銅相場情報kozuka

~銅相場に関する情報をピックアップ ~

東京の銅スクラップ、銅価上昇で続伸−1号銅線・黄銅セパ5円高

2016年11月08日 | 社会・経済

東京地区の銅・黄銅系リサイクル原料相場は国内銅価の上昇に伴い続伸した。足元の実勢価格は1号銅線がキログラム当たり470―480円どころ、1号新黄銅(セパ)が同365―375円どころで、先週に比べそれぞれキログラム当たり5円程高い。

ただ、「ロンドン金属取引所(LME)の銅地金相場はトン当たり5000ドルに迫るなど上昇が目立っているが、投機筋が主体なだけに反落懸念も根強い。米大統領選など不透明要因も抱え、扱い筋は様子見姿勢を続けている」(都内の原料問屋)と、需要、相場の先行きに懐疑的な見方が多い。

価格指標となる電気銅建値は7日、海外銅市況上昇や為替の円安進行などを背景に、トン当たり1万円上げの同56万円と3カ月強ぶり高値に改定された。

同建値は8月下旬、円高や海外銅市況低迷を背景に同51万円まで下げ、年初来安値を更新。2009年7月以来、7年ぶりの安値水準まで落ち込んでいた。

9月に入り反発したものの、回収業者などは銅建値がトン当たり60万円以上など高い時に仕入れた原料在庫を抱えており、問屋への持ち込みは少ない。

「発生薄が深刻化しているうえ、建値の先高期待などで原料の持ち込みは低水準。原料を確保しようとすると高値買いをせざるを得ない」(別の都内の原料問屋)と、流通の収益が圧迫される状況が続いている。

銅・黄銅系リサイクル原料需要は伸銅品、精錬、電線ともメーカーの原料購買意欲は引き続き盛り上がりに欠ける。

住宅・建築、自動車、半導体向けなどの需要低迷が背景にある。

「原料不足は深刻化しているものの、伸銅品など需要家の原料購買意欲は引き続き鈍い」(都内の原料問屋)と荷動きは停滞感が続いている。

=11/8 日刊工業

ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« UACJ、中国銅管製造から撤退 | トップ | <関東故銅> 4~8円続伸 ... »

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL