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貴金属・非鉄金属相場、軟調−米雇用統計堅調、安全資産需要が後退

2017年07月11日 | 社会・経済

貴金属、非鉄金属相場は軟調に推移した。10日の国内大手地金商の貴金属相場は、為替の円安が支えて金は前週末から横ばいにとどまったものの銀が下落。堅調な米雇用統計を背景に安全資産需要が後退し、前週末のニューヨーク金先物相場で売られた流れが波及した。前週末の非鉄先物市場はロンドン、ニューヨーク市場とも銅地金相場が下落。米雇用統計の堅調な内容を受けて、ドル高が進行。ドル建てで取引される非鉄の割高感につながり相場を押し下げた。

   

ロンドン金属取引所(LME)の非鉄金属相場について、資源の価格リスクマネジメントコンサルタント会社、マーケット・リスク・アドバイザリーの新村直弘代表取締役は「米統計の改善を受けてドル高が進行したことや、上海在庫が鉛、スズを除いて増加したことなどから価格水準を切り下げた」と指摘する。

米労働省が公表した6月の雇用統計では、非農業部門の就業者数が季節調整済みで前月から22万2000人増え、市場の事前予測を上回った。このため米追加利上げ観測が強まり、対ユーロなどでドル相場が上昇、ドル建ての貴金属、非鉄金属相場を圧迫した。

非鉄金属の国際指標となるLMEの7日の銅地金価格は、3カ月先物価格が前日比32ドル安のトン当たり5828・5ドルと下落。現物も同19・5ドル安の同5808・5ドルと下落した。

同日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の銅先物相場も下落。中心限月の9月ぎりは前日から1・45セント安のポンド当たり264・70セントと反落した。外国為替市場でのドル高進行が下押ししたほか、ロンドン、上海市場の在庫増加が圧迫した。

代表的な国際商品(コモディティー)である原油先物相場が、米国産シェールオイルの供給過剰懸念の再燃から下落したことも弱材料となった。

貴金属の国際指標となるCOMEXの7日の金先物相場は3営業日ぶりに反落した。中心限月の8月ぎりは前日比13・6ドル安のトロイオンス当たり1209・7ドルで取引を終了した。白金、銀、パラジウムも下落し、貴金属相場は全面安の展開となった。米連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げ観測が強まり、金利を生まない資産である金の押し下げ材料となった。

ニューヨーク安を受け、10日の国内大手地金商の銀の小売価格(消費税込み)は前営業日比0・43円安のグラム当たり64・80円と下落した。金は前営業日比横ばいの同4855円だった。

=7/11 日刊工業

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