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【防災のてびき】震災時の医療と透析

2011年05月06日 15時04分39秒 | 防災のてびき
救急車が全然来ない

けが人が殺到するため、災害の時には119番通報への要請でパンク状態になります。救急車は全然来なくなり、来たとしてもいつものように遠い地域まで行ってくれなくなります。

いざという時、家族に病院まで連れて行ってもらえるよう車のガソリンを常に満タンにしておく、救急時のみ車に乗せてくれるよう知人に頼んでおく、といった根回しをしておきましょう。

いずれにせよ交通が麻痺して道路が大渋滞してしまいますので、時間がかかるおそれはあります。軽いけがの際は家族や近所で助け合って応急処置する努力も欠かせません。


見た目が元気なので救護で後回しにされやすい

避難所で医療救援を受ける場合、透析者はけがをしていない限り見た目は元気なため軽傷者として後回しにされがちである、また命に関わる要支援者であることをボランティアになかなか理解してもらえない、といったことが実際に報告されています。

救援を受ける場合は、「透析を受けています。透析を受けないと命にかかわります!もう○日透析していないので、そろそろ危険な症状が出てくる頃です。」と具体的にアピールし、重大な病気であることを説明しましょう。


透析時間と回数が減る

物資が不足したり、透析ができる病院に患者さんが殺到して集まったりすることで、時間と回数が減り、普段よりもはるかに劣った透析環境に置かれてしまいます。

透析不足・疲れ・ストレスで体を壊さないよう、食事や被災生活にはくれぐれも気をつける必要があります。


透析者以外で透析を必要とする急患が出る

地震で体をはさまれた人が救出されると、急激に毒素が体を回って透析が必要な状態になってしまいます。

震災では透析可能病院でこのような急患が緊急治療を受けることとなり、通常の透析者よりも治療を優先されることがあるようです。透析設備を皆で分け合って、被災初期を生き延びましょう。
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