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三井物産:金属資源事業、既存資産の良質化注力

2017年07月11日 | 社会・経済

三井物産は2017~19年度を金属資源事業の競争力強化段階と位置付け、銅やニッケルの既存主要プロジェクトの良質化に最注力する。次期3カ年には銅鉱石の世界需給が引き締まるとみており、チリ銅公社(コデルコ)との協業深化など、打ち手を仕込む。次世代自動車向けのメタルにも着目する。

銅資源の主要プロジエクトはチリのアングロ・アメリカン・スール(AAS)、コジャワシ、カセロネスなど。コジャワシは操業、コストともに良好で、足元の銅価水準でも安定収益を上げている。力セロネスは着実に稼働率を高めつつあり、安定フル操業の達成を引き続き目指す。

AASは、未開発の優良銅鉱床を有するロス・ブロンセス鉱山を主力とし、成長潜在性が高い。水・電力といった開発インフラの確保などを含めて、プロジェクト全体の一層の価値向上、強じん化を事業パートナーらと探っている。

5月公表の新中期経営計画では、19年度(20年3月期)の銅持ち分権益生産量目標を16年度比36%増の年16万9000トンと置いた。直近は中国の経済成長減速を主因に銅需給が緩和しているものの、新規銅開発プロジェクトの件数減や、新規開発の難易度が増していることにより、19~20年前後にも鉱石の供給タイト感が顕在化してくるとみる。

ニッケルではフィリピンのタガニート、コーラルベイなどが順調に操業中。副産物のコバルトも含めて、今後は車載リチウムイオン電池向けに大幅な需要拡大が期待され、金属関連事業管掌の加藤広之代表取締役副社長執行役員は「大事に考えたい」と話す。

=7/11 日刊産業

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