こやまクリニック〜東京都国分寺市/医療法人社団こやま会

東日本大震災による停電や人工透析実施に関するリアルタイム情報をお届けします

全床オンラインHDF〜4月より全面再開のお知らせ

2012年03月05日 22時33分23秒 | 患者さんへお知らせ・お願い
本日3月5日(月)、以下の情報源において

官報号外 第49号
http://kanpou.npb.go.jp/20120305/20120305g00049/20120305g000490000f.html
厚生労働省『平成24年度診療報酬改定について』
http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/iryouhoken15/


●オンラインHDF療法が正式に保険診療として認められたこと

●人工腎臓2 慢性維持透析濾過(複雑なもの)を行った場合、つまりオンラインHDFに関しては、適応疾患による制限がないこと

を確認することができました。

これを受け、こやまクリニックでは一時的に休止していた全床オンラインHDF体制をきたる4月より全面的に復活させる予定です。詳しくはまた3月末頃に追って報告したいと思います。

なお、今回の診療報酬改定ではオンラインHDFに時間区分がなく、長時間透析を行うと通常の血液透析よりも点数が低くなってしまいます。透析施設の経営上悩ましい問題ですが、今回はオンラインHDFが公的に認められたことを重視し、クリニック持ち出し(点数が低いために生じる赤字分の施設負担)覚悟で、全面再開を決定しました。

これまでオンラインHDF療法の正式認可を待ち望みつつ、代替となる療法に関して協力して下さった通院中の皆様にあらためてお礼申し上げます。今後も当クリニックはオンラインHDF、十分な透析時間等を通じて、より良い透析を目指して努力する所存です。

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メモ〜人工透析関連の記載部分

■官報■
http://kanpoo.jp/ にて語句検索可能です)

号外第49号
●人工腎臓の点数;85ページ J038
●水質確保加算の条件;203ページ

■厚生労働省『平成24年度診療報酬改定について』■

診療報酬の算定方法の一部を改正する件(告示)
平成24年厚生労働省告示第76号>処置
●人工腎臓の点数;ファイル5ページ目

診療報酬の算定方法の一部改正に伴う実施上の留意事項について(通知)
平成24年3月5日保医発0305第1号>別添1(医科点数表)
●人工腎臓に関する各種要件;ファイル282ページ目〜
●人工腎臓3の算定条件、オンラインHDF(人工腎臓2)の適応疾患有無が確認可能;284ページ目

特掲診療料の施設基準等の一部を改正する件(告示)
平成24年厚生労働省告示第78号>PDF
●水質確保加算の施設基準;61ページ

特掲診療料の施設基準等及びその届出に関する手続きの取扱いについて(通知)
平成24年3月5日保医発0305第3号>本文
●水質確保加算→水質確保加算1移行は届出不要;14ページ
平成24年3月5日保医発0305第3号>別添
●水質確保加算1、2の要件;63ページ
平成24年3月5日保医発0305第3号>様式
●水質確保加算の届出書式、加算2は過去3ヶ月の検査結果を記入;109ページ目

オンラインHDFの再開について

2012年03月02日 19時44分52秒 | 患者さんへお知らせ・お願い
先月2月10日付で、今度の診療報酬改定で正式にオンラインHDF(血液透析濾過)療法が認められるという予定が、中央社会保険医療協議会(中医協)より発表されました。

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000021ei1.html

PDFファイル資料
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000021ei1-att/2r98520000021els.pdf
255ページ目のファイル

1 慢性維持透析を行った場合
 イ 4時間未満の場合 2,040点
 ロ 4時間以上5時間未満の場合 2,205点
 ハ 5時間以上の場合 2,340点

2 慢性維持透析濾過(複雑なもの)を行った場合 2,255点

「慢性維持透析濾過(複雑なもの)」というのはオンラインHDFのことを指します。

通常の透析とは違い、透析時間による区分が無く、オンラインHDFで長時間透析をすればするほど赤字になってしまうという問題点は残っていますが、ついにこの療法が認められ点数がついたということは喜ばしいニュースです。

透析に使う水を浄化する基準についてのルール作り、使用する透析機器の認定システム新設を経て、ようやくこの春からオンラインHDFという治療法本体そのものが正式に認められることになります。

今回オンラインHDF療法が保険収載されることを受けて、早速こやまクリニックでもオンラインHDF再開の計画をたてています。

来週月曜日、3月5日(月)発行の官報(http://kanpou.npb.go.jp/)で正式発表された時点で、全員がオンラインHDFを受けられる環境が再び得られるかどうかが最終的に確認できることとなります。

こやまクリニックでは、来週出される官報の内容を確認ののちオンラインHDF再開に関する最終検討を進め、内容が固まり次第クリニックに通院中の皆様ならびにHPやブログの読者の方々に決定内容をお知らせしたいと考えています。それまでの間、今しばらくお待ちいただければ幸いです。