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今週の銅相場<11月第 1 週>(テクニカル)

2016年10月31日 | 社会・経済

    新規材料待ち

   

ロンドン金属取引所(LME)の現物相場は新規材料待ち。足元では、他の非鉄金属に連れて動く場面が多くなっている。

10月第4週のLME現物セツルメント(前場売値)は反発した。大連商品取引所の鉄鉱石先物が2年ぶりの高値、コークス先物が3年ぶりの高値に上伸すると、上海先物取引所(SHFE)の亜鉛とアルミが値を上げた。LMEの亜鉛とアルミにも波及高し、銅もつれ高した。

商品投資顧問業者(CTA)が、商品市況の上昇をけん引したもよう。ドルの総合的な価値を示すドルインデックスは年初来の高水準と、ドル高が進行しているにもかかわらず商品に資金を投入している。銅では上値抵抗線だった13週移動平均線(27日時点でトン4721ドル)や26週移動平均線(同4724ドル)の突破を狙ったとみられ、両線を上抜けると買いが勝った。

米金融大手による非鉄金属価格見通しの上方修正も追い風となった。銅は、向こう3カ月を4300ドル(前回は4200ドル)、6カ月を4300ドル(同4200ドル)、12カ月を4200ドル(同4000ドル)と予測した。16年の平均予想は4693ドル(同4565ドル)、17年は4275ドル(同4083ドル)。鉱石や地金生産が比較的堅調であるとともに供給側の成長が見込まれることから、他金属に比べ運用益は下回るとみている。

アルミを除く他の非鉄金属は、昨年の高値を意識した水準まで買われている。ただ、供給過多の銅は上昇も限定的、との見方は根強い。産銅世界最大手のチリ銅公団(コデルコ)が、17年の欧州や中国向けプレミアムを前年から引き下げたことは、足元の需要低迷を示唆しているといえる。

オプション市場では、12月に4600ドルや4500ドル、4000ドルで買う権利の取引があった。今後の下値として意識されそうだ。

今週から様子見ムードが強まる可能性もある。米国では1~2日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催され、来週8日に大統領選挙が控える。10月4週に150ドル以上の反発を見せた銅は、いったん利益確定売りが入ることも考えられる。

=10/31 日刊産業

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