銅相場情報kozuka

~銅相場に関する情報をピックアップ ~

銅スクラップ反落−東京、黄銅セパ5円安

2017年03月08日 | 社会・経済

東京地区の銅・黄銅系リサイクル原料相場は国内銅価の下落を受け反落した。足元の実勢価格は1号銅線がキログラム当たり560―570円どころ、1号新黄銅(セパ)が同485―495円どころで、先週に比べそれぞれキログラム当たり10円、5円程安い。

  

ただ、「米国の今月の利上げ観測から海外銅市況は下げたが、国内銅建値は70万円台を保っている。半導体関連が好調など実需も回復基調を強めるのでは」(都内の原料問屋)との期待が高まっている。

価格指標となる電気銅建値は7日、海外銅市況下落などを背景にトン当たり1万円下げの同71万円に改定された。

非鉄金属の国際指標となるロンドン金属取引所(LME)の6日の銅地金の3カ月先物価格は前営業日比52ドル安のトン当たり5865ドルと下落し、節目の6000ドルを下回って推移。現物も同53・75ドル安の同5855・75ドルと下落した。

同日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の銅先物相場も下落。中心限月の5月ぎりは前営業日から4・45セント安のポンド当たり265・20セントと反落した。

米国の3月利上げへの警戒感から売りが優勢となった。世界2大銅鉱山の供給停滞が引き続き相場を支えているが、米国の早期利上げ観測に伴うドル高傾向が、ドル建てで取引される国際非鉄市況を圧迫している。

非鉄金属の最大需要国である中国が全人代(全国人民代表大会)で、2017年の経済成長率の目標を6・5%前後に引き下げたことも、需要減退観測に結びつき、相場を下押しした。

減少傾向にあった銅在庫が再び増加していることも弱材料。銅地金のLMEの指定倉庫在庫は3日時点で前日比3万8825トン増の23万5250トン。国内は原料発生が低調な一方、需要も力強さに欠けるため、需給は低位で均衡している。

ただ、市中では先安観は強まってはいない。「国内銅価が下げ基調に入ったとはみていない。自動車、半導体関連を中心に需要はしっかりしている。足元は3月期末を控え、伸銅品などのメーカーの原料買いは鈍いが、4月以降は回復してくるのではないか」(都内の原料問屋)との期待が生じている。

=3/8 日刊工業

ジャンル:
ウェブログ
この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 〔NY非鉄〕 銅、続落=在... | トップ | 中国、生産能力削減の対象拡... »

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL