★長靴を脱いだ猫★ 

終日のらりくらり哉。雑談たれ流しブログです。

父よ。

2023年05月15日 | 父よ・・・
大変ご無沙汰しております。
SNS時代になってどうしても日々の記録がそちらへ寄りがちでブログまで手を出せない近頃なのですが、気付けばかなりの年月このブログが残り、今となっては「昔」に類するお話がここにあるため、人生記録として何かあればこちらにも書いてゆきたいなと思います。

今年4月1日、父が他界いたしました。
享年82歳、末期の膵臓癌が見つかって2か月。
2021年10月に脳出血で倒れて半年ほどリハビリ入院をした後、右半身付随とはなりましたが予後は悪くなく、車椅子での介護生活が始まったのが昨年の3月後半、まさか癌が進行していたなんて当時は知る由も無く仕事と並走での介護生活が始まってバタバタと1年が過ぎたところで突然父はいなくなってしまったのでした。
まだまだやることもあるので身辺や気持ちを整理しつつ、時々ここで語らせて頂こうかと思います。
このブログでは父ネタも少し取り入れていましたが20年以上、生活のパートナーというかシェアハウスみたいにただ同居してるだけだったとも言えるのですが長い共同生活でございました。

このブログを久々に開くにあたってリンク先のHPをたどってみたところ、美味しいお菓子を作って頂いていたお菓子研究科のたけだかおるさんが昨年父と同じ膵臓癌で亡くなっていたことを知って更にショックを受けている只今でございます。もうあの美味しい焼き菓子は食べられないのだなあ。
ただただ、ご冥福をお祈りいたします。

ねこたちは元気に9年目を迎えておりますです。

明けましておめでとうございます

2019年01月03日 | ひねもす
正月3日に失礼いたします。
少ない更新ではありますが細々続けて参りますので本年もどうぞ宜しくお願い致します<(_)>
ネットの世界もホームページからブログ、SNSと交流媒体がどんどん変わってゆき、結局トータルの身の置き所が何処になるんだろうという疑問を抱えながら過ごしてまいりましたが、今のところブログは存続するツールと思われますし、かれこれ10年以上続けてきているので、ある種生存記録としてこの先も此処はホームベースになるんだろうなと思っております。

昨年末は初・ネット詐欺体験もあって冴えない幕閉めでございましたが、気を取り直して新年、新元号を前に元気にやってゆきたいと思います。

猫も元気にしております。7キロ級のんちゃんに負けてない4㎏ハナちゃんコンビ、主が居てもいなくても、マイペースに暮らしてます(^^;





自転車通販詐欺・続報

2018年12月03日 | ひねもす
もうお金は戻らないだろうけども悔しいので警察とか消費者センターとかいろいろコンタクトを取った内容をまとめてみました。


1)警察
 被害が客観的に証明されないと立件出来ない。商品が送られてこなかった場合、相手住所に内容証明を送って届かない、返事が来ないなど自費での手続きが必要。
また、サイトを詐欺として登録したり被害報告があるリストに乗せるなども、同様の手続きが必要。
(手続きの面倒さや内容証明郵便の料金など、騙された上に負担が必要なのかとウンザリしてしまい、振込額もその手間をかけるには中途半端なので私は断念しました。そういう方が多いからサイトが摘発されないのかも知れません。振り込んだ額が高額の方はアクションする余地はありそうですが。

2)消費者センター
・居住市の相談先へ電話しました。同じ報告が無いか調べてくれる。サイトも確認してくれる。被害も相談記録として残してくれる。振り込んだお金は銀行に申請すると相手口座を凍結して、お金が残っていたら返金される可能性もあるということで、手続きを教えてくれました。こちらも、詐欺サイトそのものをストップさせる効力は持ちませんが、被害に遭った側への情報提供や対応法では頼れました。

3)銀行
今回は振り込め詐欺の問い合わせ先に電話してみましたが、対応してくれました。大分日にちが経ってしまっていましたが、既に詐欺に使われた口座として報告があって凍結済みとのことで、1000円以上の預金が残っている場合、返金申請をした被害者たちでその額を分けることになる。多く支払った人に多く戻るようになっているとのこと。申請と返金までに4~6か月かかるらしい(忘れそう)。ちなみに今回の振込先は三菱UFJでした。

こんな具合です。
万一振り込んでしまった場合、極力入金直後にまず振込先の銀行へ電話するのが最初のアクションということみたいです。凍結される前にお金が引き出されていればお金は戻らず、無数にある詐欺口座の1つを報復として潰した程度の話に終わります(私はひとまずそれくらいでもいいからやりたかったんですけどね)
また、自分が振り込んだお金が凍結されて残っていても、被害者どうしで分配されてしまうため、全額が戻るという望みは薄いということみたいです。

ひとまずご参考までに。





自転車通販詐欺 ・・・

2018年11月29日 | ひねもす
お久しぶりの年の瀬にろくでもない話ですみません。
自転車を買おうとして、個人サイトらしきところから注文して詐欺に遭ってしまいました。

下記掲載サイト、大手モールに入っていないものの内容も結構詳しくてすっかり騙されてしまうのですが、注文しても商品は送られてきません。
こちらも購入を急いでいたので、入金する前にアドレスやURLを検索して不審な情報が出ていないかなど確認を怠ってしまいました。
HPにはコンビニやカードなど様々な支払方法を載せているのに個人口座の振込しか案内されてこない、という点が事前に疑えるポイントだったかなと思いますが、後はこちらも古い人間なので、大手モールに登録しないで個人で営んでいる自作サイトのお店もあるかなーくらいに思ってしまっており、大変迂闊でございました。
何となく心配で、後からメルアドをググったら通販詐欺に使用されているアドレスであることが判明し、消費者センターへ問い合わせたところ同様の被害が何年か出続けているとのことです。
警察や消費者センターなどは、被害を証明できる条件が揃わないと(内容証明郵便を送って住所が実在でないことが証明されるなど)立件出来ないとのことで、被害が出続けながらも摘発出来ないとのことです。
せめてもの情報提供としてこちらへ取り急ぎ載せておきます。
【教訓】お金を振り込む前によく調べる。

サイト名
「自転車専門店」または「自転車 Bicycle」
http://buybicycleatwebmall.club/index.php?main_page=page_3
会社概要に記載されている企業名(会社概要の経営者や企業名、所在地が周期的に変わっています)
「寺西自転車株式会社」
「大月自転車店」

下記ほか複数のアドレスを使いまわしています。
会社概要に記載されている連絡用アドレスがほとんど日替わり状態でコロコロ変わっています。
minamino@cheapaymall.site
mabataki@specialayoutlet.site
kawanata@niceaymall.site
murakami@specialbystonline.site

使用している口座名義

「オノショウタ」
東京三菱UFJ 登戸支店 普通口座0645741
※この口座は銀行に通報したところ既に凍結済みでしたが、同じ名義で別の銀行に口座を作っているかも知れません

町田JORNAの「可保」閉店・・・

2018年04月24日 | ひねもす
地元が町田です。
長年住んでる身からすると、「JORNA」といえば町田駅圏内の老舗オシャレビル。
若者向けの安価な流行ファッションから、ブティック系のちょっと敷居の高いお店までほどよくセレクトされ、地下はオシャレ雑貨と楽器店とクレープ店「くれよん」、ジャンボパフェの喫茶店「かりん」、最上階はカラーのブックカバーが選べる有隣堂と、ワタクシ中高生の頃はコンパクトながら華やかな「身近な都会」の香りを持った独特な建物でした。いつまであったのか、DJブースがあって館内放送は生、ひと頃は一階のフロアでファッションショーもやっていた、カルチャー発信型のカッコいいビルだったのです。今思い返すと、そのお向かいにサーティワンがあってその隣(?)はレコード店、更にコスメショップ、道路に分断された商店街も当時は健在で大きな駄菓子屋や文具専門店や洋服屋さんなどがずらりと並び、ローカルながらミニ原宿みたいな界隈でした。

大学、就職と地元を離れがちになってからの変遷はあまり分からないのですが、近頃ではGUやスリーコインなどの大型廉価テナントが多くを占め、地下にはアニメショップなども出来て往年のコンセプトは失われたかに見える中で、1Fのコスメショップ「可保」だけが、華やかな時代の名残をとどめていたんですよね。並行輸入店とは違う独自セレクトの香水や化粧品、化粧雑貨などが小さな店内にひしめいていて、ポリシーを感じるお店でした。
元々この「可保」の系列のお店は町田の商店街の中に2軒だったかな、結構大き目な店舗があって品揃えも豊富、中高生がお小遣いで買える髪留めやアクセサリー、ブラシやプチプラコスメなども扱っていて、カウンセリング化粧品を利用するOLやおかーさん族とは別に化粧品に興味を持ち始めたティーンが物欲しげにウロつくお店だったんですよね。私も当時は中学生だったので、高い化粧品などには用は無くて、ブラシだの流行りの大きなクシだの髪留めだのアトマイザーだの、ちょこまかと「小さな宝物」を求めたお店でした。
そんな面影がそのまま残っているなあとほっこりしたのがどうやらもう2年近く前だったようです。
最後に立ち寄った時に、ジバンシーのあまり見ないラインでえもいえぬ芳香を見つけて「次買おうかな」なんて思ったのが最後でした。先日ふとその香水を思い出してJORNAに立ち寄ったら可保のあった場所には靴屋さんが!!とうとう80年代の砦は潰えたのでした・・・。

つくづく世の中変わったと言える年齢になってきてしまいましたが、「風の噂」を待つ前に今は検索で事の次第を確認できる・・・。
「閉店」でなく「移転」とあり、カウンセリング化粧品中心のサロン型コスメショップとしてJR町田駅にくっついたルミネへお引越しされたとのこと。やはり店主さんの言では「カルチャー発信型だったJORNAのファストファッション中心のテナントビル化」によって、往年の接客型のお店は敷居が高く見えてしまい、今の客層に合わなくなったとの事。至極ごもっとも、ルミネの店構えはすっかり今風で「可保」の面影はありませんが、ひとまず系譜をたどれるショップが町田に残ってるのは気分だけでも救われます。
とはいえ、JORNAだけでなく、町田というか、世の中のデパートやビルの様子がすっかり変わりましたね。何処へ行っても同じようなブランドが入り、スタバがあり、ほぼ同じ商品が流通している。決して魅力が無いわけではないけれど、その多くは大量生産型で個人商店の独自セレクトのようなローカル文化は一掃されてしまいました。「可保」の楽しみだった小さなコスメグッズも、今やワンコイン、スリーコインのお店で容易く手に入る。つまりもうそういった、個人商店の雑貨の供給の役目は終ったということなんでしょうかね。
ビルや店舗だってテナントを入れて稼がねばならないわけで、ともかく収益のあるお店に入って貰うより無いのでしょうが、結果、商店街はラーメン屋さんと居酒屋さんのチェーン店だらけになり、何だか散漫に大手量販店がテナントを占める、カルチャー不在の雑然とした街になってしまった気がします。店をたたむというのは「需要が無い」ということだからお店側は時流に飲まれただけかと思いますが、何とも淋しい。
かつてはミーナ町田がまるごと東急ハンズであり、東急デパート、大丸、小田急、丸井と大型商業施設が凌ぎを削り、その麓で商店街も賑わっていた。そして駅からちょっと離れてるけど一際「ナウい」、町田発進の若者カルチャーの巣窟だったオシャレなJORNA・・・。
「日曜日に町田行こう」と友達と約束すれば、大概は地下の「かりん」で380円のパフェを食べてテナント雑貨店をひやかして回り、「可保」で小物を買い、スズタンやCABINで服を眺め(親に買ってもらうから自分で買わない)、向かいのサーティワンに入り、レコード店に入り、「長崎屋」に足を延ばしたり、デパート屋上のペットショップやゲームセンターに行ったり、一日遊べたんですよね、80年代のバブル前夜の町田。今思えば、DCブランドブーム以降、バブル、ディスカウント、ファストファッションと時代が下るにつれて画一化されて行った流れに入る前の、束の間のローカル繁栄時代だったのかも知れません。
それにまあ、結局こういうのも年を取った人間の感傷的な視線であって、今のティーンや20代は今あるものでそれなりに町田を楽しんでるのかも知れません。自分が「古き良き時代」を語る側になってきたらしいことが何とも感慨深いのですが、ここはやはり少しセンチメンタルな気持ちで老舗の終焉を見送りたい次第です。

そういえば、お隣にビルが建ってしまったので見えなくなってしまいましたが、JORNAの壁面に「歩く男」が描かれてたのをご記憶の方はいるでしょうか。だまし絵のように、ビルの真ん中あたりにカウボーイ風の男性が歩を運ぶ姿がぽつりと描かれていて、一瞬人が歩いてるのかとドキっとする仕掛けだったんですよね。塗りつぶされてしまったのか、今でもビルの狭間の暗闇に佇んでいるのか・・・いつか再び現れる日はくるのかな。


謹賀新年2018

2018年01月01日 | ひねもす
なんだか近頃はもう生存確認ブログ状態ですが・・・
更新したいのですが昨年はお仕事に追われて過ぎました。
ハナちゃんが代表してご挨拶。


仔猫さんは里親さんの元へ。

2017年10月27日 | 猫のいる日常。
すっかりご無沙汰ですみません。
前記事の仔猫さんは、無事里親さんが見つかりました。ご協力誠にありがとうございました。
ウチの猫ども、のんちゃんハナちゃんも元気に暴れています。
もう少しブログをちゃんとやりたいですね。ともかく細々とでも続けてますので。
また近々。


こねこ里親募集中です!!

2017年07月02日 | 猫のいる日常。
ふたたびご無沙汰しておりますが、大阪寝屋川の友人が仔猫を保護しておりますので里親募集のお報せでございます。
お庭で鳴いてたのだそうで、怪我や病気を治して可愛くなってきたところです。
もしお心当たりあらばこちらへコメント頂けましたら幸いです(即日お返事できないこともあります)

子猫の現在の状況(7月1日時点)

・推定年齢2ヶ月〜2ヶ月半(5月1日前後に誕生?)女の子
・結膜炎、足の怪我:完治
・風邪:鼻炎が残っているので暫く鼻炎の薬を服用(半年ほど様子を見る)
・三種混合ワクチンを接種予定。先週一回目を接種済み
・血液検査、去勢手術:未(生後半年頃に予定。ただし血液検査は、子猫での引取希望があれば、体重が1キロを超えた時点で行う)
・食事:ドライフードが食べられるようトレーニング中。

里親さんへの希望
・終生室内飼育希望。先住猫がいる場合は、三種混合ワクチンの定期的接種をお勧め。













阪神淡路から22年。。。

2017年01月17日 | ひねもす
あの日から、もうそんなに。
というほどに東京在住の私には実体験は無く、勤めていた法律事務所のTVからひたすら呆然と被災映像を見ていたあの日。
朝起きていきなり目に飛び込んできた横倒しの高速道路は外国のことかと一瞬思ったし、それから死者行方不明者が3ケタという報道と、煙を上げる都市の致命的な映像が噛み合わない不気味さ、状況が分かって来るにつれてどんどん数字が上がり、倒壊した建物と下敷きになった人たちの救出、時間との闘いという現在進行中の深刻な状況に、ひたすらTVに見入るしか無かった数日間。
たまたま、私には当時関西に安否を訪ねなければならない知己がおらず、いろいろ胸に迫る気持ちはありつつも完全に部外者だった。でも多分、そういう多くの人も、この日を境に「当事者になる日」を現実的に考えるようになったんではないかと思います。
この地震が起こるまで、国内の大地震と言ったら大正の関東大震災という認識だったのです。東京が巨大なダメージを負ったのは、この関東大震災と、東京大空襲。ともに歴史の教科書に載ってしまう時間が過ぎていて、大震災は「いつか起こる事」とは教育されながらも、現実に被災した場面を思ったことは無かったように思います。それが、現代都市が大地震に見舞われた姿として現実を突き付けられたのが、この阪神淡路大震災。
当時、バブルは崩壊していたけれど、まだまだ時代の気分はバブルの尾を引いて、どこかお気楽だった。何か大災害や大恐慌に見舞われるのもいつかのずっと先のこと、というふわふわした気分だった。その世界観の崩壊の始まりが、阪神淡路だった。またそのすぐ後には地下鉄サリン事件が起こって東京も脅かされました。あの頃から、日常って毎日同じように当たり前に続くものじゃなかったんだな、という非常事態意識が目覚めたんですよね。自分も若くて子供だったから危機感が無かったとも言えるけれど、それまでがかなり平和だったんだと分かってしまった頃だった。それから先は大崩壊事件こそ無かったけれど、景気が悪くなって世の中の仕組みがどんどんシビアになって、気づいたら違う時代を迎えていたし、今度は東日本大震災を受けて、あのふわふわした安全幻想の世界は完全に過去のものとなっていました。
そういう意味では、もしかするとこの日は、時代が現在という方向を向いて舵をきった日、とも言えるのかも知れない。
と、少々離れた目線から回顧いたしましたが、当時の報道で見てきた数々の悲劇を未だ忘れておりません。
犠牲者の方に深い哀悼の意を表します。
合掌。

謹賀新年2017

2017年01月01日 | ひねもす
2017、あけましておめでとうございます。
何かとご無沙汰しがちなブログですが・・・
ほっそぼーーーそとでも、続けては参りますので近況お訪ねの折は覗いてみてやって下さいませ。
今年は、せめて月イチは必ず、くらいなペースを作ろう。。。
中学受験は冬期講習、追い上げの真っ最中です。そして猫2頭は、暴れるだけ暴れて眠っております。
本年も、宜しくお願い致します。