般若心経

写経
四国八十八ヶ所

般若心経

2016-12-01 | Weblog
1627

大学連携講座受講

 今回のテーマは
「がんと戦う外科医たち」
-腎細胞がん-

 普段はほとんど、というか全く意識していない”腎臓”、
改めて腎臓の話を聞き、その大切さに気づかされました。
講義では実際の開腹手術や内視鏡による手術の動画も見せてもらいました。

【レジュメ】
・腎臓の構造と役割
・腎臓にできる腫瘍には腎細胞(血液をろ過する部分)がん、腎盂(ろ過した尿を集める部分)がん、良性腫瘍がある。
 このうち腎細胞がんが9割を占めている。
・昔は「わき腹のかたまり」、「血尿」、「下背部の痛み」により腎臓の異常に気づき、はじめて診察を受けていた。(今では”古典的3主徴”と呼ばれている)
・現在は症状がないうちに、健康診断の超音波検査や他の病気の診断のためのCT検査などで偶然発見されるものが多くなっている。”偶発がん”と呼ばれ現在のがん発見動機の約8割を占めている。
これは早期発見による予後生存率の向上につながっている。
・腎細胞がんの危険因子
 肥満、高血圧、喫煙などの生活習慣、アスベストなどの環境因子、長期透析患者
・治療法
 開腹手術 鏡視下手術 ダビンチと呼ばれるロボットを使用する手術
 (放射線、抗がん剤は腎細胞がんに対しては効果なし)
 約20年前からくすり投与による薬物療法(免疫療法)が行われている。
 5年前から分子標的薬による治療が行われている。月間薬価約50万円。最近話題になっているオプジーボもこの薬。


季節限定 ぶっかけカレーうどん 温泉たまご入り

この記事についてブログを書く
« 般若心経 | トップ | 般若心経 »

Weblog」カテゴリの最新記事