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今週の銅相場<6月第 3 週>(テクニカル)

2017年06月19日 | 社会・経済

    13週平均線が壁

ロンドン金属取引所(LME)の現物相場は頭重い。テクニカル面からは、上値抵抗線である13週移動平均線(15日時点でトン5661ドル)が壁になっている。外部市場に目を移せば米テクノロジー株が下落するなど、高値更新が続いてきた株市場の調整局面入りに対する警戒感が出始めた。商品を代表する原油も下げているため、銅の市場心理は芳しくない。

    

6月第2週のLME現物セツルメント(前場売値)は反落した。供給懸念を材料に、13週移動平均線だけでなく26週移動平均線(15日時点で5712ドル)もいったん突破した銅だったが、その後は利益確定売りに押された。米株式市場の上昇をけん引してきたとみられるアップルやアマゾンなどの株価急落を受け、金融市場に模様眺め機運が高まったことが一因だ。

アップル、アマゾン、フェイスブック、アルファベット(Google)、ネットフリックス、エヌヴィディアといった銘柄は、トランプ大統領選出後の米S&P500指数における上昇の約4割を担っていたとされる。こうした銘柄をポートフォリオに組み込まざるを得なくなったファンドマネージャーなどにより、ロング(買い)が大量に積み上がっている。仮に、米テクノロジー株のポジション解消とともにテクニカル的に重要な下値支持線を下回れば、米株式市場全体が大きな相場反転を迎える可能性がある。

米株市場への警戒がくすぶる中で、銅はロング勢の分が悪い。投機筋などや実需勢もショート(売り)に傾きつつある。ただ、スクラップ筋が売った一方、ユーロ高ドル安に振れた場面では、5600ドル台で欧州実需家による他通貨買いが入った。

今後の見方はマチマチ。銅オプション市場では、7月に5700ドル、5625ドル、5550ドル、5500ドルで売る権利の取引があったもよう。一方、5900ドル、5850ドル、5800ドルで買う権利の取引もみられる。

=6/19 日刊産業

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