今日のゲーム&占い

ゲームや占いをお楽しみください(^^)。

鼻くそを売るレコード店

2006年06月17日 | 経営
福島県南の棚倉町にある棚倉レコード店が、
『ゴリラの鼻くそ』の販売を始めた。
島根県の岡伊三郎商店がつくる、黒豆薄甘納豆。
名前はふざけているが、味は絶品だ。
ではなぜ、CDやDVDを売る店が甘納豆を売るのかというと、
私が張本人ということになりそうだ。


CD業界はヒットが出にくい時代。
それに今は音楽が、ケータイやネットからダウンロードできる。
だから消費者が店に足を運び、
CDを購入する機会は減ってきている。
CDショップの活路を切り開く手段として、
ゴリラの鼻くそを提案したものだ。


店頭にゴリラが鼻くそをほじるイラストが展示され、
店内のレジの前にゴリラの鼻くそが並んでいれば、
「え、ゴリラの鼻くそって、何?」
と興味を持って、入店してくれる人が増える。
そう。これは来店動機を増やす手段なのだ。


レコード店が甘納豆を売ると、何屋さんか分からなくなる、
と思われるかもしれないが、それでかまわない。
今は「●●屋」という、業種店ではなく、
ライフスタイルに合わせた“業態店”である方がいいからだ。


音楽がなくても、生活はできる。
つまり音楽は、生活必需品ではない。
米や灯油のように、「それがないと困る」という商品ではない。
だから「それ、ぜひ欲しいな!」
という商品やサービスを提供する必要がある。
CDを売るのではなく、
CDなどを通じて“楽しさ”を売る店を目指すこと。
だからCDショップでゴリラの鼻くそを売ってもかまわないのだ。


棚倉レコード店では、これから店内イベントなどを増やし、
“楽しさ”を発信していくだろう。
今後に期待したい。


『棚倉レコード店』
http://tanareco.com/
コメント (0) | 

SC改革

2006年06月14日 | 経営
秋田県というと男児殺害事件の報道が多いが、
その秋田県内の、SC(ショッピングセンター)の
アドバイスに行ってきた。
道の駅の中にあるという、珍しいSCだ。
普通は道の駅は通過客、観光客が立ち寄って、
地元産品をみやげに買うが、
ここには地元の人が夕食のおかずを買いにくる。
酒、薬、雑貨、ファストフード、そば、農産物直売
などの店が並んでいる。
そして、国道沿線の産品がここ一か所で
買えるようになっている。
通過客にも、地元客にも利用できる、
珍しい形態のSCなのだ。


すぐ前を走る国道は、年間百万台が通る。
道の駅だから、駐車場もトイレも完備している。
立地条件としては申し分ない。
でも条件がよすぎたせいだろうか、
店主たちの緊張感や意欲がいまいちだった。
「何もしなくてもお客は来るだろう」
という気持ちがあったようだ。


でも、活気のない、魅力のない店では、
消費者に敬遠されるに決まっている。
好立地にもかかわらず、業績が低迷する店が多かった。
そこで活性化を目指し、リニューアルしたもの。
リニューアル前に、足しげく訪れて、
改善ポイントをアドバイスしていた。
そしてリニューアル後の今回の訪問だった。


車をちょっと走らせれば、『マックスバリュ』などの
競合店が何店舗もある。
立地条件のよさに甘えないで、店づくり、
接客レベルの向上を目指さないといけない。
そうしてリピーターを増やし、
口コミで評判を高めることが肝心だ。
改善ポイントのアドバイスはできても、
改善するのは当事者たちの課題。
オアシスの方向は教えてあげられても、
歩いていくのは自分の足でなければいけない。
オアシスの場所を知って安心して何もしないか、
そこまで必死に歩いていこうとするか。
結果が出るのはもう少し先になるだろう。
コメント (0) | 

経営と体型

2006年04月20日 | 経営
証券取引法違反の罪に問われ、東京拘置所に拘留されている堀江貴文被告。

昨年までの飛ぶ鳥を落とす勢いは、何だったんだろう。

ライブドア社長の地位も失い、公判を待つ日々。

まさに天国からいっきに地獄に落ちたという感じだろう。


でも、たった一つだけ、いいことがあったかもしれない。

拘置所で規則正しい食生活をしたお陰で、

体型がスリムになったと伝えられることだ。

たぶん姿を見せるときは、精悍な容貌に変わっているのではないか。


昔は、経営者像というと、どっぷり太った体型が連想された。

従業員を働かせ、自分はおいしいものを食べて、太る。

それが一般的な、経営者のイメージだったろう。


しかしそれは、逆かもしれない。

経営者が太るのではなく、太った人が経営者になれたとも考えられる。

太っていると、自分で動くのは面倒だ。

人にやってもらった方が楽。

そこで、人を動かす方法を一生懸命考える。

ということで、自分は頭を使い、人を動かすことに精力を注ぐ結果、

いつの間にか経営者になっていた、とは考えられないか。


ただし、それは昔の経営者像。

ビル・ゲイツを筆頭に、現在のすぐれた経営者はみんなスリムだ。

それは、経営者は自己管理できなければいけないから、

太っていては経営者の資質を疑われるので、

大企業の経営者はみんな、フィットネスを心がけていると考えられる。

でもそれもまた、逆かもしれない。

バブル当時と違い、経営はアバウト感覚ではできない。

経営者が自分で末端まで出向き、現状を把握している必要がある。

すぐれた経営者は、フットワークが軽いのだ。


だから、すぐれた経営者がスリムになるのではなく、

スリムなことが、すぐれた経営者になる条件ではないか。

経営者の資質と体型。 その原因と結果を推察するのは興味深い。


大企業の経営者の体型にかぎらない。

「見た目」が大きな意味を持つことは多いものだ。

たとえば商店街には、売上減少に眉をしかめる商店主の姿をよく見る。

「郊外店のせいでお客が減った…」と、ボソッと文句を言う。

でも、眉をしかめた人の店など、誰も入りたくない。

売上が下がるから眉をしかめるのでなく、

眉をしかめているから売上が落ちたのではないか。

やせ我慢でもいいから、まずは笑顔を忘れないことが大切だったと思う。


健全な精神は健全な肉体に宿る

という言葉もある。

体をいい状態に保つというのは、想像以上に大切なことなのだ。

業績アップしたいなら、スリムと笑顔を心がけていこう。
コメント (0) | 

ホテル戦争

2006年04月07日 | 経営
「福島駅からゼロ分」の『ホテルメッツ』ができた。

福島市は駅の東口、西口に、ホテルがすでに乱立している。

これでホテル間の競争はさらに激化することになりそうだ。

宿泊客にとっては、選択の幅が広がることになるが、

経営者や従業員にとっては、胃の痛くなるような日々が続くだろう。


ホテルは従来は、“飲食費”で利益を稼ぐのがセオリーだった。

シティホテルなどは今後もその方針で行くだろう。

『中合デパート』と同居する『ホテル辰巳屋』も、

宿泊需要よりは飲食需要の方が多い。

地元のためのパーティー需要などに応えていくのが基本路線と考えられる。


しかし、シティホテルと違いビジネスホテルは、

飲食費で稼ぐのが厳しくなっている。

もともとパーティー需要は少ないし、

宿泊客が、外食するケースが多いからだ。

経費を安く抑えるため、夕食をコンビニ弁当で済ませる客もいる(私のことだけど)。

朝食にしても、割高なので敬遠される傾向が生まれている。

前日にコンビニでサンドイッチを買っておいたり、

早めにホテルを出て、吉野家などで朝定食を食べた方が安上がりだ。

自動販売機でもうけようと思っても、ホテル内の缶ビールが300円だったら、

コンビニで230円のビールを買って持ち込む客が多いだろう。

だからビジネスホテルは、飲食でもうけるのは困難だし、もうけようとすべきでない。

部屋、サービス、料金で勝負すべきだろう。


加えて。

ホテルの部屋には、一般の商品と決定的に違うことがある。

売れ残りを明日に回す、ということができないことだ。

今日の空き部屋は、今日販売しないと意味がない。

いかにして空室を埋め、満室に近づけるかが、ホテルの最大の課題だ。


飛行機でも、“空気を運ぶ”よりは、安くても運賃をもらって人を乗せた方がいい。

そこで『早割り』などの値引きが人気となる。

ビジネスホテルでも、売れ残りの部屋を『オークション』で安く売るなどの動きも出てきた。

あるいは、遅い時刻のチェックインには料金を安くしたり、

昼だけのビジネス需要に安い料金で部屋を提供したり、

バリエーションも増えてきたように思える。


さて、ビジネスホテルの最大の弱点は、

地元客は利用しない

ということだろう。

自宅があるのに、わざわざビジネスホテルに泊まる人はいない。

自分のまちにビジネスホテルがあるのは知っていても、

そこに泊まった経験のある人は少ないはずだ。

しかし、たとえばビジネスや観光で訪れる場所に知人がいるとき、

「お薦めのビジネスホテルはあるかい?」

と聞いて、「○○○ホテルがいいよ」と答えられたら、

そのホテルに決めるのではないだろうか。


ビジネスホテル活性化のカギは、

地元の人に知ってもらうことではないか。

そんな気がしている。

ちなみに私も、地元のビジネスホテルに泊まった経験はないし、

サービスの案内をもらったこともない。

私がホテル関係者だったなら、

『ご夫妻の銀婚式を祝うサービス』や、

『おかあさんの誕生日には、台所を休んでホテルで食事を』

などで、地元客を呼びたいと思うけど。


そんな親切なアプローチがあれば、

「あのホテル親切だよ」と、紹介してあげられるはずなのに。

ホテル関係者は戦争の真っ只中にいるから、

ライバルの動き、遠くの客を呼び込む客引きに懸命で、

近くのお客さまを喜ばせようという気持ちを持ち合わせていないのかもしれない。
コメント (0) | 

日本酒に未来はあるか

2006年04月03日 | 経営
岩手県盛岡市の蔵元「岩手川」が、134年の歴史の幕を閉じた。

日本酒離れが進み、売上低迷で経営不振に陥ったものだ。

岩手県では昨年、一関市の「横屋酒造」も経営が行き詰っている。

酒造業界は経営多角化や新規顧客開拓などを模索しているが、

地方の蔵元が消えるのは、今後も当分続きそうだ。


晩酌でも、外での飲み会でも、

日本酒を飲む人はめっきり減っている。

酒どころ秋田県でさえ、乾杯はビールで、後は焼酎という人が珍しくない。

酒イコール日本酒という構図は完全になくなっているといえる。


日本酒をダメにした最大の原因は三倍増醸だろう。

本来の醸造で作られる酒に、工業用アルコールと糖分と水をぶち込むと、

量が三倍に増えて、しかも安い工業用アルコールを使う分、利益が増える。

つまり、蔵元がもうかる。

こうして戦後、大量の安酒が出回ることになった。

安っぽい飲み屋につきまとう、あの匂いが三倍増醸酒の匂いだ。


そういう安酒が出回ったのは、安い酒が欲しいという需要があったこともたしか。

戦後の貧しい時期、せめて酒ぐらい飲みたいという需要に応えるには、

三倍増醸は必要悪だったろう。


しかし高度成長を迎えても、酒造業者は三倍増醸をつくりつづけた。

もうかるからだ。

本来の酒ではないことを承知しながら、蔵元も酒販店も、偽酒を売っていたことになる。

でも、その結果はどうか。

日本酒全体に、安酒、酔っ払いのイメージが染み付いたのではないか。


「日本酒は悪酔いしそう」

「二日酔いしやすい」

「酔っ払いに見られちゃう」

と、日本酒離れが進んだ。

目先の利益に心を奪われた結果、将来を失ったといえる。


では、日本酒には未来はないのか。

そんなことはない。

少数になったとしても、日本酒好きがゼロになることはあり得ないからだ。

本来の日本酒はフルーティーで、ワインと比較してもひけをとらない。

実際、欧米では日本酒ファンがじわじわ増えている。


いい酒をつくる。

本来の蔵元の使命に立ち返ることが、

日本酒復興のスタートラインだろう。

米余りがいわれるならなおのこと、

田んぼで酒米を栽培して、いい日本酒をつくり、欧米に売り込むような、

長期的戦略が必要ではないか。


ボジョレー・ヌーボーを日本人がありがたがるように、

日本酒の新酒を欧米人がこぞって求めるような、

そんな光景が将来あればと、日本酒ファンの一人として願っている。

コメント (0) | 

地ビールの行方

2006年03月24日 | 経営
地ビールの代表的ブランド『銀河高原ビール』が経営破たんした。

負債は約126億円。東京地裁から特別清算の開始決定を受けた。

親会社の東日本ハウスは、年内を目途に清算手続きを完了する予定。

なお、銀河高原ビールは、『銀河高原ビール株式会社』から、

『東日本沢内総合開発株式会社』に移行して製造・販売は継続される。

引き続き販売されるのは次の三種類。

「小麦のビール」300ml / 瓶
「小麦のビール」350ml / 缶
「ヴァイツエン」300ml / 瓶


一時ブームになった地ビールだけど、最近はあまり話題にならない。

地域興し、地産地消の切り札として各地に誕生したが、

運営は必ずしも順調とはいえないようだ。

地ビールは値段が高い。

写真の350ミリリットル缶で248円。

一度は話の種に飲んでみても、毎晩飲むには高い。

発泡酒や第三のビールなら、100円台で購入できる。

当然、晩酌には安い方を選ぶ人が多いだろう。


消費者には“飽きる”という習性がある。

一時はブームになっても、それが持続する保証はない。

だからヒット商品にあぐらをかいていると、こけるおそれがある。

4番打者が不振に陥ったときのための、

次の4番打者を育てておかなければいけないのだ。


私が最近地ビールを買わないのは、高いからだけではない。

空き瓶をひきとってくれないからだ。

どのメーカーも瓶の形にこるけれど、

回収して洗うとお金がかかるので、「捨ててください」といわれる。

きれいな形の瓶を「捨ててください」なんていわれると、カチンとくる。

だから、もう買わない。

消費者は、そんなところにもこだわりを持っていることを、

メーカーは見過ごしてはいけない。

まだがんばっている地ビールメーカーは、

空き瓶回収します

と、高らかに宣言してほしいと願っている。
コメント (2) | 

ネーミングの威力

2006年03月12日 | 経営
ベストセラー『生協の白石さん』の中で紹介されたこともあり、

ブラックサンダーというチョコレート菓子が西日本中心に売れている。

刺激的な名前が、若い女性に結構受けているらしい。



また、京都には「男前豆腐店」という、

まじめか冗談か分からない名前の豆腐店がある。

その店の人気商品が、

『風に吹かれて豆腐屋ジョニー』という、

これまた思いっきりふざけたとしか思えない名前の豆腐。

形まで豆腐の概念をくつがえしている。

サザンの『波乗りジョニー』にちなんだものだろう。

しかも価格は298円もする。

でもそれが、売れている。


前に紹介した『ゴリラの鼻くそ』同様、ネーミングの威力といえるだろう。

メジャーでない小さな会社でも、

ネーミングで注目を集めれば、全国が市場になる。

豆腐に「豆腐」という名前では関心をひかないし、

チョコレートに「チョコレート」という名前では、ワクワクしない。

意表をついたネーミングだから、みんな注目してくれる。


ただし、言うまでもないが、

ネーミングの珍しさで買ってもらえるのは最初だけ。

後は味次第だ。

これらの商品がヒットしたのは、

おいしかったからだろう。

ネーミングなどによる『販売力』に、

商品自体のよさである『商品力』がドッキングして、

ヒット商品が生まれる。

販売力+商品力があれば、

店や会社は小さくても、活路が開けるということだろう。


ブラックサンダーは西日本中心の販売。

欲しい人は、まずはコンビニかスーパーの菓子売場を探してみよう。
コメント (0) | 

書店の生きかた

2006年02月14日 | 経営
廃業が相次ぐ業種の一つに、『まちの本屋さん』がある。

商店街から中小書店が次々と消えていく。

消費者は、小さな書店より、大型書店の方が好きだ。

本を買うなら、たくさんある中なら選びたい。

だから品揃えの豊富な、郊外の大型書店に足を運びがち。


小さな書店は、「入ると、何か買わないと出にくい」という雰囲気がある。

ちょっと時間をつぶしたい時でも、

レジに店主がぽつんと座っている店には、入る勇気が出ない。

だから入らずに、そのまま通り過ぎることになる。


それに今では、雑誌を買うなら、書店に行く必要はない。

消費者が雑誌を買うのは、コンビニが多いはず。

それにコンビニなら、立ち読みも嫌われない。

中小書店で「立ち読みしないでください」なんて言われたら、

二度とその店には行かないだろう。


では、まちの本屋には生きる道がないのかというと、そんなことはない。

盛岡市の『さわや書店』は、10年間で売上を倍増させている。

『天国の本屋』を大ヒットさせたきっかけになった書店だ。

さわや書店は、読書好きの店長が毎日1冊必ず本を読み、

無名でも「おもしろい!」と思った書籍を大量に仕入れて、

POPで大きく宣伝する。

だから本好きは、「あの本屋に行けば、おもしろい本が買える」と来てくれる。


つぶれるような書店は、配本された本を並べて、

売れなければ返本する、という作業の繰り返しだったろう。

「この本はとてもいい本だから、ぜひたくさん売りたい!」

という意欲など、持ち合わせていなかったに違いない。


中小書店でも、大型書店やコンビニと対等に戦える要因がある。

『価格競争がないこと』だ。

書籍には再販価格維持制度があるから、

大型書店だからといって、安売りするということができない。

大型店も、コンビニも、そしてまちの本屋さんで買っても、

本の値段はすべて同じ。

つまり、価格競争に神経をすり減らす必要がないのだ。


価格で競う必要がないとなると、

ダメな書店は漫然と本を並べるだけだった。

でも、がんばる本屋は、値段が同じという条件を利用して、

「本の知識をサービスして、消費者を喜ばせる」

というところに活路を開いてきた。


約260店を展開する大型書店の文教堂も、

集客のカギは店の大きさでなく、

さわや書店と同じようにPOPの工夫。

書籍と雑貨の組み合わせで売る『ヴィレッジヴァンガード』も同様。

にぎわう書店はみんな、店内にお客を喜ばせる工夫があるのだ。


次第に消えていくまちの本屋さん。

でもその理由は、店が小さいからというよりも、

本を愛する心、いい本をお客様に届けたいという心が、

ちょっと足りなかったからではないか、という気がしないでもない。


たしかに今は、本が売れない時代。

書店経営がたいへんなのは分かる。

でも、本好きが消えてなくなるわけがない。

膨大な本の密林の中から、ほんとうにいい本を選び出してくれる店なら、

本好きは喜んで足を運ぶのではないだろうか。

私も本好きだし、

「立ち読みなんてしないで、どうぞ座ってゆっくり読んでください」

といって椅子が用意されているような書店があれば、

絶対にファンになると思う。
コメント (0) | 

ゴリラの鼻くそ

2006年01月27日 | 経営
宮城県講演に行く途中、東北自動車道の菅生PAで休憩した。

売店を見て歩くのは、情報収集でもあり、私の趣味でもある。

すると、東北では絶対手に入らないと思っていた商品を発見した。

『ゴリラの鼻くそ』だ。

話題を呼んだ商品だけど、見たことはなかった。

まさに初対面だった。


『ゴリラの鼻くそ』は、正体は甘納豆。

島根県出雲市の「岡伊三郎商店」という小さな菓子メーカーが、

注目を浴びるようなネーミングを考えた結果、

甘納豆と形が似ている(というイメージのある)ゴリラの鼻くそにたどり着いた。

これなら、一度聞いたら、絶対忘れないネーミングだ。


小さな県の、小さな菓子メーカーの甘納豆では、

全国的に注目を浴びることはほとんど可能性はない。

でも『ゴリラの鼻くそ』なら、話題になる。

そこで「動物園限定商品」ということで売り出して、

ネーミングのおもしろさと、動物園でしか買えない珍しさで話題を呼んだ。

というのが、過去の私の記憶脳細胞にインプットされていた、

ゴリラの鼻くそに関するデータだった。


その『ゴリラの鼻くそ』が、宮城県の高速道路にある、

パーキングエリアで買えるということは、

全国的に認知されたという証拠だろう。


なお付け加えるなら、ネーミングだけで売れ続けるのは無理。

一度は買っても、二度買う人は少ない。

『ゴリラの鼻くそ』はあっさりした甘さが後をひくので、

いくら食べても食べあきない甘さ。

食べ物は、結局はおいしいが基本なのだ。


『ゴリラの鼻くそ』は525円。一度お試しを。
コメント (2) | 

ビジネスホテルのあり方

2005年12月18日 | 経営
喜多方グリーンホテルにひさしぶりに宿泊。
建物はごく普通のビジネスホテルだけど、
このホテルは朝食がすばらしい。
仕事の関係で、全国のホテルを泊まり歩くけど、
私が味わった中では、このホテルの朝食が最高と思う。

何が最高かというと、
ご飯がおいしいこと。
地元産のいいお米を、しかもあつあつの炊きたてご飯で出してくれる。
日本人なら、それが一番うれしい朝食。

この日のお膳には、そばがき入りのこづゆ。
そして、ふっくらした卵焼き。
焼きたての鮭。
おかずにしっかり手をかけている点が秀逸だ。
冷めたおかずを平気で出すホテルが多いから、あつあつが違いを演出できる。

少量のおかずをバラエティ豊富に出すことも、ビジネスホテルの心得。
ビジネス客は、朝食は「腹いっぱい食べたい」のではなく、
「元気に仕事できること」が朝食の目的だからだ。
満腹感ではなく、いろんなおかずを食べた満足感が大切なのだ。
バイキングのホテルが人気があるのも、それが理由。

このホテルは、女性経営者が切り盛りしている。
病床のご主人の看病をしながら、ホテル業にがんばってきたもの。
そのご主人も亡くなり、泣いてる暇なく、ホテル運営に当たっている。
駐車場が細い路地裏なので、ビジネスホテルとしては不利な条件。
でも、リピーターが多いものとうかがわれる。
やはり、おいしい朝食に満足している人が多いのだろう。

ただ、ホテルの安定経営を、今後も続けていく上での課題もある。
どんなに素晴らしいビジネスホテルであっても、
宿泊目的で訪れる人はいないということ。
ビジネスホテル宿泊者は、ビジネスか観光目的で訪れる。
宿泊と食事を目的にホテルを訪れる人は訪れない。
そこが観光旅館との違いだ。

それと。
ビジネスホテルは、地元の人が利用することはほとんどない。
宿泊して、朝食を食べるのは、他の土地から訪れる人だけだ。
地元の人がビジネスホテルを利用する動機づくり。
その辺に視点を置くことが、新しい需要の芽を見つける糸口になるだろう。

全国チェーンの低料金ホテル参入で、
ビジネスホテル業界の競争は激化している。
でも利用者は、「安いホテル」というだけでは泊まらない。
いくら安くても、部屋の調度、サービス、食事などのレベルが低ければ、
「安いけど、ダメなホテル」とみなされ、二度と泊まらない。
ビジネスホテルが目指すのは、
「安いホテル」ではなく、「正しいホテル」だろう。


      *

前回のクイズの答えは、「『・・る』をつけると動詞になる」でした。

では今日のあるなしクイズです。

  【ある】     【ない】
   ヤギ       ひつじ
   まね       仮装
   クイ       棒
   位置       場所
   内        外

コメント (0) |