般若心経

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般若心経

2017-05-20 | Weblog
1710

 善通寺の仁王門に掲げられている柱額です。



 何と読むのでしょうか?
書に長けた人であればすぐに分かるのでしょうが、私は「玉藻所?之?」、「???日之浦」 しか分かりませんでした。また「之」と思われる字が左と右の額で形が違います。落款は左側のみに押されていますので、一人の人が書いたものと思われます。一人の人が書いた字で異なることがあるのでしょうか。
気になりだしたらますます気になり、聞くは一時の恥、善通寺の受付で尋ねてみました。すると若いお坊さんが「玉藻帰《き》す所の嶌《しま》」、「橡樟《ようしょう》日を覆うの浦」と読むと教えてくれました。
玉藻は讃岐の枕詞でもあり、嶌は旧字の島、橡樟は楠の木、つまり善通寺のある場所のことで弘法大師の書かれた「三教指帰《さんごうしいき》」( 「聾瞽指帰《ろうごしいき》」)の中にある有名な言葉だそうです。
 いままで、この仁王門は何回となくくぐり、額は何回も見てたはずですが、全く気にとめていませんでした。気にとめていないというか、「読めても難しくて分からないことだろう」とか「どうせお坊さんレベルの高尚な言葉だろう」とか思い、読んでみようともしませんでした。
しかし、山門は庶民に開かれた門です。そんなに難しい言葉を掲げているわけはありません。聞いてみてそれこそ門が開かれた気がしました。
ただ受け付のお坊さんのおっしゃられた“有名な言葉”には少しながらショックを受けたところです。
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