旅・西入ル東出ヅル・・。

シベリア鉄道の旅を含む、2001年10月~2002年4月までのロシア~ポルトガルを巡るユーラシア大陸横断の記録。

わらしべ宿探し inエストニア

2006年10月22日 09時23分36秒 | 旅・西入ル東出ヅル・・。
小ぶりなベンツのバスからクレッサーレの街に降り立ち
バスターミナルから中心街へと歩き出す。
もちろん行き先はツーリストインフォメーション


歩くこと数分。


「あった!!」


と思いきやなんだか様子がおかしい。


シーズンオフなので土・日は休みらしい・・・


ガイドブックの嘘つきーっ!!
  ↑
そういえばこのガイドブック(地○の歩き方)には
ロシアでもかなり痛いめにあわされたっけなぁ。


まぁいずれにせよツーリストインフォメーションは休みで
ぼやいててもしょうがないので
気を取り直して宿探しを始める。


とりあえず目についた立派なホテルの窓口に行き
「宿ある?」と聞いてみるともちろん「YES」なのだが
とてもじゃないけど泊まれない価格(聞く前から解っていたけど・・)


ここまでは社交辞令というかお約束で次の質問から本題に突入!
(アジア旅行で鍛えた宿探しの交渉術が生きてくる)


「ディスカウント・プリーズ!」試しに言うと
案外簡単に3割くらいはオマケしてくれるが全然予算オーバー。


そもそもオイラの予算は1泊1,000円以下だ。


次がホントの質問だ。


「ねぇここより安いホテルある?」
(我ながらヒドイやつだww)


エストニアの人は基本的に親切なので
大体「あそこなら安いんじゃない」とか言いつつ
ご丁寧に地図に印まで付けてくれる。


    ↑
この一連の動作を繰り返すこと4回


しかも値切りに値切って2泊で2,800円までしてもらった。
ホテル自体は工事中で足場に囲まれていたけど
ツインルームを貸切で2,800円はなかなかだったので決めることに。


欲を言えば久しぶりにバスタブに浸かりたかったんだけどナ。


バスが来ないっ!!in エストニア

2006年10月11日 08時03分53秒 | 旅・西入ル東出ヅル・・。


朝8:45


確かに切符に書かれた通りのバス乗り場にいるのに
ロータリーにはお目当てのヒーウマー島行きのバスが現れない。。


ロシアのウラジオストックでは電車の6時間遅れを
体験していたので「まぁ少し遅れてるんだろう・・」くらいに思い
バス乗り場の片隅でぼんやりしていると


先ほどからオイラの周りをバスを探して
せわしなくウロチョロしていたおばあちゃんが
(多分同じバスを待っているのだろう・・)
さらに行動範囲を広げてバスを探索を開始した。


ばあちゃん元気過ぎるっす。。(イイことですww)


熱心な調査が実を結んだのか
しばらくしておばあちゃんがオイラの所に戻ってきて
「バスはあれよっ!」と指差すその先には・・・


周囲の大型バスの陰に隠れるように
申し訳なさそうにマイクロバスが1台停まっている。


え?アレっすか・・・


バスは、やや遅れてターミナルを出発すると
マイクロバスの運ちゃんは遅れを挽回すべく
猛烈な勢いで走り始める。


小ぶりなボディをガタガタ揺らしながら
エストニアの田園風景の中を疾走。


その後はバスごとフェリーでサーレマー島に渡り
オイラは船酔いになりつつも、なんとかサーレマー島の
中心になる町クレッサーレのターミナルに到着。


まずはお約束のツーリストインフォメーションに行こう。
もちろん宿の予約なんかしていないのだから・・。

なぜかもう一泊。。 inエストニア

2006年10月09日 21時41分44秒 | 旅・西入ル東出ヅル・・。
お目当てのマッドバスに入れずにガッカリした為
とっとと次の街に行ってしまおうと思っていたが

まるで空っぽのような街を歩いている途中、
公園のブランコで360度回転をしている女の子を見かけた。

しかもエストニアのブランコってば日本の公園にあるやつより
全然、背が高いっ!!かる~く倍はある。

すっすげー!!

でもなんか知らないけど、のどかだ。。

ふいに今回の旅の中で、凄く現地の人達の日常の風景に
出会ったような気がしてしまい
嬉しくなって、その後も住宅街や公園をぶらぶらしていたら
バスがすっかり無くなってしまい、もう一泊してしまった。。。


まぁいっか・・


こんなぐーたらな日程で旅していけるのも
一人旅の特権なのだから。


明日こそは次の街に行こうっ!


撤収!! inエストニア

2006年05月13日 12時24分35秒 | 旅・西入ル東出ヅル・・。
マッドバス(泥風呂)を終えた帰り道
体が全体的に軽くなった感覚。

すっかり気に入ってしまい
今日も通うことにした。。


まだわずかに残る
いちょうの葉を踏みしめながら
すっかり秋の装いも終わり
冬の足音がひたひたと聞こえてきそうな
海沿いの遊歩道をマッドバスへと歩く。


研究所ちっくな建物に
辿りつき、扉を開くと・・


あれ??トビラ開かねーよっ!!


不思議に思い
周囲をぐるっと
見回すと、扉の横に小さな表示が・・

定休日。。


がくーん。。。


せっかく治療の為に
この街までやって来たのに
当のマッドバスが休館では
まったくと言っていいほど
意味が無い。

マッドバスの為だけに
この何もないオフシーズンの
ビーチリゾートにもう一泊するのも
どうかと思ったので


そうそうに宿へともどり
次の街に行くことにした。



マッドバスっ。。~inエストニア 

2006年04月23日 23時05分51秒 | 旅・西入ル東出ヅル・・。
マッドバス突入!

部屋に入ると
ややしかめ面系の
おばちゃん登場。


(ココはおばちゃんしかいないのか??)

(いやっヘンな意味じゃなくってサ。。)


とりあえずその目線から
オイラに注がれる

「とっとと脱いじまいナっ!」 ←キルビル;ルーシーリュー口調で読むべし!

と言わんばかりの光線に
促されるように



”フ○ちん”に。。 



白いタイル張りの
さして広くない風呂(?)に
行くと

ビニールシートが張ってあって
横になると

さっそく
てんてろりん♪な
状態のオイラに
泥攻撃を開始。


部屋に入った時から
漂っていた
ヘドロチックな香り
プンプンの泥が
サラサラと流し込まれ
タプタプになると

ビニールシートで
くるんでしっぽり。


・・


・・・


・・・・。。



じわじわと汗をかきまくる


しばらくバスタブに入ってなかったって
いうのもあるのだろうけど

やっぱあったまると
リラックスするわぁ。



こりゃ~いいやっ!





カウンセリング。。inエストニア

2006年04月10日 20時05分36秒 | 旅・西入ル東出ヅル・・。

一人ぼっちの
ドミトリーに(共同部屋)
荷物をおろし

洗濯を手早く済ませると
さっそく”マッドバス”へと向かう。


海沿いの遊歩道を
北へと向かうと
その研究所チックな
建物が見えてくる。


おっかなびっくり
中へ入るとまずは受付。


リストに名前を書き
待つことしばらく
オイラの名前が呼ばれ

カウンセリングルームへ
行くように促された。


すぐ手前の角を曲がり
廊下をまっすぐ行って右・・・・

(たぶん身振りからそう言っているのだろう。。)


オイラが通った
焼津市立東小学校の
廊下に似た白い床の通路を進むと

左手に椅子があり
おばちゃんが座っていた。


たぶんココだろう。。←我ながらテキトーだ!


案の定
しばらくしたところで

オイラの名前が呼ばれ

カウンセリングルームへ・・


正直何を聞かれてるかわからないが

「マッドバス!」
   &
「イエス!」

2ワードで乗り切る。

我ながらナイス度胸。

カウンセラーの
恰幅のいい
校長先生みたいな
おばちゃんも満足気だ。


どうやら無事マッドバスに
入れそうだ





次回に続く・・・

6割。。inエストニア

2006年04月02日 21時14分36秒 | 旅・西入ル東出ヅル・・。
最近のオイラの晩メシは
もっぱらポテトチップスとビールだ。

しかもポテチは
”ポケモンスナック!!”

日本のみならず
まさかこんな旧ロシア圏
西の果てまで進出しているとは

”ポケモン”おそるべし!!


ところで・・・


この手のスナックには
決まってオマケのカードなんかが
付いてくるのだが

この”ポケモンスナック”
エストニアバージョンにも
もちろんオマケが付いてくる??

”??”というのは
入ってたり入ってなかったり
ということで

べつに大当たりの
キラキラのやつとかじゃなくって
ごくフツーのカードですら入っている確立が低いっ!!


今のところ5回買って
3回しか入ってなかった。


ちゃんとパッケージには
”ポケモンカードが入ってる”って
書いてあるのに (←エストニア語読めないケドね・・)
6割ってのは低いだろぉっっ!!


ちびっ子達にしてみれば
ポテチよりむしろ
このカードがメインのはず。


それが6割しか入ってないってのは
どーなんよ??


もし日本だったら
お客様相談室にクレームが
がんがん入るんだろうな。


それより


やっぱコッチのちびっ子達も
ダブリのカードを交換なんかしてるんかいナ


今度、街角でそんな現場を見かけたら
オイラも交換してもらおーっと


その時の為にも”ピカちゅー”出ないカナ。。


パルヌ到着 in エストニア

2006年03月25日 10時46分38秒 | 旅・西入ル東出ヅル・・。

冬も押し迫った
バルト海を望む
エストニアのビーチリゾート

パルヌのバス停に降り立つ。



もちろん旅行者はおいら一人。


旅行者どころか町行く人達も
まばらだ。


ユニクロのフリースに
北風をぴゅーぴゅー感じながら
今晩の宿を確保する為
あらかじめ調べておいた
ツーリストインフォメーションへと向かう。


それにしても


こんなに力一杯
町全体が休業中のような所にも
ツーリストインフォメーションが
あるのには関心する。


東京なんか、あれだけ人が常にうじゃうじゃいるのに
オイラは一箇所も知らないよ。


窓口のおばちゃんに

「Cheap hotel, please!」

とだけ告げ
地図をたよりに
辿り着いた宿には
客は僕一人。


ドミトリーなのに個室状態。

ちょっと寂しいけれども

久しぶりの一人ぼっちを堪能しよっと!!


他人に気兼ねなく
洗ったパンツを広々と干せるのが
何より嬉しい。


なんかオレってば本当に旅行者なのか???



”宿の記録”公開してみました。

2006年03月14日 20時57分46秒 | 旅したく・・。

今日からこの『旅・西入ル東出ヅル・・。』という
ブログのユーラシア大陸横断の旅行時に
オイラが実際に利用した宿の情報を投稿してみました。

もしオイラの記事を見て「実際に行ってみたいナ」と
思う方がいたら是非、利用してみて下さい。



ただし・・



あくまでオイラが宿泊しただけということで
必ずしも”良い宿”または”オススメの宿”という
ワケではないのであしからず。


また、もう潰れて無くなっている宿も
あるかもしれませんがその辺もご了承下さい。



あくまでご参考程度に・・・・




値段も2001年(当時)の価格ですよー。




なんかこの企画あんまし意味無いような気がしてきた。。。


YH・ヴァナ・トム inエストニア・タリン

2006年03月14日 20時45分38秒 | オイラの宿帳
  宿代:180EEK(YH会員料金)
  朝食:なし
キッチン:あり

旧市街の中心部ラエコヤ広場から3分と好立地。
シベリア鉄道の駅からも近く、新市街のバスターミナルへも
徒歩でいけるということで完璧。
室内は共同部屋(私は10人部屋だった)だが
とても清潔。←ルームメートの使い方にもよるが・・
シャワーも共同。