戦争を挟んで生きた女性の回顧録

若い方が知らない頃のセピア色に変色した写真とお話をご紹介いたします。

 日露戦争と日清戦争の真実 21/12/14

2009-12-14 10:30:47 | Weblog
今、のめり込んでいるのは坂の上の雲である。13日の日曜日はどんな事があっても8時にはテレビの前に座る事にしている。そして絶対に眠らない。
昨夜の第3回も素晴らしかった。大体は知っている夏目漱石や正岡子規の事も、こうしてつまびらかに目の前にすると明治人として、現代では失われているような細やかな交流(交友)を発見して感激した。
これが早くから映像化されなかった理由“金が掛かり過ぎる”も良く分った。殆どが主役をやるような大物俳優ばかりで、そういう事の知識の無い私でも名前は知っている。
1番良かったのは、日露戦争と日清戦争の起きた本当の原因、大体分っていても改めて関係する人を配して説明があると、うろ覚えで良く勉強もしなかった私には始めて聞くような思いがした。
このような大事件は作者の考えでまるで反対のような事件になる。
ロシアや中国、朝鮮寄りの作者であれば正反対の理由にもなろうが、最初の頃の作者の解説によれば日本人の真実、日本国の真実を書きたいと思った、とあった。
太平洋戦争も真珠湾攻撃からしか説明が無ければ日本が全面的に悪い。その前の“どうしてこうなったか?”に迫ればまるで正反対でなくても幾らか考えも違ってくる。それが正当な理由で太平洋戦争を肯定するわけではないが、裁判には人殺しですら弁明の余地が残されている。
それが敗戦後の東京裁判では勝者の一方的な見地から進められたと聞いている。
今後の坂の上の雲はそのような詳しい日本と日本人の立場を知る上で、私は多いに期待している。

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