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非鉄金属国内生産:電気銅2%増、亜鉛4%減~電気鉛は横ばい

2017年06月02日 | 社会・経済

経済産業省がこのほど発表した生産動態統計(確報)によると、2016年度の電気銅国内生産は前期比2%増の153万5289トン、亜鉛は3・9%減の52万7818トン、電気鉛は0・1%増の19万7500トンだった。

    

電気銅は製錬所の定期炉修の少ない年だったが、一部設備不調で伸び幅が若干縮んだ。亜鉛の減量は住友金属鉱山播磨事業所(兵庫県)の生産終了の影響が大きい。

電気銅は、前年度の10~12月期にパンパシフィック・カッパー佐賀関製錬所(大分県)や住友鉱東予工場(愛媛県)の定修があった反動増の一方、日比共同製錬玉野製錬所(岡山県)の11~12月の定修長期化、三菱マテリアル直島製錬所(香川県)の上期の溶錬不調などが相殺要因になったとみられる。16年度の総出荷量は0・9%増の141万7848トンだった。

亜鉛は、住友鉱播磨が15年9月末に蒸留亜鉛の生産を終了したため、上半期にこの減量分が効いた。八戸製錬(青森県)が前年9~10月に異例の中規模定修を行ったこと、彦島製錬(山口県)が前年11~12月に操業不調だったことなどの反動増があった一方、16年度は11月ごろに秋田製錬飯島製錬所(秋田県)が不調だった。16年度の総出荷量は4・9%減の52万8499トンだった。

電気鉛は、日本鉱業協会まとめの原料別統計によると、総生産量のうち、海外鉱出が3%減の8万3976トン、スクラップ出が0・7%減の6万4045トン、その他出が7%増の4万9479トンだった。スクラップ出は4年連続減で、廃バッテリーの慢性的な集荷難を映した。総出荷量は6%増の20万4891トンで、5年ぶりの20万トン超え。補修用鉛蓄電池向けの引き合いが下期に活況だった。

=6/2 日刊産業

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