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チリ:産銅業シェア維持のため、新技術と労使改善必要

2017年04月06日 | 社会・経済

【サンティアゴ・ロイターES=時事】

銅業界幹部は4日、世界最大の銅産出国であるチリは世界市場での地位を維持するため、新たな技術と労使関係の改善が必要との見解を示した。

チリの産銅業は世界生産量の約30%を占めているものの、国内の高品質鉱石の多くが既に採掘済みのため、生産性の低下に悩まされている。

サンティアゴでは今週、CRU世界銅会議が開催されている。会議は、銅価格が1年前の1トン=4300ドル前後から持ち直したという安堵感を、鉱石の品質低下とエスコンディダ銅山での労使紛争が打ち消すものとなっている。銅価格はなお6000ドルを下回る水準で推移している。

BHPビリトンの米州部門BHPミネラルズ・アメリカズのダニエル・マルチャック氏は会議で「先を見越した対策を取らなければ、チリの銅生産は品質低下に伴って今後25年以内に世界市場での地位を落とすことになるだろう」と話した。

チリでは価格次第で銅が国内総生産(GDP)の最大15%を占めるため、これらの問題への対策は極めて重要だ。

マルチャック氏はまた、チリの産銅企業は技術面での協力や官民連携を進め、人材育成や地域社会との関係改善に取り組むべきだと述べた。

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