フォード カプリの対抗馬として1970年に登場したオペルのスペシャルティーカー、マンタです。
写真のモデルはフードがブラックにペイントされたSRです。
2代目マンタはこちらをご覧ください。→Opel Manta 1975-
Opel Manta SR Tokyo The 18th Tokyo Motor Show 1971年撮影
<参考データ>
Opel Manta SR
FR/L4,1.9L/Wheelbase 2,430mm,Length 4,345mm,Width 1,630mm,Height 1,355mm
写真のモデルはフードがブラックにペイントされたSRです。
2代目マンタはこちらをご覧ください。→Opel Manta 1975-
Opel Manta SR Tokyo The 18th Tokyo Motor Show 1971年撮影
<参考データ>
Opel Manta SR
FR/L4,1.9L/Wheelbase 2,430mm,Length 4,345mm,Width 1,630mm,Height 1,355mm
この車がデビューしたときの雑誌記事で「ルーチェ・ロータリーにも似た顔付き」という表現がありました。初代ルーチェも好きなので私はこの手の顔が好きなのかもしれません。
同時代のアスコナ、レコルト、コモドーレも好きです。
何かと同時代のカプリと比較されますが、私にはカプリはETCレースカーのせいかカプリの方がマンタよりも1クラス大きな車という印象があります。
以前にPHOTO BBSでご紹介のありましたチューナーモデル等もありましたがスポーツモデルという印象では実績の差かカプリには負けていますね。
思い浮かべます。
なんとも無難なサイドデザインに物足りなさを感じつつ
ドイツらしい無骨なしっかり者ってイメージです。
1600GTや後のカリブラあたりがスタイリッシュで、
ヴィータのティアグラになると訳がわからなくなる。
初代マンタは確かにルーチェを思わせる顔つきです。
少し垢抜けないルーチェって気もします。
やっぱり無難なサイドデザインが災いしているようですが、
ドイツでは堅実な不動の人気もあるようです。
日本では、80年代一時カデットキャラバンが人気ありましたね。
RX87は女性的な線です。
マンタは結構男性的ですよ。
淡い黄色が似合う前者に対し、こっちは
黄土色、P510SSSクーペにも近い土壌のような
色が似合いました。
1900GTのファニーさも無いです。
ミニアメリカン、欧州の男が憧れたのはこの時代
ブロンソンだったのかもしれませんね。
この時代は、それぞれのメーカーが光っていた時代。メッキパーツが減ってきた事と平行して、メーカーの輝きも失われてきました。
ボンネットをマットブラックに塗るのは、ラリーから来ましたか?。フローリアンTSもボンネットが黒く塗られていました。
たしかにルーチェ・ロータリーにも似ていますね。
この時代のカデット、アスコナ、レコルトなども逆スラントだし、多くのクルマも同様でした。
その後スラントノーズが主流になり現在に続いています。いまや一人気をはくのは三菱系ぐらいですかね。
今回実はティグラかカリブラをアップしようと思っていたのですが、写真を整理する時間がなくこのマンタにしたんです。
ティグラもそのうちアップしますので辛口のご意見をお待ちしていますよ。
黄土色が似合う・・・なんかわかる気がします。
スタイリッシュではありますが骨太なたたずまいの感じられるボディでしたね。
60年代半ばから70年代にかけてオペルは量産車メーカーとしてデザイン面においてトップランナーの一人でした。
新生オペルにも期待したいところですね。
オペルデザインの黄金期はアメリカとヨーロッパが良い意味で融合した稀なケースだったようにも思います。
オペルへの出向がトップへの道を約束されていた時代、両社ともに良いアウトプットを生んでいたようにも見えます。