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今週の銅相場<11月第 2 週>(テクニカル)

2016年11月07日 | 社会・経済

米大統領選待ち

   

ロンドン金属取引所(LME)の現物相場は、米大統領選挙の結果待ち。民主党候補ヒラリー・クリントン氏と共和党候補ドナルド・トランプ氏の支持率が拮抗しており、金融市場には動揺が広がっている。

11月第1週のLME現物セツルメント(前場売値)は、3カ月ぶりの高値水準となるトン4900ドル台へと続伸した。中国の石炭や鉄鉱石などの価格上昇に追随する形で、銅を含めたLMEの非鉄金属は買われた。英国が欧州単一市場へのアクセスを失う「ハードブレグジット」の公算が小さいとの観測が浮上すると、銅は上げ幅を加速させた。

一方、金融市場では米大統領選挙への関心が高まっている。選挙結果への不透明感が増したことから、市場はリスクオフの流れ。投資家の先行き不安感を示すVIX指数は急上昇し、約4カ月ぶりの高水準となった。ただ一方で、ドル安が進んでいることが、銅価格を支えた。ドルの総合的な価値を示すドルインデックスは足元で97と、直近高値だった10月4週の99近くから低下している。

銅は、心理的な節目である5000ドルをうかがうことになりそうだ。中国で商品価格の上昇が続けば、追随高しやすいとみられる。他の非鉄金属が昨年の高値を上抜けてきたのに対し、銅は4500~5000ドルを中心としたレンジ相場にとどまるなど出遅れ感が強い。ただ、上値余地はあるとの見方にもつながっており、強材料が出てくれば銅は買いが膨らみやすくもある。5000ドルを突破できるようなら、今年3月に付けた年初来高値5103ドルが視野に入ってくる。

ファンダメンタルズ(需給要因)の改善が進んでいないことが懸念材料になる。国際銅研究会(ICSG)による最新の需給予測では、前回の5万6000トンの不足から、16年は実質均衡とした。17年は16万3000トンの供給過剰と、前回の2万トンから余剰幅が膨らんでいる。

=11/7 日刊産業

 

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