三昧庵

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山陽自動車道の岡山ICから53号線を北上し、かつらぎ橋から旭川の西岸を5Km程南下した所に、市民農園の牧山クラインガルテンがあり、その管理棟内に「三昧庵」と言うそば屋が営業しているとのこと。牧山クラインガルテンの駐車場に車を止め、管理棟に向かったがそば屋の看板とか幟は無く、事務所で尋ねたところ中でそば打ちを行っているとのことで、他のお客さんと共に食堂の客室に向かった。


「三昧庵」のホームページに予約フォームがあり、予約を申し込むと11時からそば打ちを行うのでご覧下さいとの返信があり、折角なので早めに行き見学することにしたが、他のお客さんも同様のメールを頂いたようで、全員で9名のお客さんがそば打ちを見学した。


ご主人の景山さんは15年ほど前からそば打ちの道に入り、現在では岡山市北区の区づくり事業の一環として、公開講座「目指せ！蕎麦打ち職人」を開講し、後継者の育成に努め2年間で50人を超える修了生を輩出しており、そば屋としても予約がある時のみ営業している。


　　　　　

ホームページの「お品書き」には各種取り揃えているようだが、本日は高山製粉から取り寄せたそば粉を使用して、そば打ち実演で打った十割そばの“もりそば”のみであった。ご主人の話では1.5mm程度の麺線であれば、十割そばの茹で時間は15秒間でよいとのことであったが、硬くてごつごつしたそばより通常の茹で時間の方が好みである。尚、「三昧庵」のホームページを見て行く場合は、メニューやそば汁等の内容が違うようなので確認する必要がある。


岡山県内の手打ちそば屋巡りを行っているが、予約制(4名以上)のそば屋が残り1軒のみとなったものの、新たなそば屋が次々に誕生するので、全制覇は何時のことになるのやら???


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