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今週の銅相場<7月第 2 週>(テクニカル)

2017年07月10日 | 社会・経済

  5935.5ドルで上値重い

ロンドン金属取引所(LME)の現物相場は、2016年11月に付けた高値トン5935・5ドル近くで上値重い。金融市場で金利上昇圧力が強まっており、高値圏にある株式市場では警戒されている。低成長の続く欧米の実体経済が、金利上昇に耐えられるかどうかも懸念され始めたようだ。

米株価が頭重いことに加え、ドル安の一服、原油の急落、LME銅在庫の増加などの弱材料も重なった。在庫が大幅に増えたことは、特に銅の下げ圧力につながった。6月末に24万9700トンだったLME在庫は、6日時点では31万4775トンに積み上がっている。

    

テクニカル面からは16年11月の高値5935・5ドルを上抜けられず失望売りが入ったため、7月第1週のLME現物セツルメント(前場売値)は反落した。

引き続き、5900ドルあたりでは上値が重そうだ。6月4週末にかけ、いったん5900ドル台に乗せたが買いは続かなかった。直近の銅は、原油価格の下げにつれ安しやすくなっている。

一方、26週移動平均線(6日時点で5751ドル)の抵抗線があるため、下値不安も大きくはないとみられる。世界有数の産銅会社であるチリのアントファガスタ・ミネラルズが、ザルディバルとセンチネラの両鉱山でスト入りの可能性に直面しているといった、供給懸念がくすぶっていることは銅相場を下支えそう。両鉱山の生産量は合わせて年16万トンになる。

アルミが再び上昇している中では、積極的に銅を売る向きは少ない。反発した中国の商品市況は底堅く推移している。米独立記念日で米中首脳による電話協議後に北朝鮮がミサイルを発射したことで、金融市場では一時的にリスク回避の動きが見られたが、銅の下げは限定的だった。

=7/10 日刊産業

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