を言うとしたらOSがAndroid12止まりという点です。ストレージ容量とカメラ最大画素数アップ以外あまり変わらない上位モデルのV30 PROが出てまして、これはAndroid13なのでV30Tもせめて13にアップデートして欲しいんですが、そういうことを期待するメーカーじゃないからなぁ、Doogee。いつになるか分かりませんが、買い替えの時が来るとしたら、次は20000mAHのやつにしようかとも考えてます。

映画はやはり「ゴジラ -1.0」。わたしとしても大変面白かったですし、ヒットは嬉しいです。嬉しいんですが、どうにも喜べない褒められ方を最近されているように感じてなりません。いわく「海外で大ヒット」「〇〇国でも上映決定」「アメリカでなんとか賞受賞、ノミネート」・・・海外のことばかり。褒めるポイントも「海外でヒット」のセリフとともにナショナリズムを煽るばかりで、海外で認められたからいい作品と言わんばかり。「世界よ、これが日本のゴジラだ」なんてのもありましたが、いやいや待て。十年にもわたって全然ゴジラしてない怪獣ものをゴジラと称する映像作品を作り続けてきたのは日本の方なんで、やっとゴジラしたゴジラが日本でも久々に出てきただけ。「ゴジラ キング オブ モンスターズ」を見た後は、日本映画の星・怪獣映画の魂すらアメリカにとられた、ってわたし本気で思いましたもん。そうなりきらなかったところは賞賛すべきだとは思いますが。
もっともそれもマシな方で、最悪なのは何の関係もない「ポリコレ」とか言い出して思想批判の比較材料として「ゴジラ -1.0」を引き合いに出す人まで現れ始める始末。こういうの見るとわたし萎えるんです。おかげで「ゴジラ -1.0」の興奮が冷めちゃいました。来年は映像をモノクロ化した「ゴジラ -1.0/c」をやるとのことですが・・・。うーん。わたしの感覚がおかしいんでしょうけど、モノクロ映像ってキレイだと立体感がなくて非常にペラペラで不自然な映像に見えちゃうんですよ。いくら陰影を工夫してもCG臭さもより引き立つだろうなぁ・・・って不安の方が先に出てきます。そうでなくて、あえて傷を足して画面をボロボロにし時々動きを早回しのチャカポコにして音にノイズを入れて記録映画みたいに仕上げ、カット編集もそれっぽくするため全部やり直す、てなことをやってくれればすごいって思うでしょうが、まずやらないだろうなぁ。それでも見に行くでしょうが、冷めていることもあって多分感想は書かない。

悲報もありました。歌手の水木一郎氏・俳優の団時朗氏・同じく俳優で主にスーツアクターとして活躍した薩摩剣八郎氏・映画監督のバート・I・ゴードン氏と言った大好きな作品たちに深くかかわってくれた人たちが亡くなっています。時がたつので仕方のないことですが、作品がある限り亡くなっても消えることはありません。これからも活躍してくれることでしょう。

まぁわたしの方は・・・。今年は商売大赤字で来年どうしようか、いや来年はむしろ今年みたいな赤字は避けられそうですが再来年はどうしよう、と本気で考えるレベルです。先日も書きましたが周りの商店が次々と閉店し、今や文房具を買いに行くことすら困難になってしまいました。まだ少し余裕のある来年一年、手探り状態でもがいてみるつもりです。

まぁいろいろありましたが年始になれば気分はリセット、来年もどうか
よろしくお願いします。

マガジンの都合なんだろうけど、今年の最終号につけるパーツはヘドラよりデストロイアのボディにして欲しかったぞ。

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予定していたB級映画予想外だったのでスマートウォッチを新しくしてみた OUKITEL BT20

2023-12-27 16:28:32 | モバイル機器
基本クリスマスのころは大好きなB級の怪獣ものや怪物ものの円盤を買ってそれを書く、というのを習慣としていたのですが、予想外のことが起こってしまいました。

それ用として取り寄せたBD「キラーコンドーム」が想定外につまらなかったのです! ネタ的にシモの方にいくんだろうなぁというのはタイトルだけで分かったので油断すればつまらなくない映画になるのは当然ですが、同様にシモのネタを使っておきながら「ブレインダメージ」は面白かったのと、「キラーコンドーム」はあの映画「エイリアン」でエイリアンをデザインしたH.R.ギーガーデザインのモンスターが登場することをウリの一つとしているので、期待しすぎたせいかも知れません。
ところが、ネタがコンドームだけにいくらギーガーと言ってもデザインパターンに限界があるのかクライマックスに出てきたやつも序盤から登場する小型の延長程度で大したことはなく、さほど見る価値を感じませんでした。もっとでかく作ればいいのに・・・。とは思ったのですがギーガーに頼んだ時点で予算がなくなったんでしょうか。この作品、舞台はニューヨークなのにドイツ映画なのでどうもノリがなじまず、オマケにディレクターズカット版のせいか長い。B級はさらっと短めで見るのがいいのにこの手ので2時間は長すぎでした。やはりヘネンロッター監督くらいの実力がないとシモな映画はなかなか面白くならないんだなぁと。

さて困った。いくらわたしでもこれでクリスマスを楽しくするのは自分でも無理があるなと思い、所謂「自分へのご褒美」で全く別のものを買ってみました。今年初めて使ってみたスマートウォッチの2台目です。
中古品でなんとなく使い始めたny17はまぁまぁ良く、通信もメッセージの受信もまず時計でで見てからとする習慣が付き、スマートフォンをポケットから出さないことが多くなってしまいました。ただ、ny17は「アラームが3つしか登録できない」「タイマーがない」「パネルを含めて見た目がイマイチ」という不満点が一応あったので、なんとなく買い替えようかな・・・と前から思っていたのですよ。やはりもうちょっとごつい見た目と存在感のが好みなので。
もちろんだからと言って高価なのを買う気はないです。健康管理とかオマケでいいんですよ。と、言うわけで悩んだ末、選んだのはOUKITELのBT20という時計です。Amazonだとクーポンが付いているのでそこにチェックを入れればそこそこ安くなっていい感じ。



見た目がゴツイのならある程度丈夫さも欲しいもの。軍用規格だの防水防塵規格だの対応を謳っていてもハッタリにしかなってないメーカー製品もありそうですが、OULITEKはタフネススマホも開発販売しているメーカーなので丈夫さに関してはある程度信頼してもいいかな? と思いまして。実際1.96インチのディスプレイに結構な厚みとなかなか存在感があっていい感じ。個人的にはもう少し重い方が存在感があって好みなんですが、スマートウォッチという性質上重みを出すのはよろしくないんでしょう。
予想通りタイマーがある上にアラームの追加も可能でパネルの種類も豊富、もちろん通話もできるのでわたしが欲しい機能は全部あり。ベルトがシリコンなのが残念ですが、穴は結構空いているので夏でもなければ蒸れて汗疹ができる危険性は少ないでしょう。22mmの汎用ベルトなので夏が来たらナイロン素材と交換すれば良さそうです。
わたしはどちらかと言えばバイブレーションによるアラーム目当てでスマートウォッチをつけっぱなしで寝ています。BT20ももちろんバイブレーションが効くのですが、アラームの音を切ることが出来ません。ny17はアラームは振動だけで音を付けることが出来ず、それが逆に良かったので、音を切れないBT20はちょっと残念。目を覚ますのが目的なら音が鳴ってもいいんですがそれ以外はバイブレーションだけしてくれればいいので。
センサーは少なくともny17よりは優秀。ny17は睡眠感知がいい加減で、実際起きた時間の2時間も前に起床したことになっていたんですが、BT20はちゃんとわたしが起きたと覚えている時間まで寝ていたことになっており、まずまず正確です。ny17もそうでしたがBT20も血圧測定機能があります。まぁ圧力も無しで血圧が測れるとは思えず、血圧測定機能があるだけでその時計は信用できない、とか思っている人も多いはず。実際ny17は血圧計と同時測定すると+10くらいになってました。このBT20でも同時測定してみたんですが

血圧計 124/84
BT20 124/74

おお、上が同じだ! だからと言ってBT20の血圧測定が正確で信用できる、とまでは言いませんが、安物のわりにセンサー類は頑張ってるな、と思います。ただ、歩数測定機能においてはちゃんと腕を振らないと取りこぼしが多い印象。これはny17も同じでしたけどね。ズボンのポケットに突っ込んであるスマートフォンV30Tの測定機能とBT20で同時かつ自分でも歩数を数えながら計測してみたところ、手を振って歩いた場合は取り逃しはほとんどありませんでしたが、手を振らないと2割くらい少なくカウントされてました。まぁしょうがないし、V30Tの内蔵の方が信頼できるのでそちらで数えればいいです。
それ以外に今やお約束の心拍数と血中酸素の値も出ます。が、なぜか表面温度のセンサーがBT20には搭載されていないのか、体温の計測結果を収集することはできないみたいです。まぁ皮膚の表面温度と体温はイコールになりませんから表面温度を持って体温と考えられると困る、ということなんでしょうか。それでも残念な点その2ではあります。
バッテリーの持ちはさすがです。家に届いたときの充電容量は60%とありましたが、それから20%まで下がって充電が必要だと思うまでちょうど1週間かかりました。充電して80%に充電率になるまで1時間少々で、十分優秀だと思います。わたしは充電回数は少ないに越したことはないと考える人間なので、腕時計くらいで毎日充電とかとても耐えられないです。

機能面ではあくまで安物なり。SIMを搭載することは出来ませんし、GPSもついてません、なんとかpay決済の機能もありません。ですが、何万円も出してそれらの機能を持った腕時計を買う必要をわたしは感じません。そんな万単位のお金を使うのなら機械式のいい腕時計を買うか、新しいスマートフォンや8インチタブレットを買って複数台活用をした方が満足いくと思います。しょせんデジタルウォッチなんだから1万円以下でそこそこの機能と満足度の高い見た目をしたやつを買い、気が向いたら買い替え。わたしはそんな使い方が自己満足度が高くて幸せですね。BT20は現状、その条件を十分満たす腕時計でした。

追記:
充電ケーブルを追加する場合、本機の端子は2.8mm~2.84mmタイプを使うことになりますが、適当な2.84mmケーブルを購入すると充電出来ませんでした。どうも極性が逆らしいです。自分でケーブルを分解して直せる人以外は逆極の異なる二本組のものをおすすめします。以下のもので少なくとも片方は使えました。もちろん片方は無駄になってしまいますが、確実を求めるならこちらをお使いください。

 
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スーツアクター、薩摩剣八郎氏亡くなる

2023-12-17 15:35:36 | 特撮・モンスター映画
1984年「ゴジラ」から1995年「ゴジラVSデストロイア」までのほとんどのシーンでゴジラのぬいぐるみに入って演技した他、「ヤマトタケル」でヤマタノオロチ、北朝鮮に招かれて撮影された「プルガサリ(不可殺)」でプルガサリ、中山剣吾名義で「ゴジラ対ヘドラ」でヘドラ「地球攻撃命令ゴジラ対ガイガン」「ゴジラ対メガロ」でガイガンと多くの映画で怪獣に入るスーツアクターをされていた薩摩剣八郎氏が亡くなられました。76才とのことです。



厳密に言えば初代ゴジラアクターである中島春雄氏引退の後、数人の方がゴジラに入られているので2代目ではありませんが、かつて雑誌「宇宙船」の記事でも中島氏から「実質2代目みたいなものだよ。俺の後は薩摩しかいねえ」と語られているので2代目と称して間違いないと思います。
その動きは薩摩示現流で鍛えられた体に日本舞踊と空手の型を組み合わせたものとされ、力強さと優雅さを兼ね備えた独特の、誰にもまねできない動きでした。スーツと一体となってゴジラを演技した、という点においては中島氏以上であったとわたしは信じています。VSシリーズの、他に類をみないほどスーツアクターに要求するものの多かった特撮演出の数々は川北特技監督の薩摩氏に対する絶対の信頼があってこそのものだったでしょう。あの時代、あの人がいたからこそ出来た映画。その魅力はきっといつまでも人を魅了し続けることでしょう。
お疲れさまでした。ご冥福を祈ります。今頃中野・川北両特技監督と再会できているでしょうか。
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今年の漢字は「税」なのは政権憎し?

2023-12-12 22:57:11 | Weblog
毎年これが発表されると「今年もボチボチ終わりか」と思うのが"今年の漢字"なのはわたしだけではないはず。思惑裏事情ビンビンな流行語大賞よりよほど人々の声を感じます。


個人的にはちょっと意外。というのも我々が税の重さを感じるのはこれからで、今年はあくまで増税の話がガンガン出たに過ぎないからです。もちろんインボイス制度のようなすでに弊害が出ている税制もありますが、現段階ではまだ税はとられておらず、手続きが増えたりこれ絡みで取引が打ち切られたりという部分の方が大きい。悪制度だとは思いますが「税」は感じません。なんで、「税」は現状の政権憎しの矛先が向けられた、組織票みたいなものって気がしますね。本当に「税」の年になるのは来年だと思います。
ちなみにわたしの事前の予想は「高」でした。猛烈な物価高に猛暑≒気温の高さ、これが今年の象徴だったと思うのです。あと金(ゴールド)も高くなりましたし。個人的には「減」ですけどね。今年は店の資金がかなり減りましたしウチの周りで当店を含めて小さな商店街を形成していたようなお店のほとんどが物価高と人の流れの少なさについていけず、商売をやめてしまいました。町が「減」り、仲間が「減」ったんです。ちょっと離れたところに昔、自治体の出資による第三セクターで経営されていたショッピング街もどんどん経営している店がなくなってシャッターばかり、ともはやゴーストタウン状態で限界を迎えています。そうした複数の店でお客を呼ぶ体制に頼れなくなりつつある、わたしの店、本気で来年どうしよう、と頭を抱えている現状・・・まぁそれはいいや。これ以上はわたしの頭の中だけにしまっておきましょう。なので「税」に投票できた人はまだマシな生活ができている人たちなんだろうな、と思ってしまいます。
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インターネットから離れた友人

2023-12-10 11:42:11 | Weblog
もう2年も前に書いた記事に登場した友人。名を「A」としておきましょう。その友人Aはネットはもちろん携帯電話も持たず、基本的にあちらから連絡を取ってくれない限り近況不明になる人でした。しかし、同居することになった親戚が家にネットを引いたらしい。それを聞いたわたしと別の友人Yのおせっかい組は喜んで飛んで行ってWiFiを設定しておさがり端末を渡し、「まぁとりあえず使ってみろ」と使える環境を作ってきたわけです。WiFiの届く範囲なら友人Aと直接連絡が取れるようになり、それなりに便利に使っていた・・・はずでした。
あれから2年。そのおさがり端末がいい加減限界を迎えて壊れたそうです。わたしが渡した時点でくたびれかけていて、かつ2年前の段階で充電してもすぐに使い切ってしまう(2時間しか持たないとか書いてますがあくまで友人Aの自己申告なだけに詳細不明)端末だけに、よくもまぁ今まで持ったものだ、と思います。もちろん何度も「新しい端末買おうぜ!安いので十分よ」と誘ったのですが、友人Aは「金がもったいない、面倒」の二言で却下し続けていました。そして端末が壊れた友人Aの「インターネットは解約した」という話が別の友人から飛び込んできました。ネットを引いた親戚が独立して家を出て行ったため、「お金を自分で払うのは嫌、金がもったいない」から解約したんだとか。使ったことがなくて何が良いかわからないからインターネットを使わない、という友人「Z」もいますのでそれはまだわかるのですが、仮にも数年使い続けてある程度中身を体感し、それでも「金がもったいない」レベルと判断するとは・・・。わたしなんかインターネット無しの生活に戻れ、と言われても無理なレベルに数年で染まったんですけどねぇ。せめて格安SIMで最低限の環境にできないか、と説いてもそれすら拒否。ここまで言われるとへタに説得しようとすると怒り出しかねませんので断念。実際先に書いたネットを持たない友人Zに怒鳴られたことありますし。その割に友人Zはネットで蔓延している陰謀論に染まっている人なんですが・・・会社のPCかガラホでネットのチラ見くらいしてるのかも。
じゃぁそこまでして節約した金で何をするのか、そこまで生活に困っているのかと言いますと、別にそこまで困っているわけではなく、単にパチンコと競馬に使う金が優先というあまりよろしいとは思えない使い方になっているようです。なお「ネットの競馬予想なんかただの雑音、競馬場にいる予想屋の話しかアテにならない。ゲームは勝っても金にならない」からいらないんだとか。そもそもおさがり端末があれから2年も持った、という事実から察するに調子が悪くなりだしてからネットにはあまり触れなくなっていたということなのかも知れません。

個人的には、ネット環境は電気水道の次くらいにあって当然、ないと生活に支障をきたすものにとっくの昔になっていると思っていますし、それに近い認識で社会は動いているようにも感じています。でも、まだそう思わない人も少なからず存在するんですよ。気のせいかわたしの周りには結構居るような。しかもここまで来てネット環境を持とうとしない人は、わたしの知る限りでは相当意固地になっている人ばかりです。ここまでくると行政レベルでなんとかしないと社会が回らないんじゃないか、とさえ思うんですが、最後の一点「金」の問題で拒否されるとどうしようもないですから、もう取り残すしかないんでしょうか。
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Godzilla x Kong :The New Empireのトレーラーも出たぞ

2023-12-05 11:10:46 | 特撮・モンスター映画
さすがに週刊動員数一位の座は明け渡したようですが、当初の予想を超えるヒットとなったと言っていい映画「ゴジラ -1.0」。海外での評判も、少なくとも今出ている情報では良いようで、オープニング3日での興収が歴代ゴジラ1位となったとのことです。ただ、それまでの1位が国内では予想ほどのヒットとはならなかった「ゴジラ2000ミレニアム」なのでちょっと比較対象としては弱いのですが。

さて、その-1.0の余勢も勢いとなるか、アメリカ製作の「Godzilla x Kong :The New Empire」のトレーターがYouTubeで公開されました。

Godzilla x Kong :The New Empire

当初ゴジラは出ないのでは? と言われていた時点での予想タイトルだった「Son of Kong」を彷彿とさせる小型のコング、劇中表記ミニコングの登場やコングとは別種と思われるエイプ型タイタンの姿。右腕に謎の装置を付けていますが、前作以上に生き生きとしているコングの姿などが確認できます。やはりコングの真骨頂はロストワールドにあってこそ、ですね。ピラミッドや市街地での影響も描かれていますが、今のところストーリーは地球内部の空間が主となっているようです。
そしてやっぱり一番気になるのがゴジラ。前作とおそらく同個体なんでしょうが、まずトレーラー内での最初の出現地が雪山かなにか、の寒冷地の地下から飛び出しているのです。大抵の生物はそうですが、別の地域に生息している生物がわざわざ寒冷地に移動することはありません。ましてゴジラは低温になると動きが止まるという弱点があります。思い出すのは氷山からの出現シーンがある「キングコング対ゴジラ」ですが、これは前作で雪崩に埋められて動かなくなったからその設定を踏まえて、のことでした。そのオマージュもあると思いますが、寒冷地に出現するには理由が必要です。それは何か? そのヒントとなるのが背びれの発光や熱線が赤くなった状態でしょうか。個体によっては終始赤い発光と熱線しか使わないゴジラ(それこそ「ゴジラ2000ミレニアム」のゴジラです)も存在しましたが、それまで青い発光と熱線を使っていたゴジラと同個体が赤い熱線を吐いた過去の個体例は一体だけ。「ゴジラVSメカゴジラ」「VSスペースゴジラ」の時に見せた融合熱線と「ゴジラVSデストロイア」のバーニングゴジラの個体だけです。あの時のゴジラは体内の核エネルギーが暴走していつ爆発するかも知れない状態でした。赤い熱線は使わなかったものの似たような現象がアメリカゴジラも「ゴジラ キング オブ モンスターズ」でもありましたので、本作のゴジラも何かしら暴走状態にあると考えられます。敵にやられたかウィルスに感染したかであのような状態になり、寒冷地に出現したのは体温を冷やすためか? あるいはパワーアップのために意図的に過去の最強状態を引き出そうとした結果? そこまでゴジラを追い込んだ相手こそ本当の敵? など興味は尽きません。

国内と海外が混じるとはいえ、現在公開中の作品を見てから一年もたたずに新作が見られる幸せとひしひしと感じるkrmmk3でした。
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