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フィリピン:上期の金属鉱物生産額、主力ニッケルが激減

2016年10月17日 | 社会・経済

フィリピンの2016年上半期(1~6月)の金属鉱物生産額は、前年同期比13.6%減の482億4,985万ペソ(約1,037億円)だった。鉱物別では、12年から最大の生産額を誇ってきたニッケル鉱の落ち込みが目立った。鉱山地学局(MGB)が14日発表した。

鉱物別のシェアは、これまで首位だったニッケル鉱(ニッケル・コバルト混合硫化物含む)が33%(160億8,503万ペソ)に低下。代わりに金が47%(226億7,915万ペソ)に達し、首位に浮上した。銅精鉱は19%(90億1,083万ペソ)、銀・クロム鉄鉱・鉄鉱石は1%(4億7,484万ペソ)だった。

ニッケルの生産量は、ニッケル鉱が前年同期比29.8%減の1,045万659ドライメトリックトン(DMT、91億9,563万ペソ相当)、ニッケル・コバルト混合硫化物が13.6%減の3万7,604DMT(68億8,940万ペソ相当)となった。

MGBは同期の不調について、悪天候による鉱山操業の一時停止や金属鉱物価格の低迷などが影響したと説明した。

地元紙ビジネスネスワールドによると、RCBCセキュリティーズのアナリスト、ロベルト・ボドーリョ氏は、ドゥテルテ政権が7月以降に操業停止を命じたり、勧告したりした30鉱山のうち、ニッケル鉱山が18社を占めると指摘。「下半期にニッケルの生産回復は見込めない」との見方を示した。

=10/16 NNA.ASIA

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