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<関東故銅> 黄銅系のみ4~5円下落

2017年06月02日 | 社会・経済

1日の関東地区故銅市況は黄銅系品種のみキロ4~5円下落。指標となる6月積み銅建値がトン67万円と前月末から据え置かれ、日本伸銅黄銅削り粉だけ改定されたことを映した。

銅建値に変更がなかったため、「売り買いともに何も変わっていない」(都内の直納問屋)。

現地31日のロンドン金属取引所(LME)銅現物セツルメントは前日比7・5ドル高の5615・5ドル。相関性の高いユーロが頭重く、2日発表の米雇用統計発表も控えるため、銅は狭いレンジを推移した。

ニューヨーク商品取引所(COMEX)の6月当限セツルメントはポンド0・016ドル高の2・577ドル。LME先物の時間外取引にあたるNYカーブは5682~5683ドルと、中心値で26・5ドル切り上がった。

1日の東京為替TTSは0・01円安の111・97円。輸入採算値は66万7000~67万2000円あたり。

黄銅系は、指標となる日本伸銅黄銅削り粉に連動しておおむね4円下落したが、新切黄銅セパは板条メーカーの買い気の弱さから、若干多めに切り下がった。新切黄銅セパ465~475円、黄銅削り粉430~440円あたりが値ごろ。黄銅棒メーカー各社と問屋の長期納入契約交渉はまだ開始されていない。

輸出向け品種の市中相場も変化なし。込み黄銅(Aグレード)365~375円、雑電線(銅分43%)200~210円あたり。

<関西>集荷筋、在庫積み上がる

1日の関西故銅市況は同値圏。市中相場は、1号銅線(ピカ線)がキロ594~599円、並銅は514~519円、黄銅削り粉は亜鉛建値の下落で4円安の433~438円どころ。

指標となる国内銅建値は1日、前月末と同値のトン67万円でスタートした。ロンドン金属取引所(LME)銅セツルメントは現地30日に売りが入り、5608ドルと5600ドル台割れが懸念されたが、翌31日は7・5ドル値を戻し、5615・5ドルとなった。一方、為替は円高基調が強まっており、1日は1ドル=111・97円と前月初旬に比べて2~3円高い水準にある。

スクラップの市中発生は、銅・黄銅系ともに安定しているが、伸銅・電線メーカーの買い気が弱いため、集荷問屋で在庫が積み上がりつつある。直納問屋は「国内でさばけないことには商売あがったり。集荷業者から問い合わせがあれば買わざるを得ず、相場リスクを考慮して買値を抑えている」と語る。

=6/2 日刊産業

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