こやまクリニック〜東京都国分寺市/医療法人社団こやま会

東日本大震災による停電や人工透析実施に関するリアルタイム情報をお届けします

透析施設備品の地震対策〜透析用装置の制御ボックス

2011年09月13日 23時36分16秒 | クリニックでの取り組み


こやまクリニック機械室のピュアラーには各装置を制御するためのボックスがいくつも載っています。

配線コードがあるため落下しても途中でぶらさがる可能性は大きいのですが、大きな地震の際激しく揺さぶられて壁に激突し、破損することも考えられます。

そこで耐震マット(プロセブン)や着脱可能なT字型固定具を使ってピュアラーと連結させました。

いずれも金具を使っての固定ではないので、ピュアラー本体に傷をつけない他、メンテナンスの時に外すことも可能であるといった利点があります。

透析施設備品の地震対策〜撹拌機、トキシノメーター

2011年09月13日 23時35分59秒 | クリニックでの取り組み


こやまクリニック機械室にある撹拌機(手前)とトキシノメーターミニ(奥)です。

台の隅にあるので大きな地震で下に落ちる危険性があったため、東日本大震災後の新規対策の一環として耐震粘着マット(プロセブン)で裏面を固定しました。

援腎会 鈴木先生よりスライドを頂きました

2011年09月07日 00時22分36秒 | クリニックでの取り組み
先日福島県郡山市にある透析施設「援腎会すずきクリニック」院長の鈴木先生より、パワーポイントのスライド『透析クリニックが被災して』を送っていただきました。

東日本大震災での大地震、そしてその後の原発事故に見舞われた透析施設の体験と教訓をまとめた資料です。

立川断層に近い国分寺市にあるこやまクリニックでも、防災対策を進める上での貴重な資料として活用したいと思っています。

この場を借りまして、鈴木先生に改めてお礼申し上げます。

三多摩腎疾患治療医会〜災害時情報伝達訓練

2011年09月01日 23時26分57秒 | クリニックでの取り組み
本日9月1日、三多摩腎疾患治療医会(http://santama.saigai-touseki.net/)にて、震災発生を想定しての被災状況報告訓練が行われました。

こやまクリニックでも、訓練として被災状況報告掲示板への書き込み、ならびにメーリングリストへの投稿を行いました。

なお、機械室の大型装置への耐震器具設置は近々実施される予定です。現在取り付け工事に向けた最終確認を行っている状況です。

院内での耐震固定器具設置を進めています

2011年07月14日 16時06分51秒 | クリニックでの取り組み
東日本大震災の後も、震度5強レベルの地震が各地で相次いでいます。

こやまクリニックではこうした現状をふまえ、院内にあるキャビネット、カルテ棚、食器棚、冷蔵庫、更衣室のロッカー、パソコン、検査機器等の地震対策を早急に進めています。

その目的は、関東地方に再び強い地震が来てもクリニックで大きな被害を起こさないようにするというものです。

●大型キャビネットやカルテ棚の転倒による重傷者の発生を防ぐ。
●出入口や非常口がふさがれないようにすることで、緊急時の避難経路を確実に空けておく。
●パソコンや検査機器の転倒による故障を防ぎ、業務再開への障害をなるべく回避する。
●収納された中身が散乱することによる損害を減らし、後片付けの手間を少しでも軽くする。



今回は院長の承認を得て、様々な地震対策グッズを購入するための予算が確保されました。


■逃げ道をふさがないために



普段通行しない避難口は、しばしば物置のようになりがちです。こやまクリニックでは消防の指導に基づき非常口付近をしっかり空けてありますが、地震が起きると棚が倒れてきて人が通れなくなるおそれが残っていました。



今回はお弁当温め機とその下の棚、湯沸かしポットの置かれた食器棚を壁に固定しました。これで非常口への通路がいざという時に通れず使い物にならなくなる可能性を大幅に減らすことがきました。


■小さな機器も地震で壊さないために



どんなに小さな機器も、大きな地震で吹き飛ばされ壁に激突すれば壊れてしまいます。

品薄がひどく物流が滞っている災害時に、代わりとなる機器を買い直すことは非常に困難です。こやまクリニックでは撹拌機のような小さい機械も含め、プロセブン耐震マット等で固定することにしました。

大型装置の固定を計画中です

2011年07月14日 16時03分45秒 | クリニックでの取り組み
透析施設には、RO装置をはじめとして水を浄化するための大型装置がいくつも置かれています。大きな物では水を入れて運転している状態で1トン半以上になる物もあります。

過去の震災では、こうした大型装置の転倒と配管の損傷で水漏れ事故を起こしたり、周囲にある備品が損壊したりといった被害が報告されています。大地震では冷蔵庫さえ宙を飛ぶと言われていますが、透析施設でも重くて大きな機械が跳ねてずれたり倒れたりする可能性が高くなります。

こやまクリニックでは3月の東日本大震災を機に、透析施設の心臓部でもある機械室の地震対策と被害軽減努力を進めることになりました。


■現在、大型の水浄化装置固定の準備中です

今回は、静岡にある株式会社セノに問い合わせを行い、設置器具の選定を依頼している最中です。

セノ社は東海地震に備えた耐震固定金具を静岡の学校、給食センターに広く納入されているほか、福島第二原発、自衛隊基地、パナソニック工場、東北ニプロ工場、大手半導体工場、東大病院、名古屋大学医学部などで工事を行った実績があるとのことです。

昔工事を行った福島や静岡の施設からは強い地震でも設備が無事だったとの報告が複数寄せられているそうで、こやまクリニックでも実績のある同社に相談してみることにしました。

先日、設置場所とその階数、装置の大きさ等を元に構造計算書を作ってもらいました。現在は想定される大地震で必要となる固定器具の提示を終え、最終的な相談の段階に入っています。


■現地調査と事前の製品デモ

今回は、現地調査のついでに、震度7発生台を使った耐震マット(プロセブン)の性能確認デモンストレーションを実施していただきました。



取締役の小林さんによる実演です。ワイヤーだけが並んでいるメタルラックでは耐震マットと接する部分の面積が大幅に減ってしまいますが、それでも機械や薬品の瓶が落ちない様子を見せていただきました。



手の空いているスタッフが集まって、説明を聞きました。



デモンストレーションの動画です。耐震マットの使用で、様々な医療機器の被害を防止できることが期待されます。


■こやまクリニック機械室の配管



こやまクリニック機械室の配管は、施設を建設した当初からフレキシブルチューブを採用しています。園芸ホースのように柔らかくて曲げられるので、地震の大きな揺れで過重がかかってもパキンと折れたりする心配が無いのが特徴です。

こうした可動配管があれば、大型装置が多少動いても配管がちぎれずに済むことは確かです。しかし許容範囲以上の距離を動いてしまえば損傷が起きてしまいますので、水処理装置自体の耐震処置が欠かせません。

JR東日本、夏の節電特別ダイヤ

2011年06月16日 21時20分34秒 | 交通・通院手段速報
http://www.jreast.co.jp/press/2011/20110605.pdf

電力使用制限令にもとづく夏の運行削減特別ダイヤがJR東日本から発表されました。

2011年6月24日(金)〜2011年9月22日(木)の平日には、国分寺を含む東京駅-立川駅区間が普段の9割に減らされるとのことです。

透析室にバールやヘッドライトの入った用具袋を設置

2011年06月14日 00時49分02秒 | クリニックでの取り組み
先日、透析室向けの災害マニュアルが完成しました。

これに伴い、震災時に役立つと思われる脱出用バール工具、作業用革手袋、防塵マスク、LED懐中電灯、LEDヘッドライト、十徳ナイフ、情報収集用AM/FMポケットラジオ、乾電池等の入った作業用具袋を透析室に新規設置しました。

停電用ビジネスフォンを設置しました

2011年06月14日 00時44分43秒 | クリニックでの取り組み


6月12日(日曜日)に、院内ビジネスフォンシステムに停電専用電話機を増設しました。

こやまクリニックの電話(042−328−0035)は複数の外線を受けるのに対応しているシステムですが、ISDN回線を利用しているため、停電してしまうと通話ができなくなるという問題点がありました。

今回この問題を解決するための、停電時対応電話機を同じビジネスフォンシステムの中に増設しました。

仮にこやまクリニックの部分で停電しても、NTTの電力設備が停電せずからISDN回線を通じて電気が供給されている限りは通話ができるというものです。

通常のビジネスフォン電話と違い停電時は複数の外線を受けられない、クリニック内の内線機能は使えない、といった制限はありますが、オフィスの停電対策としては非常に有効な準備だとされています。

パソコンへの無停電電源装置(UPS)増設が完了

2011年06月14日 00時35分50秒 | クリニックでの取り組み
先日、こやまクリニックのパソコンに停電対策のバッテリー装置(無停電電源装置=UPS)を取り付けました。

これにより、猛暑における予期しない突然の大規模停電によってパソコン内部が破損し大事なデータが失われるのを防ぐことが期待できます。

これまでは透析機器を統括するJMS社提供のサーバ機のみに、無停電電源装置が取り付けられていました。

今回は以下のデスクトップパソコン等に、小型の無停電電源装置を新規に取り付けました。
 ・事務室の経理パソコン、レセプト作成レセコン
 ・診察室の血液検査データ受信パソコン
 ・透析室の装置ネットワーク管理マシン
 ・透析室のコンソール監視パソコン
 ・透析室のスタッフ用パソコン

なお、透析室のJMS遠隔操作用ISDNモデムについては、電話回線を停電時の有害な衝撃から守る端子に接続する形に変更しました。

防災のてびきとカリウム吸着剤の配布〜結果報告

2011年06月02日 23時41分02秒 | クリニックでの取り組み
以前お知らせした透析者用『防災のてびき』は皆さんに無事配布を済ませることができました。

災害時対策用に割安で有償配布していたカリウム吸着剤も多くの方が関心を示してくださり、院長も「皆さんが防災意識を持ってくれてありがたい」と大変喜んでいました。

現在スタッフ用てびきの改訂作業中です。こやまクリニック版の透析室・事務向け防災マニュアルについては、来週始め頃にはクリニックホームページにも掲載できるようになる見込みです。

カリウムを下げる薬(防災用)購入を希望される方へ

2011年05月20日 23時33分20秒 | 患者さんへお知らせ・お願い
先日お配りした『防災のてびき』にも書かれていますが、災害が起きて透析をなかなか受けられない場合、体の中のカリウムがどんどん高くなってしまい大変危険です。

被災してから最初の透析を受けるまでの長い期間を乗り越えるには、カリウムを下げる薬を備蓄しておくことが欠かせません。

現在こやまクリニックではカリウム降下剤の共同購入を実施しています。同じ薬をまとめて多数仕入れることで、皆さんに1包あたり6円のお得となる割安価格で提供することが可能になりました。

防災袋に入れたり、仕事場のロッカーに入れたりしておきたいという方にお勧めです。購入希望者は院長までお知らせください。

【非常用のカリウム降下剤について】

2011年5月11付で院長が配布したプリントにもある通り、災害時に飲むためのカリウム降下剤については保険が適用できないとのことです。

院長が厚生労働省、都庁、支払基金等に電話で問い合わせましたが、いずれも「予防的な使い方なので、保険適用は無理です。実際にいつ飲むのかという使用時期もはっきりしていない薬を、普通の処方薬と同じように扱うことはできません。自費で購入すべきものです。」との回答でした。

災害対策としてのカリウムを下げる薬が自費購入となる件について、なにとぞご理解いただければ幸いです。

『防災のてびき』配布予定について

2011年05月06日 17時01分12秒 | 患者さんへお知らせ・お願い
今回ホームページに掲載した『防災のてびき』は、来週以降紙に印刷したものを配布予定です。 

【防災のてびき】目次

2011年05月06日 15時28分49秒 | 防災のてびき
東京都国分寺市にある透析専門施設『医療法人社団こやま会 こやまクリニック』が、院長監修のもと作成した防災のてびきです。

こちらは、自治体が配布している災害時透析マニュアル、地元国分寺の防災計画書、国内にある色々な透析施設の防災マニュアル、阪神・中越・東北等の大震災を経験された医療関係者や患者の体験談、市販の防災マニュアル数冊、ライフライン関連会社の防災ページ等を参考に作成したものです。

パソコンと携帯の両方から見られるようにブログに掲載することとなりました。


こやまクリニック『防災のてびき』目次

表紙
普段からの準備
防災袋に入れる物〜チェックリスト
家に備蓄しておく防災用品
クリニックでの透析中に大地震が来た場合は
自宅にいる時に大きな地震が来た場合は
こやまクリニックへの緊急連絡方法
震災の後で自宅から透析を受けに行く
よその地域で震災に遭ってしまったら
別の透析施設に行かなければならない場合
震災時の医療と透析
被災生活における透析者の食事
被災生活における病気対策
避難所に入ることになったら
震災による原発問題に備えて
インターネットで入手・印刷しておきたい災害時透析のてびき

【防災のてびき】インターネットで入手・印刷しておきたい災害時透析のてびき

2011年05月06日 15時15分21秒 | 防災のてびき
ページ数が多く、写真がたくさん載っている防災てびきをインターネットから入手して、印刷することもできます。

パソコンが使えない人は、パソコンが使えるご家族に頼むなどして印刷してもらいましょう。

三多摩腎疾患治療医会 透析患者用防災の手引
http://santama.saigai-touseki.net/tosekiiryo_manual.pdf
東京都が作成した災害時透析医療マニュアルの抜粋です

東京都区部災害時透析医療ネットワーク 災害時の手引き
http://www.tokyo-hd.jp/manual/manual04.pdf
23区用ですが、イラストが多くわかりやすいマニュアル書です