遥かなるピリカヌプリを求めて

ピリカヌプリに行ったので、次は1839!

琴似発寒川

2017年07月04日 | 登山:札幌近郊
平成29年7月2日(日) 琴似発寒川で沢入門

琴似発寒川で行なわれた会の入門山行に、コーチという立場で参加した。
しかしコーチとは名ばかりで、久々の沢山行のトレーニングというつもりでの参加だった。

今回の入門者は3名、しかしいずれも沢の経験者で、おそらく自分よりも経験豊富と思われる。
前回の登山(坊主山、剣山)で感じた左足違和感への不安から、お荷物になることだけは避けたいと思っていた。

天気がいまひとつであるためか、集合場所の平和の滝駐車場はがらがらの状態、急いで準備して7時過ぎに出発した。
登山道を45分くらい歩いた先で運動靴からフェルトの地下足袋に履き替え入渓、ヒヤッとする感触が気持ちよい。



最初のゴルジュ、危険を感じるほどではないものの、確実に半身は水の中、下手をすると全身ドボンといく可能性が高いので右岸を高巻く。果敢にチャレンジしようという気持ちが芽生えないのが悲しい。2つ目のゴルジュも当然のように高巻く。

滑などの美しさはほとんどないものの、入門山行が企画される沢だけあって、発寒川には沢登りの要素がちりばめられている。
先頭をいくH氏の早いペースに遅れまいとしたハイペースで、そろそろ足元も心もとなくなってきたころ本日終点の大滝に到着した。出発してから約3時間。



滝を眺めているとなぜだか、中学生の頃にキャンプで行った道南紅葉山でのことがよみがえってきた。ザリガニを採りながら川を遡り、行き止まりとなった大きな滝を見上げていたこと、あれが沢登りのはじめての経験だった。

大滝では右岸を高巻き、懸垂下降の訓練を行った。年に1回も行わない懸垂下降に不安を覚えつつ、恐る恐ると滝を下降した。ホールドの確保など任せっぱなしであるため、いつまでもお客様の立場から抜け出せない。

今期最初の沢山行はとても充実した訓練だった、今年は何回ぐらい行けるだろうか。



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